アクセンチュア、2019年9月1日付けでジュリー・スウィートを最高経営責任者に、デヴィッド・ローランドを取締役会会長に任命

【ニューヨーク発:2019年7月11日】
アクセンチュア(NYSE:ACN)の取締役会は、2019年9月1日付けでジュリー・スウィート(Julie Sweet)を最高経営責任者(CEO)に任命したことを発表します。また、2019年9月1日付けで、暫定CEOのデヴィッド・ローランド(David Rowland)は取締役会会長に就任し、現在、非常勤会長を務めているマージ・マグナー(Marge Magner)は筆頭社外取締役の職責に戻ります。

スウィートは現在、アクセンチュアの北米地域のCEOを務めています。北米地域はアクセンチュアにとって最大の市場であり、2018年度には約180億ドルの売上高を達成し、フォーチュン500企業の70%以上を顧客に抱えています。これまでスウィートは、アクセンチュアのゼネラルカウンシル、秘書、最高コンプライアンス責任者を務めてきました。スウィートはアクセンチュアの経営メンバーとして、10年近くにわたって事業および投資戦略で重要な役割を果たしてきました。アクセンチュア入社以前は、法律事務所クラバス・スウェイン・アンド・ムーアのパートナーを10年間勤めました。スウィートはCEO就任と同時にアクセンチュアの取締役に加わります。

暫定CEOのデヴィッド・ローランドは次のように述べています。「スウィートは力強いリーダーシップを発揮し、アクセンチュアにとって最大の市場の業績を向上させた立役者であり、アクセンチュアを未来へ導く最適な人物です。アクセンチュアは成長軌道にあり、この成長を継続させていくための揺るぎない体制が整っています。スウィートがアクセンチュアの新たなリーダーになることを嬉しく思い、また誇りに感じています。市場を牽引していく企業として円滑な交代ができるよう、スウィートをはじめとする経営陣と協力できることを楽しみにしています」

非常勤会長のマージ・マグナーは次のように述べています。「スウィートは、重要な顧客との関係構築力、絶え間なくイノベーションを探求する姿勢、社員やアクセンチュアのコア・バリューに対するコミットメントや、株主への価値還元への注力など、アクセンチュアを率いるのに不可欠な強いリーダーとしての豊富な実績と、幅広いビジネス経験を有しています。CEOに就任するスウィートと緊密に連携して取り組めることを楽しみにしています」

「また同時に、ローランドが取締役会会長として留まり、今までの経験をアクセンチュアの経営に活かしてくれることを心強く思います。ローランドは今回の交代の過程において、暫定CEOとしてアクセンチュアのビジネス成長を継続させ、社員を一つにまとめる理想的なリーダーの役割を果たしてくれました。スウィートをCEOに、そしてローランドを取締役会会長とする体制によって、アクセンチュアは市場における圧倒的に優位なポジションを築くことができるでしょう」

ローランドは取締役会会長として、スウィートの相談役や長期的な事業戦略にも関与していくなど、今後も積極的にアクセンチュアのビジネスに関わっていきます。また、アクセンチュアを代表して、世界中のお客様や主要な社外組織との交渉の責も担っていきます。

スウィートは次のように述べています。「CEOとしてアクセンチュアのような卓越した企業を率いることを非常に光栄に思っています。取締役会会長のローランド、そして素晴らしい経営陣と緊密に協力して職務に取り組めることを楽しみにしています。アクセンチュアは、業界の中でも特に優秀な人材と経営陣を擁しています。全社員で一致団結して、お客様に最高のサービスを提供し、株主の皆様に大きな価値を生み出し、そしてアクセンチュアで働く社員に他では経験しえない最高の機会を提供していくことで、次なる成長の波をとらえていきます」

2019年6月27日の2019年度第3四半期決算の発表時に示した、2019年度第4四半期および通期の展望についての変更はありません。

ジュリー・スウィート略歴
ジュリー・スウィートは現在51歳で、アクセンチュアの全世界における収益の50%近くを占める最大市場である、北米地域の最高経営責任者(CEO)を務めています。これまで10年近くグローバル経営委員会(Global Management Committee)のメンバーとして、アクセンチュアの投資戦略および成長戦略の中核を担ってきました。また5年間にわたってアクセンチュアのゼネラルカウンシル、秘書、および最高コンプライアンス責任者として、アクセンチュアの経営幹部および取締役に対する主席法律顧問を務め、M&A戦略をはじめとするアクセンチュアの数々の大型取引や複雑な商取引の実現に際し、積極的な役割を果たしてきました。

スウィートは社外においても、イノベーションやテクノロジーがビジネスに与える影響、インクルージョン&ダイバーシティなど、多岐にわたるテーマでリーダーの役割を果たしています。米国における深刻なスキル不足の問題に取り組み、包括的なイノベーションを実現する経済の創造を目指して、財界、教育界、政府を含めた各界のリーダーと連携し、全国的なプロフェショナルの育成制度の展開にも取り組んでいます。

またスウィートは、Catalystの取締役、TechNet Executive Councilのメンバーのほか、米国の主要企業のトップによって構成された、ビジネス重視の公共政策の推進を図るBusiness Roundtableの理事およびテクノロジー委員会議長も務めました。スウィートは2010年にアクセンチュアに入社するまで10年間、米国で最も著名な法律事務所の1つであるクラバス・スウェイン・アンド・ムーア(Cravath, Swaine & Moore LLP)のパートナーを務めました。スウィートは、クレアモント・マッケナ大学で学士号、コロンビア大学ロースクールの法務博士号を取得しています。

デヴィッド・ローランド 略歴
デヴィッド・ローランドは現在58歳で、2019年1月10日にアクセンチュアの暫定CEOに任命されました。ローランドは36年におよぶアクセンチュアでのキャリアにおいてリーダーとして要職を歴任し、アクセンチュアの成長戦略を策定する重要な役割を担ってきました。暫定CEOに就任するまでは、2013年7月からアクセンチュアの最高財務責任者(CFO)を務めていました。ローランドは長きにわたってアクセンチュアのグローバル経営委員会(Global Management Committee)のメンバーであり、またアクセンチュアとマイクロソフトとの合弁会社であるアバナードの監査委員会議長も務めました。CFO就任前は、6年以上アクセンチュアの財務領域のシニア・バイスプレジデントを務めたほか、アクセンチュアのオペレーション委員会の委員長も務めました。

アクセンチュアについて
アクセンチュアは「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を誇るデリバリーネットワークに裏打ちされた、40を超す業界とあらゆる業務に対応可能な豊富な経験と専門スキルなどの強みを生かし、ビジネスとテクノロジーを融合させて、お客様のハイパフォーマンス実現と、持続可能な価値創出を支援しています。世界120カ国以上のお客様にサービスを提供する48万2,000人の社員が、イノベーションの創出と世界中の人々のより豊かな生活の実現に取り組んでいます。
アクセンチュアの詳細は www.accenture.com を、
アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jp をご覧ください。

将来展望に関する記述については、以下のURLより、英語原文をご参照ください。
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