【米国リリース抄訳】セールスフォース・ドットコム、Salesforce Commerce Cloudの機能を強化

スマートでパーソナライズされたコマース体験をあらゆるチャネルで実現するためのツールを新たに追加

※当資料は、2019年1月14日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。
グローバルでCRM をリードする米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出 伸一)は、Eコマース上に、AI(人工知能)やビジュアル検索、在庫管理サービスなどをSalesforce Commerce Cloudに追加できる新機能について発表しました。

今日、消費者は、ブランド企業が提供するEコマースサイトだけではなく、あらゆるチャネルで商品を見つけて購入することができます。こうした状況下においても、ブランド企業が、消費者に購入する商品の検索やショッピングを行う場となるためには、スピードと柔軟性を兼ね揃えたコマースプラットフォームが必要です。Commerce Cloudは、音声通話やモバイル、SNS、店舗、マーケットプレイス、コネクテッド製品といった、消費者のあらゆるタッチポイントで革新的なコマース体験をEコマース上で実現するための支援を提供します。

消費者の行動がショッピングのあり方を変える
昨今、時間や場所を問わず、ほしいと思った瞬間に商品やサービスにアクセスし、購入できることが珍しいことではなくなりつつあります。たとえば、フィットネスモニターやデジタルパーソナルアシスタントを所有している人は、インターネットにつながったままの状態にあり、SNSやメルマガ 、チャットボット、カスタマーサービス体験を通じて、常に企業やブランドとエンゲージメントを行っています。そのような状況の中で、ほしいと思う商品や体験について見つけた時に、その場で購入することを期待します。

こうした背景の中、企業にとって、消費者のニーズに応えるために、あらゆるチャネルに対応した、スマートかつ便利なコマース体験の提供を実現するために、スピードと柔軟性を備えた、統合コマースプラットフォームを所有することが課題となっています。

セールスフォース・ドットコムがDeloitte Digitalと行った調査結果(リンク)によると、小売業者は、POS、モバイル、コールセンター、Eメールマーケティング、SNSなどで行っている消費者とのエンゲージメントについて、平均39種類の遮断されたシステムを利用して管理していることが明らかになりました。システムが遮断されていることで、たとえば商品情報を閲覧するためのチャネルと、購入するためのEコマースサイトも分断されます。消費者がほしい商品を見つけても、購入するためにコマースサイトに移動する煩わしさが発生することで、購入者の離脱を増やす原因になりかねません。

この度、Commerce Cloudプラットフォームに、新しいAPIと、プラットフォームサービス、開発者向けツールを追加することで、消費者とのあらゆるタッチポイントでインテリジェントなコマース体験を実現し、企業の成長を促進します。

あらゆるチャネルでEinstein AI機能が搭載されたコマースと画像検索を実現


Einstein Recommendations API:新たに追加されたAPIにより、Einsteinを活用した商品のレコメンデーションをEコマースサイトや他のチャネルを簡単に統合できるようになります。モバイルアプリやクライアンテリングデバイス(店舗での接客デバイス)、マーケティングやカスタマーサービスチャネルにインテリジェントなレコメンデーション機能を導入できるようになり、ブランド企業は消費者とのエンゲージメントについて、方法や場所に関わらずパーソナライズされた一貫性のあるコマース体験を強化できます
Einstein Visual Search:消費者は、テキスト検索ではなく商品の画像を利用した「スナップ検索」ができます。スマートフォンなどで撮った写真やスクリーンショットを検索すると該当の商品や、アップロードした写真に最も関連性のある検索結果を表示できます


あらゆるチャネルでリアルタイムに在庫管理


High-scale Inventory Availability Service:企業は、店舗と配送センターにある在庫を、デジタルチャネル上で大規模にリアルタイムで管理することができます。これにより、たとえば「店舗別に閲覧」、「オンラインで購入」、「店舗受け取り」などのプログラムを取り入れることで、フラッシュセールやホリデーシーズンなどの繁忙期の大量注文にも対応可能となります


コマース体験のイノベーションを素早く実現する


On-demand Developer Sandboxes:開発者用サンドボックスが数分で拡張できるようになり、開発チームがイノベーションをより早く提供するための機動性が高まります。開発者は生産性が向上し、テストおよびデプロイプロセス内でより一貫性ある開発を実施することができます
Commerce API Explorer:全てのCommerce APIを提供するポータルサイトを提供します。操作性に優れたユーザーインターフェースが提供されることで、開発者はコマース体験のデザインやテスト(検証)を効率的に行うことができます
Commerce Cloud Developer Trailheadに新しく追加されたトレイル*:無償で提供されるオンライン学習プラットフォームであるTrailheadに、Commerce Cloudプラットフォーム上で開発に必要な項目を学習できます。*リンク


Commerce Cloudを世界No.1のCRMプラットフォームと統合することで、ブランド企業はマーケティングやコマース、サービスなどが保有する消費者やこれまでのやり取りの履歴情報を統合することで、一人ひとりに最適化した、優れたカスタマ―エクスペリエンスを提供することができます。

また、Heroku(リンク)で信頼できるアプリの迅速な開発やスケーリング、MuleSoft(リンク)でデータ統合、開発者体験フレームワークSalesforce DX(リンク)でパフォーマンスの高いアジャイルなアプリケーション開発も可能となります。

Commerce Cloudについて
Salesforce Commerce Cloudは、小売業者がモバイル、ウェブ、SNS、店舗といった、コマース上のあらゆるチャネルを統合したカスタマーエクスペリエンスを構築することを支援します。Commerce Cloudは、ショッピングから、フルフィルメント、カスタマーサービスまで、パーソナライズしたショッピング体験を実現することで、顧客満足度の向上に寄与します。AI機能が搭載されていることで、消費者とのエンゲージメントの強化やコンバージョン率、収益、ロイヤリティの向上を促進します。
2017年時点で、50カ国以上に3,000を超えるサイトがCommerce Cloudで構築されており、これらのサイトで約210億ドル相当の商品(「流通総額」)が販売されました。

リリース情報


Commerce Cloud Einstein Recommendations APIは現在ベータ版の提供となります。価格は正規版の提供時に発表します
Commerce Cloud Einstein Visual Searchは、現在パイロット版の提供となります。一般提供の開始は、2019年後半を予定しています。価格は一般提供開始時に発表します
High-Scale Inventory Availability Serviceは、2019年前半にパイロット版の提供を予定しています
On-demand Developer Sandboxesは、現在ベータ版の提供となります。一般提供の開始は、2019年後半を予定しています。価格は一般提供開始時に発表します
Commerce Cloud Open Commerce API (OCAPI) Explorerは現在、一般提供を開始しています


参考資料
Salesforce Commerce Cloudプラットフォームに関する詳細はこちらをご参照ください:リンク

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セールスフォース・ドットコムについて
グローバルでCRMをリードするセールスフォース・ドットコムは、企業が顧客と新しいカタチでつながることを支援します。詳細は、リンク をご覧ください。

本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に上場しており、ティッカーシンボルCRMで取引されています。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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