FromプラネットVol.117<パソコンに関する意識調査>

女性は“スマホ派” 男性は“パソコン派”?…その使い方にも違いが
~高齢層の男性はパソコンで、若年層の女性はスマホで「ネットショッピング」~



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 国内1,300社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上正勝)は、消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする 『Fromプラネット』 の第117号として、パソコンに関する意識調査の結果をご紹介します。未掲載のデータもご提供できますのでお気軽にお問い合わせください。


20代のノートパソコン使用率はスマホ使用率の半分

 パソコンやスマートフォン(スマホ)などのIT機器は、今や暮らしの中にすっかりとけ込んでいます。今回は9月28日のパソコン記念日にちなみ、「パソコン」についてアンケートを実施。ふだんパソコンで何をしているかや使っているパソコンの購入時期など、スマホとも比較しながら、パソコンの使用状況を探りました。
 はじめに、ふだん自宅など私用で使っているIT機器は何かを聞きました。すると、20代から50代まで、ほとんどの年代でいちばん使われているのが「スマートフォン」。次いで「ノートパソコン」「デスクトップパソコン」の順でした。スマホとパソコンとは若年層ほど落差が大きく、20代の「ノートパソコン」使用率は「スマートフォン」の約半分。しかし、「デスクトップパソコン」も「ノートパソコン」も年代とともに上昇し、60代以上になると「ノートパソコン」が「スマートフォン」を追い抜いて、トップになっています。
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若者はパソコン離れしていない

 男女別・性年代別に見ると、まずは男女の違いが顕著です。「デスクトップパソコン」「ノートパソコン」は男性のほうが高く、「スマートフォン」は女性が上回っています。男性では20代でも、4人に1人が「デスクトップパソコン」を使用。女性の60代以上よりも高くなっていました。さらに、「ノートパソコン」については、20代の男性では5割以上が、女性でも3人に1人が使用しています。“若者がパソコン離れしている”と言われる中、意外ですね。
 一方で、パソコンとスマホとのギャップが際立っているのが、女性の若年層。女性の20代で「デスクトップパソコン」は1割以下なのに、「スマートフォン」は9割近くに上っています。20代女性の日常はスマホから離れられないようです。
 

ウェブの閲覧、ショッピング…パソコンもスマホも主な用途は同じだが

 次に、パソコンを何に使っているかを聞きました。同じ質問をスマホの使用者にも答えてもらい、比較したのが表2です。
[パソコン][スマートフォン]ともに、1位は「ウェブサイト・ニュース・ブログなどの閲覧」。[パソコン]では、次いで「ネットショッピング」、「動画・映像コンテンツ・音楽の視聴」の順。この2つは[スマートフォン]でも3位と4位です。順位の入れ代わりや数値の違いはあれど、上位5項目は[パソコン]も[スマートフォン]も同一でした。
 しかし、6位以降から、パソコンとスマホの違いが見えてきます。[パソコン]の7位には「年賀状の作成」、9位には「CDやDVDの再生・視聴」など、一般的にスマホではできない項目がランクイン。一方で、[スマートフォン]では、6位に「SNS(ツイッター、インスタグラム、フェイスブックなど)」が挙がっていることに注目。同じ「SNS」が[パソコン]では13位。SNSはパソコンでもスマホでもできますが、スマホを使っている人が圧倒的に多いようです。
 さらに特徴的なのが男女差。[パソコン]では、ほとんどの項目で男性のほうが高く、反対に[スマートフォン]では女性が上回っています。パソコンは男性が、スマホは女性がよく使っていることを反映しているのでしょう。
[パソコン]で最も男女差が大きいのは「動画・映像コンテンツ・音楽の視聴」、次いで「ネットバンキング」と「株・投資・為替などのネット取引」。一方、[スマートフォン]では「写真データの保存やプレビュー」で最も差が大きく、次いで「メール・コミュニケーションアプリなどの利用」「ネットショッピング」。男性はより“パソコン派”、女性はより“スマホ派”と言えますが、その使い方にも違いがありそうです。
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性年代で違う、パソコンですることスマホですること

 表2の結果をさらに性年代別で比べました。全体として、男性の50代・60代以上ではスマホよりもパソコンですることが多く、女性の20代~40代はたいていのことをスマホで済ませているようです。たとえば「ネットショッピング」。男性の60代以上は[パソコン]では8割ですが、[スマートフォン]では2割しかいません。これに対し、女性の20代は[パソコン]では3割なのに、[スマートフォン]では7割近く。逆の傾向です。
 一方で、年代差よりも男女差が際立つ項目もあります。たとえば、「動画・映像コンテンツ・音楽の視聴」。女性の20代・30代はスマホで視聴する人が圧倒的に多いけれど、男性は同じ20代・30代でも、スマホよりパソコンのほうが高いのです。「写真データの保存やプレビュー」も、男性は20代を除いてパソコンのほうが高いのですが、女性ではほぼ全年代でスマホのほうが高くなっています。女性にとってはスマホで写真を撮ったり見たりすることは日常の一部。でも男性は、スマホではなく、本物のカメラや機材を使いたいのかもしれません。
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大画面、文字の打ちやすさだけじゃない…パソコンを使う理由

 パソコンを使っている人にパソコンを使う理由や(スマホ・タブレットと比較した)メリットを、使わない人には使わない理由を聞きました。使う理由の1位は「画面モニターが大きい(閲覧や作業がしやすい)」、2位は「(キーボードだから)文字が打ちやすい」。ハード面の特徴が上位に挙がっています。しかし、男女差に注目するとほとんどの項目で男性が女性を上回り、その差が最大なのが「高機能・高性能、汎用性が高い」。男性では3人に1人が回答していました。スマホで得られない機動力をパソコンに求めている男性もいるようです。一方で、パソコンを使わない理由の1位は「必要性がないから」、2位が「スマートフォンやタブレットを使っているから」。3位以下は1ケタでした。男女差では女性のほうが高い項目が多く、とりわけ女性にとって、“スマホがあればパソコンは要らない”というわけです。


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5年は使っている?…パソコン購入年は「2年以上前~5年以内」が最多

 パソコンを使っている人に、いつ頃(何年前)購入した機器かを聞くと、最も多かったのは「2年以上前から5年以内」、僅差で「5年以上前~10年以内」が続きました。一度買ったものを長く使っている人が多いことがわかり、少しほっとしますね。スマホを使うようになったとしても、スマホに完全移行するのではなく、使い分けや併用をしていると推察されます。
 最後に、パソコンの利用術を具体的に教えてもらったところ、「時間がかかる作業がパソコンで、すぐに物事を知りたいときはスマホ」などとあるように、やはりスマホと使い分けている様子がうかがえました。スマホの普及によりパソコンでしかできないことは少なくなりました。そんな今だからこそみんながパソコンをどう使っているのか、気になる回答の数々を紹介します。

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調査機関:インターワイヤード株式会社による、「パソコン」に関する意識調査。
期間:2019年7月30日~8月5日、インターネットで1,117人から回答を得ています。

株式会社プラネットとは リンク
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。

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Tel : 03-6432-0482 / E-mail : koho-pr@planet-van.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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