人気社会労務保健士の川島孝一先生コラム第1回『健康経営と健康投資』

オムロン ヘルスケアは人気社会労務保健士の川島孝一先生コラム第1回『健康経営と健康投資』を公開しました。

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今回から、健康経営に関するコラムを執筆することになりました社会保険労務士の川島です。第1回目は、健康経営と健康投資の考え方について紹介をしていきたいと思います。

<健康経営とは>

健康経営の考え方は、1980年代にアメリカで生まれました。それから、数十年が経過し、日本でも健康経営という言葉が聞かれるようになってきました。

健康経営の定義は、2017年3月に経済産業省ヘルスケア産業課が発行した『健康経営の推進について』という資料にこのように記載されています。

健康経営とは、従業員の健康保持・増進の取り組みが、将来的に収益性等を高める投資(健康投資)であるとの考えのもと、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践すること。

この定義に記載があるとおり、健康経営とは「将来的に」収益性を高める投資という考えを持ちます。したがって、「健康経営を行えばらすぐに収益が向上する」という性質ではありません。

言いかえると、結果が出なかったとしても、我慢強く継続していくことが重要になるということです。

従業員の健康を保持・増進することが大切ということは、説明を受けなくてもなんとなく大切なことだと感じると思います。会社が健康経営を行っていくことの必要性については、いくつかの調査が行われています。

1つ目の調査は、世界中に展開をしているジョンソンアンドジョンソンが行った調査です。この調査は、ジョンソンアンドジョンソングループ250社、約11万4000人に健康教育プログラムを提供し、投資に対するリターンを試算するというものです。その結果、「健康経営に対する投資1ドルに対して3ドル分の投資リターンがある」とされました。

(この続きは以下をご覧ください)
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