AutoGridが日本のエナリスと大規模なバーチャルパワープラントで契約したと発表

AutoGrid 2019年06月18日 09時44分
From 共同通信PRワイヤー

AutoGridが日本のエナリスと大規模なバーチャルパワープラントで契約したと発表

AsiaNet 79240 (1088)


【レッドウッドシティー(カリフォルニア州)2019年6月17日PR Newswire=共同通信JBN】
*AutoGridが日本の電力サービス・取引会社と共同で世界最大のエネルギー蓄電型バーチャルパワープラント(VPP)を開発

エネルギー業界向け柔軟性管理ソフトウェアのリーダーであるAutoGridは17日、日本での最新プロジェクトを発表した。蓄電型のバーチャルパワープラント(VPP)事業において資産規模で世界最大となる。このプロジェクトでは、2020年から2021年の間にVPPに1万を超える資産の追加とその後の急成長が予想されている。

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今回の提携のもとに、AutoGridは日本の電力サービス・取引会社である株式会社エナリスにVPPと顧客エンゲージメントソフトウェアを供給し、需要応答(DR)と分散型エネルギー資源(DER)から電力を集約、送電、市場投入を実施する。

今回の提携によってエナリスはDR資源を大規模な電力ブロックに組み込み、発電設備容量市場への販売が可能になる。プロジェクトの第1段階は今年後半に始まり、大規模で送電可能なDRポートフォリオとなる。

第2段階では、エナリスが太陽光発電パネル、電力貯蔵システム、熱電併給(CHP)ユニット、電気自動車用バッテリーなどを含むビハインド・ザ・メーター(behind-the-meter)DERを統合するために、DRと並んで全面的にVPPを展開できるようになる。AutoGrid Flex(TM)プラットフォーム(リンク )を使用してエナリスは、日本の小売り電力と発電設備容量市場に参入するため、顧客からのDERを送電可能なバーチャルリソースに貯蔵するようになる。

エナリスの小林昌宏代表取締役社長は「太陽光発電と蓄電コストが減少を続け、新たな発電設備容量市場が開設されるにつれ、DERとDR資源は日々の当社のオペレーションにおいて重要な要素になっている。AutoGrid Flexの実績あるAI駆動型の包括的な分散型エネルギー管理ソリューションの提供を受け、当社独自のDERとDR資源や顧客のそうした資源をリアルタイムで完全に活用できる」と述べた。

AutoGridは顧客ブランドでクラウドベースのソフトウエアソリューションを供給し、それによってエナリスはプログラム設定、顧客登録、監視と予測、イベント発信、イベント通知、測定と検証(M&V)を含むVPPのあらゆる局面を管理できるようになる。エナリスは、AI駆動型DER管理にAutoGrid Flex(TM)プラットフォームを利用し、AutoGrid Engage(TM)(リンク )を利用して顧客のマーケティング、申し込み、参加を支援する。

AutoGridの最高経営責任者(CEO)であるアミット・ナラヤン博士は「日本は柔軟なエネルギー供給をより多く必要とする大規模な市場変化の真っただ中にいる。われわれはエナリスと協力してこの重要な課題に応えるスケーラブルなプラットフォームを提供することに興奮している」と語った。

AutoGridとエナリスの契約は、日本などの国際市場で存在感を高めようとするAutoGridの戦略方針を反映している。日本のエネルギー市場改革(リンク )によって、大幅な規制改革が続いている。今年3月には、日本の商業用・産業用太陽光セグメントの固定価格買取価格(FiT)は22%削減され、2020年のレビュー後には住宅セクターが追随すると予想されている。新エネルギー市場の発電目標によって急速な蓄電の採用が加速され、2030年の目標達成に向けより多くの再生可能エネルギーと蓄電の統合を業界が競う中、AutoGridは日本での活動を増大させている。

▽エナリス(ENERES)について
エナリスは、新しい電力の需給管理のための新規事業として2004年12月に設立された。 2018年12月、エナリスはKDDI株式会社の子会社となり、電源開発(Power Development Co., Ltd.)の関連会社である。エナリスは、天候による需要と電力予測などを含む分散型エネルギー資源のAI駆動型管理を活用し、企業の電力ユーザー向けに電力を最適化する「サービスとしてのエネルギー」モデルを開発していく。www.eneres.co.jp を参照。

▽AutoGridについて
AutoGridは、よりスマートな分散型エネルギー世界を実現するソフトウエアアプリケーションをつくっている。同社の一連の柔軟性管理アプリケーションは、エネルギー企業が、リアルタイムかつ大規模なネットワーク化された分散エネルギー資源(DER)を管理することで、クリーンで手頃な価格の信頼できるエネルギーの供給ができるようにする。AutoGridには、5000メガワット以上のDERと契約し、CLP Holdings、トタル、National Grid、CPS Energy、NextEra Energy、Schneider Electric、Xcel Energyなど50を超える世界中の大手エネルギー企業と協力している。

▽報道関係問い合わせ先
エナリス広報部
pr@eneres.co.jp

Rich Miller(AutoGrid)
rich.miller@auto-grid.com

ソース:AutoGrid

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