Securitize、Santander InnoVenturesとMUFG、野村ホールディングスが1400万ドルの資金調達を支援

Securitize 2019年09月25日 11時51分
From 共同通信PRワイヤー

Securitize、Santander InnoVenturesとMUFG、野村ホールディングスが1400万ドルの資金調達を支援

AsiaNet 80706 (1820)


【サンフランシスコ2019年9月24日PR Newswire=共同通信JBN】
*資金調達ラウンドはKDDIや三井不動産、Kenetic Capital、Fenbushi Capitalも参加し、アジアでのデジタル証券への関心の高まりを明らかにした

ブロックチェーン上で法令順守のデジタル証券を発行、管理する信頼されるグローバルソリューションであるSecuritize(リンク )は、世界最大手銀行3行を含む支援企業から1400万ドルの戦略資金を調達した。3行はBanco Santander(ベンチャーキャピタル部門のSantander InnoVenturesを介して)、MUFG(法人ベンチャーキャピタル完全子会社の三菱UFJイノベーション・パートナーズ経由)、野村ホールディングスで、Securitizeは旧来の証券業界を変革するテクノロジープラットフォームの開発をさらに推し進める。

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Securitizeのカルロス・ドミンゴ創業者兼最高経営責任者(CEO)は「Santander InnoVenturesやMUFG、野村など主力戦略投資家や主要ブロックチェーン投資家の参加は、従来の金融市場にとってデジタル証券がいかに革命的であるかを物語る。Securitizeに対するこうした投資によってわれわれは、業界をリードする処理技術の普及と革新を加速し続けることができる」と述べた。

この最新の資金調達はSecuritizeのシリーズAラウンドに続くもので、資金調達総額は3000万ドルを突破した。既存のシリーズA投資家であるBlockchain Capital、SPiCE VC、SeedRocket4Foundersも今回のラウンドに参加した。こうした一流の国際金融機関の後ろ盾は、金融市場での証券化と機能を刷新するSecuritizeの技術力を証明している。

デジタル証券の2次取引と企業対応を法令に沿って管理するSecuritizeのDS Protocolは、現在では業界での採用率が最高で、11銘柄のデジタル証券が発行され、5銘柄が公開マーケットプレースで取引され、さらに数十銘柄が準備中である。

Santander InnoVenturesのパートナーで投資ヘッドであるマニュエル・シルバ・マルチネス氏は「当社はブロックチェーン技術を通じてわれわれの業界インフラのコア部分を再設計する企業を支援しており、Securitizeは当社ポートフォリオに当然加えるべきで、それによってSantanderは新興デジタル証券市場に参加できる。われわれはカルロス氏や彼のチームと協力し、金融市場業界を大幅に変革できることを大変うれしく思う」と話した。

三菱UFJイノベーション・パートナーズ(MUIP)の鈴木伸武社長兼最高経営責任者(CEO)は「金融サービス業界内で、デジタル証券はますます分散台帳技術の有力使用例になりつつある。Securitizeはこの急成長分野で大手ソリューションプロバイダーに浮上してきた。MUIPはSecuritizeへの投資を通じて、戦略的関係を確立し、将来さらなる協力態勢を高めていきたい」と語った。

この投資ラウンドでは、アジアでのデジタル証券に対する意欲の高まりも実証し、日本の最大手通信会社KDDIのコーポレートベンチャー部門である「KDDI Open Innovation Fund」、世界最大の不動産開発会社である三井不動産のイノベーション部門「31VENTURES」、香港の大手ブロックチェーンVC企業のKenetic Capital、中国初のブロックチェーン専門ベンチャーキャピタル企業のFenbushi Capitalも参加した。

さらにTezos FoundationとAlgo VCは、TezosおよびAlgorandのブロックチェーンでの証券デジタル化でSecuritizeと戦略協力するため、ラウンドに加わった。

Tezos Foundationボードメンバーのフーベルトス・トーンハウザー氏は「Securitizeはオンチェーン・デジタル証券の先駆者で、強力な創業者チームを抱える。Tezos Foundationの使命は、Tezosを高める関連プロジェクトと事業へ戦略投資することなので、われわれは完璧な組み合わせを見いだした」と話した。

Securitizeは2018年11月、シリーズAラウンドで1275万ドルを調達した。参加したのは第1線級のブロックチェーン投資企業のBlockchain Capital(リンク )、Coinbase Ventures (リンク )、Ripple Ventures (リンク )、Global Brains、NXTPなどだった。

▽Securitizeについて
Securitizeは法令順守のデジタル証券を組成し管理する信頼されるグローバルソリューションを提供する。Securitizeのコンプライアンス・プラットフォームとプロトコルは、デジタル証券(証券トークン)の発行と管理のための実証済みフルスタック・ソリューションである。Securitizeの革新的なDS Protocolは業界で最も採用率が高く、複数の市場で同時にスムーズな完全法令順守の取引を可能にする。Securitizeが立ち上げた複数のデジタル証券はすでに世界の公開マーケットプレースで取引されており、また多くの銘柄が準備されている。

Santander InnoVentures(SIV)は、Banco Santanderの2億ドルのコーポレート・ベンチャーファンドである。SIVはフィンテックと関連分野のスタートアップ企業に投資し、その成長を後押しし、卓越した起業家とチームを支え、Santander Groupの資金と規模、専門知識で応援する。2014年の創業以来ファンドは25社以上に投資し、銀行が支援するフィンテックコーポレートベンチャーとしては世界で最も活発である。ファンドのポートフォリオ企業の70%以上が現在、Santanderと戦略契約している。詳しい情報はリンク を参照。

▽MUFGと三菱UFJイノベーション・パートナーズについて
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は世界有数の金融グループ。東京に本社を置き、360年以上の歴史を持ち、50カ国以上の約3000拠点にグローバルネットワークを広げている。グループの従業員は1万8000人を超え、商業銀行業や信託銀行業、証券、クレジットカード、資産運用、リースなどのサービスを提供する。グループが目指すのは、営業企業間での密接な協力、顧客のあらゆる金融ニーズへの柔軟な対応、社会貢献、より良い世界に向けた持続可能な成長共有の育みを通して、「世界で最も信頼される金融グループになること」。MUFGの株式は東京、名古屋、ニューヨークの各証券取引所で取引されている。詳しい情報はリンク を参照。

三菱UFJイノベーション・パートナーズ(MUIP)はMUFGが1億8500万ドルで新たに設立したコーポレート・ベンチャーキャピタルで、グローバルなフィンテック企業と関連スタートアップ企業への投資に特化している。詳しい情報はリンク を参照。

▽野村グループについて
野村はアジアを本拠とする金融サービスグループで、世界30カ国以上に広がる統合グローバルネットワークを持つ。リテール、資産運用、ホールセール(グローバル・マーケッツ・アンド・インベストメント・バンキング)、マーチャントバンキングの4部門を通して、個人や機関、法人、政府のニーズに対応する。1925年創業の同社は、洗練された起業家精神に基づき、創造的なソリューションと熟慮した思考指導性で顧客に貢献している。詳しい情報は//www.nomura.com/ を参照。

▽Tezosについて
Tezosはセルフアップデートによって進化するブロックチェーンである。プロトコルの手直しはステークホルダーが投票して、提案を合意形成し、安全で組織的なアップグレードシステムが形成される。プロトコルのオンチェーン・ガバナンスシステムとプルーフ・オブ・ステーク(PoS)、公式認証する機能により、Tezosanはスマートコントラクトやセキュリティ・トークン・オファリング(STO)を含むデジタル取引の理想的な長期ソリューションになっている。Tezosは完全に分散化され、Tezos Foundationの役割は、プロトコルとエコシステムの発展と長期成長を支えることである。詳しい情報はリンク を参照。

▽問い合わせ先
Aidan O'Connor
+1-646-818-9283
aoconnor@prosek.com

ソース:Securitize

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