堺市のICTを活用したまちづくりへの貢献を目的とし、株式会社 エヌ・ティ・ティ・アド(代表取締役社長:長谷部 敏治、以下 NTTアド)と西日本電信電話株式会社 関西事業本部(取締役 関西事業本部長:岸本 照之、以下 NTT西日本)は、堺市とともに2019年3月21日より仮想現実(Virtual Reality、以下 VR)、拡張現実(Augmented Reality、以下 AR)を活用した百舌鳥古墳群周遊アプリケーション「百舌鳥古墳群周遊ナビ」※1の公開及び、Japan Travel Guide※2(以下 JTG)を活用した誘客プロモーションの取組みと古墳群周辺エリアでのインターネット環境整備に取り組みます。
※1 「百舌鳥古墳群周遊ナビ」は、堺市が提供するアプリです。
※2 Japan Travel Guideは、NTTアドが提供するスマートフォンやタブレットに対応した外国人観光客向けの観光アプリです。
1.背景
堺市とNTT西日本が2017年1月24日に締結した、ICTを活用したまちづくりに関する連携協定※3に基づき、NTT西日本は堺市におけるICTを活用したまちづくりについて取り組んできました。その一環として、堺市内に現存する百舌鳥古墳群に初めて訪れた方が、歴史・文化に触れることで、その価値や魅力を分かりやすく理解しながら周遊していただくこと、また、世界文化遺産登録をめざす百舌鳥古墳群をはじめ、数多くの由緒ある寺社や、刃物、線香、自転車等の伝統産業といった堺が誇る様々な観光資源を効果的に発信すること等を目的に、NTTアドとともに、スマートフォン・タブレット端末向けアプリケーションの公開、JTGを活用した誘客プロモーション及び、Wi-Fiネットワーク環境を整備することとなりました。
※3 ICTを活用したまちづくりに関する連携協定の締結について(2017年1月24日)
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2.概要
(1)「百舌鳥古墳群周遊ナビ」の主な内容<2019年3月21日より提供開始>
[画像1: リンク ]
1.日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語に対応
2.古代“百舌鳥野”をVR、ARで再現
・世界最大級の墳墓のひとつ、仁徳天皇陵古墳が築かれた
古代“百舌鳥野”の光景をVRやARを活用しリアルに再現
3.百舌鳥古墳群周遊マップ
・現代の堺と古代の百舌鳥野の画面切り替え
・現存する古墳44基をCGでマップ上に再現
・現存する古墳44基の情報を掲載
・現地で閲覧できる詳細な解説コンテンツの提供
・おすすめウォーキングコースの紹介
・観光案内所、レンタサイクル貸出し場所、飲食店等の掲載
4.スタンプラリー
・百舌鳥古墳群の各古墳訪問時にGPSと連動して自動的に
各古墳の解説付きスタンプを取得
「百舌鳥古墳群周遊ナビ」の詳細については、以下の堺市報道提供資料をご覧ください。
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※ 2019年3月20日(水)14:30~2019年3月31日(日)まで閲覧可能です。
■ダウンロードについて
[画像2: リンク ]
※4 App Storeは、Apple Inc.のサービスマークです。
※5 Google Play および Google Play ロゴは、Google LLC の商標です。
(2)JTGにおける取組みの主な内容<2019年2月22日より掲載開始>
[画像3: リンク ]
1.日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・タイ語
に対応
2.特集ページ“1600年の歴史と文化に出会うまち「堺」”の制作、
トップページからの誘導バナー設置
3.堺市内観光スポット42件の情報を登録
4.訪日外国人観光客の回遊導線上でPUSH配信を実施
5.アプリケーション利用者の許諾済みマーケティングデータを
活用した観光動態分析
■ダウンロードについて
[画像4: リンク ]
(3)インターネット環境整備
1.履中天皇陵古墳 ビュースポット周辺(2019年4月より提供開始)
2.いたすけ古墳 南側 西百舌鳥校区地域会館周辺(2019年4月より提供開始)
3.孫太夫古墳 南側周辺(2018年3月 整備済み)
4.大仙公園内いこいの広場周辺(2018年3月 整備済み)
5.収塚古墳 広場周辺(2017年 8月 整備済み)
6.仁徳天皇陵古墳 拝所周辺(2017年 8月 整備済み)
3.各社の役割
(1)NTTアド
・「百舌鳥古墳群周遊ナビ」の制作、運用
・「JTG」の各種コンテンツ制作、運用
(2)NTT西日本
・インターネット環境整備
・堺市とのICT連携協定に基づく全体プロデュース
4.今後の展開について
本取組みのみならず、堺市が守り育んできた豊富な歴史・文化資源を活かし、都市魅力の創造と発信を行うことにより、堺のまちに賑わいを創出するとともに、歴史文化に包まれた街に住む誇りを実感できるような風格あるまちづくりに向け、NTTグループは、ICTを活用した堺市のまちづくりをサポートしてまいります。
プレスリリース提供:PR TIMES リンク
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