“コミュニケーション創出カンパニー”のミクシィがお届けする「ミクシィ コミュニケーション白書」 第3弾 家族とコミュニケーションに関する調査

- 超大型連休目前、家族の実態からコミュニケーションのヒントを探る -

株式会社ミクシィ(東京都渋谷区、代表取締役社長執行役員:木村 弘毅)は、「ミクシィ コミュニケーション白書」第3弾として、小学生~高校生の子どもがいる男女600人、高校生の男女200人、小学生~中学生の孫がいる祖父母400人を対象に、「家族とコミュニケーション」に関するインターネット調査を本年4月に実施しました。

友人や家族など親しい人同士のコミュニケーションをテーマにしたサービスの提供に取り組んできた当社は、コミュニケーションの視点から現代社会の実態に迫り、人々のより良い未来を考えるきっかけづくりのため、定期的に様々なテーマでの調査を行い「ミクシィ コミュニケーション白書」として発信しています。

今回の調査は、「平成とコミュニケーションに関する調査」「健康とコミュニケーションに関する調査」に続く第3弾。子どもや夫、妻、祖父母とのコミュニケーションの実態を探りました。



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■SNSが親子のコミュニケーションの活性化に一役買っている側面も。親よりも子どもの方が、今の親子間のコミュニケーションの量に満足している。
親子の1日あたりの会話時間は、「30分~1時間未満」が最も多く、子どもが大きくなるにつれて会話時間は少なくなっていくことがわかりました。[図1.] 子どもの携帯電話所有率は、小学生は38.5%、中学生は69.5%、高校生は93.5%で[図2.]、子どもが携帯電話を持っている親子の1日あたりのSNS(LINE・Twitter・Facebook・Instagramなど)でのメッセージやメールのやりとりの回数は「3回未満」が最も多いという結果に。[図3.] SNSの登場で親子間のコミュニケーションは増えたかと聞いたところ、「変わらない」と答えた親(65.7%)が最も多く、子どもが小学生の場合には42.3%の親が増えた(「増えた」5.8%+「やや増えた」36.5%)と答えました。[図4.] SNSがコミュニケーションの活性化に一役買っている側面もあるようです。
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子どもとのコミュニケーションの話題について聞いたところ、子どもが男子の場合は、「勉強・授業のこと(66.1%)」、「友達のこと(52.9)」、「部活のこと(33.9%)」、「流行っていること(32.9%)」の順で多く、子どもが大きくなるにつれて、「将来のこと」が多く話題になっていることがわかりました。子どもが女子の場合は、「勉強・授業のこと(71.1%)」、「友達のこと(64.3%)」、「流行っていること(41.0%)」、「家族のこと(38.0%)」の順で多くなり、男子とは少し異なる結果に。特に小学生の女子を子どもに持つ親は、「流行っていること(52.5%)」についてコミュニケーションすることが多いようです。[図5.]
また、約6割の親が親子のコミュニケーションは足りていると考えており、子ども(高校生)はさらに多い約8割が足りていると回答しています。ただ、約7割の親が今よりもっと親子間のコミュニケーションを増やしたいと考えている一方、増やしたいと答えた子ども(高校生)は約半数にとどまる結果に。親よりも子どもの方が、今の親子間のコミュニケーション量に満足している様子がうかがえます。[図6.]
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■今の親は昔よりも子どもにとって話しかけやすい存在!? その中でも浮き彫りになった思いのギャップ。子どもに聞かれたくないこと、親に聞かれたくないこと1位は、ともに「性に対する話題」。
過半数の親が、子どもとは仲が良いと思っているようです。“友達親子”(何でも話し合える友だちのような親子)に憧れると答えた親は、男性は48%、女性は60.5%と、母親の方が“友達親子”への憧れの傾向がある様子。また、男子高校生よりも女子高校生の方が“友達親子”に憧れていることが分かりました(男子24.5%、女子64.0%)。

親に、自分が子どもだったとき親に話しかけやすかったかを聞いたところ、話しかけやすかったと答えた人は52.8%でした。これに対し、約8割の子ども(高校生)が自分の親は話しかけやすいと感じていると答えました。また、自分は子どもにとって話しかけやすい親だと思っている親は約7割という結果となり、自分が思うよりも、子どもの方が話しやすいと感じるくらい親子の距離が近くなっている様子が分かりました。[図7.]

一方で、高校生の子をもつ親の76.0%が、毎日子どもの話を聞きたいと思っているのに対して、毎日親と話をしたいと思っている子ども(高校生)は56.5%、高校生の子をもつ親の80.5%が子どもには何でも話してほしいと思っているのに対して、親には何でも話したいと思っている子ども(高校生)は35.5%と、子どもは話したいタイミングで話したいことだけを親に聞いてほしいと考えているようです。[図8.] 自分が子ども(高校生)だったとき親と毎日話したいと思っていたと答えた人は36.0%、親には何でも話したいと思っていたと答えた人は30.0%と、時代は変わっても、子どもは、毎日、親から根掘り葉掘りいろいろな話を聞かれることを敬遠する傾向があるようようです。

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親に、子どもから聞かれたくない・話題にされたくないと思うことを聞いたところ、もっとも多かったのが「性に対する話題(38.3%)」、次いで「専門知識がないとわからないようなこと(35.7%)」、「年収や貯金額などお金の話(33.8%)」という結果に。[図9.] また、高校生に、親から聞かれたくない・話題にされたくないと思うことを聞いたところ、男子高校生は、「性に関する話題(56.0%)」がもっとも多く、次いで「彼氏・彼女などの恋愛関係(47.0%)」、「お金の使い道(38.0%)」の順で多く、女子高校生は、「彼氏・彼女などの恋愛関係(71.0%)」が最も多く、次いで「性に関する話題(65.0%)」、「お金の使い道(27.0%)」という結果になりました。[図10.]

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■家事の負担増で、約6割の母親が超大型連休を喜べない現実。お互いの歩み寄りが、家事分担と家族のコミュニケーション増加のカギ。
10連休という超大型連休となる今年のゴールデンウィークについて聞いたところ、父親の過半数、子ども(高校生)の8割近くが嬉しいと答えたのに対し、嬉しいと答えた母親は約4割にとどまりました。[図11.
嬉しくないと答えた母親に理由を聞いたところ、「食事の支度が増えるから(68,6%)」が突出して多く、家事の負担が増えることが、ゴールデンウィークの大きな懸念になっているようです。
一方で、嬉しいと答えた人に理由を聞いたところ、父親と母親ともに「家族で過ごせるから」が最も多く、家事の分担が家族全員にとって素敵なゴールデンウィークになるカギだと考えられます。

家族での家事分担について聞いたところ、父親の約6割が分担していると答えた一方で、分担していると答えた母親は約4割と、夫が思うほど妻は家事を分担できていないと感じていることが判明しました。[図12.]

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また、母親の約6割が、今よりも家事を分担したいと思っている一方で、今よりも家事を分担したいと思っている父親と子ども(高校生)は、ともに約4割にとどまりました。実際に、約6割の母親が今よりも家事の分担は難しいと思うと答えました。ところが、父親の3人に1人、子ども(高校生)の2人に1人が、家事ができるか自信がない・邪魔になるのではと心配に思っていることも分かりました。[図13.] 父親と子どもにも、積極的に家事を分担できない事情があるようです。

家族で家事を分担できていると答えた人の約7割が、家事を分担することで家族との普段の会話などコミュニケーションが増えた(「増えた」12.5%+「やや増えた」56.0%)と感じています。[図14.] いつもより家族と一緒に過ごす時間も増えるこのゴールデンウィークは、家族みんなで家事を分担し、コミュニケーションのきっかけづくりをしてみてはかがでしょうか。

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■祖父母の10人に1人が、孫に会わない年もあることが明らかに。「孫を甘やかしすぎ」という親の思いの一方、孫との関わり方に迷う祖父母の実態。
子どもの家族と離れて暮らす362人の祖父母に、孫と会う頻度を聞いたところ、「2~3ヶ月に1日程度(18.2%)」がもっとも多く、次いで「1ヶ月に1日程度(17.7%)」、「半年に1日程度(16.3%)」の順となり、10人に1人が孫に会わない年もあることが明らかに。孫に会いたい頻度は「1ヶ月に1日程度(24.3%)」と、思うように孫と会えていないことが分かりました。[図15.]

66.8%の親が、「今より親に子どもの顔を見せたい」と思っているものの、「仕事の都合や距離の問題でなかなか子どもの顔を見せられていない(61.0%)」のが現実。過半数の親が、自分が子どものころよりも、祖父母が孫と会う機会は減ったと答えました。[図16.]

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そんな中、約4割の親が、「祖父母がもっとスマートフォンやPCを使えれば子どもの様子を知らせたいと思う」と考えています。祖父母も半数近くが、孫とのコミュニケーションでスマートフォンやパソコンをもっと活用したいと思っている一方で、設定方法や使い方が分からず、孫とのコミュニケーションに活かせられていない祖父母も少なくない(17.1%)ようです。祖父母の82.3%が、電話で孫の声を聞いたり、写真を見るだけでも嬉しいと答えています。

思うように孫と会う機会を持てない中、祖父母の半数が、ついつい孫を甘やかしてしまうと答えました。それに対して、4割近くの親が、祖父母は「孫を甘やかし過ぎだ」と感じており、過半数の親が、「自分が子どもだったころより、親は自分の子どもを甘やかしている」と感じています。一方の祖父母にも迷いはあるようで、半数近くが「孫に対しどこまで厳しくしてよいかわからない」と答えています。[図17.]
孫の教育について話す頻度について聞くと、「1年に1日以下」と答えた祖父母が最も多く、祖父母の約6割が「子どもと孫の教育に関しての話はあまりしていない」と答えており、祖父母の3人に1人が、「どのような孫との関わり方を自分に求めているのかわからない」と考えています。[図18.]
帰省も多くなるゴールデンウィークは、孫との関わり方について親子で話すことも良いかもしれません。

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【「ミクシィ コミュニケーション白書」実施の背景】
ミクシィは創業以来“コミュニケーション創出カンパニー”として、SNS「mixi」やスマホアプリ「モンスターストライク」といった友人や家族など親しい人と楽しめるサービスを提供してきました。これら2つは、いずれも家族・友人・知人間の「バイラルコミュニケーション」によって指数関数的なユーザーの増加を引き起こす特徴を持たせたサービスであるという共通点があります。これからもミクシィは、事業ドメインを「コミュニケーションサービス」と定義し、「バイラルコミュニケーション」の設計力を生かせるサービスの創出に取り組んでいきます。

“コミュニケーション創出カンパニー”として、当社はコミュニケーションの視点から現代社会の実態に迫り、より良い未来を考え、コミュニケーションに関する調査企画「ミクシィ コミュニケーション白書」を今後も実施していきたいと考えています。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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