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ベストセラー『10歳の放浪記』の上條さなえが、子どもの貧困、学力格差、米軍基地問題など、沖縄の現実を描いた児童書を書き下ろし!



月と珊瑚(るなとさんご)
上條さなえ

[画像: リンク ]


ISBN978-4-06-516222-4
定価:本体1400円(税別)


描かれるのは、「今の沖縄」を生きる少女たち

「わたしは、六ねんせいになったので、べんきょうをがんばります。」
ひらがなだらけの作文を、クラスメートに「あなた、ほんとに六年生?」ってばかにされた。私は、「勉強をしよう」って、本当にそう思った。まず、どうすればいい。そうだ、漢字を書けるようにしよう。日記だ。日記を書こう。これはちかいだ――。

勉強ができないことを恥ずかしいと感じ始めた珊瑚(さんご)のクラスに転校してきたのは、まるで『ベルサイユのばら』のオスカルのような、月(るな)という少女でした。
珊瑚の日記に描かれるのは、エイサーを舞う姿が意外とかっこよかったり、ひいおばあちゃんが辺野古に座りこみに行って捕まってしまったり、耳をつんざくような戦闘機の轟音を聞くだけ機体の種類を当ててしまったり、その逆に轟音が聞こえると耳をふさいで動けなくなってしまったりする友だちの姿です。
珊瑚の日記からは、子どもたちが目にして、感じている「今の沖縄」が浮かび上がってきます。
子どもの貧困、学力の差、沖縄文化の継承、そして米軍基地問題……。沖縄に移住した作者が、長年にわたってあたためてきたテーマが花開きました。新たな児童文学の可能性がここにあります。
【対象:小学校高学年以上】


【著者プロフィール】
1950年、東京都に生まれる。小学校教員を経て、1987年、毎日新聞社主催の《小さな童話》大賞で選者賞を受賞した『さんまマーチ』(国土社)で児童文学作家としてデビュー。両親が別居した際に父に引き取られ、小学校にも通わせてもらえずホームレス同然の暮らしを送った体験を『10歳の放浪記』(講談社)としてまとめ、ベストセラーになる。他の著書に、『キャラメルの木』(講談社)、『ぼくのおじいちゃん、ぼくの沖縄』(汐文社)、『わすれたって、いいんだよ』(光村教育図書)、『童話を書きたい人のための本』(角川学芸ブックス)など多数。作家生活の傍ら、埼玉県の児童館館長を11年間務めたほか、2002~2006年、埼玉県教育委員会の教育委員、同委員長を務めた。現在、沖縄県在住。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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