東京都事業 「Tokyo Robot Collection」先端技術を用いたサービス実証ロボットに係る公募選定結果について

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所 2019年07月12日 17時40分
From PR TIMES

株式会社NTTデータ経営研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川島 祐治、以下 当社)は、2019年6月10日~6月21日の期間において、下記3つのテーマ毎にサービス実証ロボットの公募を行いました。たくさんのご応募の中から、外部有識者による厳正な審査の結果、下記の通りロボットを選定しましたのでお知らせします。

それに伴い本事業名が「Tokyo Robot Collection」に決定いたしました。 今後の実証活動や報告に関しては、「Tokyo Robot Collection」の公式ホームページ(リンク)にて情報を発信してまいります。






本事業は、先端技術を用いたロボットによる新しい社会実装モデルをショーケース化することで、東京の未来
の姿とそれを⽀える日本の技術力を国内外へ発信することが目的です。
本事業では、東京都内に社会実装モデル実証フィールドを設定し、ロボットが人間と共存しつつサービスを提供することで、東京都の抱える社会的課題(労働力の確保、移動手段の充実、外国人観光客の受け入れ環境の整備など)を解決する姿を国内外へPRしていきます。
株式会社NTTデータ経営研究所は、「平成31年度先端テクノロジーショーケーシング業務委託」を東京都より受託し、本事業プロモーターを務めています。

1. 事業概要
東京都が委託した事業プロモーター(NTTデータ経営研究所)が、東京都の課題解決に資するロボットを募集し、実証フィールドごとに複数台選定して、実証に係る支援を行います。実証を通じて得られた結果をもとに、導入効果や有効性及び社会実装に係る課題等を検証するとともに、社会実装モデルのショーケース化に向け、本実証や先進的な取り組みを国内外に向けてPRします。

 <事業スキーム>
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2. 公募対象ロボット
将来、社会実装が可能な東京都内の実証フィールドにおいて、各実証テーマに沿った人間と共存しつつサービスを提供するロボット(産業用ロボットは対象外)を公募し、外部有識者等による審査を経て選定いたしました。選定ロボット等の詳細は、「Tokyo Robot Collection」公式ホームページにてご覧ください。

3. 実証内容
実証内容は以下の通りです。なお、実証内容や実施日時は変更となる場合があります。実施日時・場所等の詳細は決定次第順次、「Tokyo Robot Collection」公式ホームページにて掲載致します。
※実証テーマは実証日時順に掲載しております。

A. コミュニケーションAI育成

実証場所: JR品川駅中央改札内(エキュート品川入口前)
実証フィールド提供者:東日本旅客鉄道株式会社
実証日時: 2019年7月22日(月)13:00~17:00、 23日(火)10:00~17:00

実証するフィールドの特徴 :
都内の主要交通機関として日々都民の生活を支える「駅」を中心としたフィールドです。通勤、通学での利用のみならず、国内外からも多数の観光客を迎える重要な交通手段を提供するフィールドとなります。
2019年にはラグビーワールドカップ、2020年にはオリンピックやパラリンピックを控え、海外からも多数の訪日客をお迎えすることになります。日本人利用者の他にも、訪日観光の方向けに多言語での質問等への対応が強く求められており、駅社員の仕事をサポートするさまざまなロボット活用が検討されています。
一般の方が多数利用される空間であり、便利で快適な、かつ安全なサービスを、AIロボットを用いて提供する実証を行います。

実証内容 :
多様な利用者が想定される駅において、利用者からの質問対応を行うAI案内ロボットの実証実験を実施します。雑音等が想定される駅の実空間において、AIシステムを用いた対話の精度、音声認識、発話機能の評価など、駅での導入に向けた基礎評価を行います。

選定ロボット:
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B. 街全体のロボット実装化に向けた実証
実証場所: 第5回竹芝夏ふぇす(竹芝客船ターミナル)
実証フィールド提供者:一般社団法人竹芝エリアマネジメント
実証日時: 2019年8月21日(水)~23日(金) 17:30~21:00 ※雨天中止

実証するフィールドの特徴:
2020年に向け、東京の空と海の玄関口に位置する竹芝地区では、都市再生ステップアッププロジェクトをベースとして、スマートシティ、スマートビルを形成することで国際ビジネス拠点を目指した開発を進めています。将来は、街づくりにロボット等の次世代先進技術を活用し、街の活性化や課題解決を目指しています。
同エリアで行われる竹芝夏ふぇすは、竹芝ふ頭を活用するイベントとして2015年より実施され、本年度で5回目の開催となります。地域活性化を目的とし、音楽ライブ及び飲食空間(ビアガーデン)の提供、プロジェクションマッピングを実施するほか、本年度は、会場のあらゆる場所でロボット実証を行います。来場客数は6000人程度を見込んでおり、多くの来場者にロボット事業のPRが可能です。

実証内容:
本実証は夏ふぇすと同時開催であるため、課題解決に資するものだけでなく、エンターティメント性に富んだ実証を行います。
・飲食調理・移動販売・客引き、案内等のコミュニケーション・警備・パーソナルモビリティ
・その他、夏ふぇすと関連性が高い実証

選定ロボット:
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C.  ロボットとエレベータが連動した次世代型施設管理構築
実証場所: 丸の内・大手町・有楽町周辺のオフィスビルを予定
実証フィールド提供者: 三菱地所株式会社
実証日時: 2019年12月中旬頃を予定

実証するフィールドの特徴:
三菱地所株式会社が所有又は管理する丸の内・大手町・有楽町周辺のオフィスビルを使用します。実証フィールドとなるビルは決定後に調整します。
実証フィールドでは、オフィスビルへの訪問者、従業員等が共生する空間での実証を想定します。ただし、ロボットのエレベータ乗り込み時や乗降時は、安全配慮から実証関係者のみの制限を設ける可能性があります。

実証内容:
将来的に複数のロボットが完全自律でエレベータ移動を行うことを見据えた実証を行います。オフィスビル内エレベータとロボットを連動させ、ロボットが自律してエレベータに乗り込み、他階へ移動し、乗降することを想定します。

選定ロボット:
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「Tokyo Robot Collection」公式ホームページ
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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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