2019年中国国際ビッグデータ産業博覧会の記者会見が北京で開催

2019 International Big Data Industry Expo Organizing Committee 2019年02月28日 15時47分
From 共同通信PRワイヤー

2019年中国国際ビッグデータ産業博覧会の記者会見が北京で開催

AsiaNet 77623 (0322)


【北京(中国)2019年2月27日新華社=共同通信JBN】中国共産党貴陽市委員会のチャオ・デミン書記は、貴州省・貴陽で開催される2019年中国国際ビッグデータ産業博覧会(2019 International Big Data Industry Expo)は「知的エリートと業界の先駆者が集結して見識とアイディアで互いを刺激し、イノベーションを促進し前途を照らす絢爛たる饗宴」になるだろうと述べた。

北京で月曜日(2月25日)にチャオ氏は、貴州省の省都で5月26日から29日まで開催される今年の博覧会の概要を説明し宣伝するための記者会見で発言した。同氏は「われわれの博覧会は先端技術とイノベーション、およびビジネスや産業によるそれらの導入に関するものだ。多数のイベントと活動を開催する予定だ。準備は順調に進行中である」と述べた。

昨年のノーベル経済学賞受賞者で世界銀行のチーフエコノミストを務めたポール・ローマ―氏は、既に基調講演に登壇を表明した著名な知識人の1人である。また別の1人は、公開鍵暗号のパイオニアで、計算機科学におけるノーベル賞と称される名誉あるチューリング賞を2015年に受賞したホイットフィールド・ディフィー氏である。

博覧会の開催期間を通じて、5G通信、ブロックチェーン、インダストリアルインターネット、人工知能、未来の都市、電子商取引および貧困緩和を含むビッグデータ分野の重要課題に関するフォーラムやパネルディスカッションが行われる。

北京の記者会見の司会を務めたシュー・ハオ貴陽市常務副市長は、今年の大きなイベントは昨年に比べ「内容はより充実し、形式はより多岐にわたる」と述べた。シュー氏は、2019年のテーマは「イノベーションと未来」になると付け加えた。

シュー氏は「インターネットとビッグデータは、かつてないほどの高スピードで人々の生活を変えつつある。そのため今年は、デジタル化と人工知能の進展の渦中にある人間と、未来の世界で生活はどのようなものになるかに焦点を当てる」と述べた。

今年展示を行う予定の400を超す出展者のうち、40パーセントは外国の出展者である。国内企業はアリババ、テンセント、ファーウェイ、Qihoo 360などの巨大企業が含まれる。海外からの参加者にはGoogle、Qualcomm、NTTデータ、Seagate Technologyを含む。主催者は4日間の会期中に10万人を超す来場者を見込んでいる。

展示ディスプレーと講演イベントの後、貴陽の博覧会での第3の呼び物は4、5件のコンペティションである。シュー氏は、そうした競技会の1つは無人運転車のレースになるだろうと述べた。また別の1つはインターネットセキュリティーに関するもので、与えられたサイバーセキュリティーシステムの脆弱性を悪用するコンテストでハッカー同士を競わせるものである。

貴陽で毎年開催するビッグデータ産業博は、2015年の第1回開催時にはこの種のものとしては中国初だった。貴州省人民政府に加え、中国政府のスーパー省庁である国家発展改革委員会、工業情報化部および国家インターネット情報弁公室が主催する。2016年の第2回開催時には同博覧会は重要性において国家級のイベントに格上げされた。

一方、貴陽自体も、冷涼な山岳気候、豊富な水力発電、良好なネットワーク・インフラストラクチャーを活用する国家ビッグデータ試験区として現在急成長している。Apple、Qualcomm、ファーウェイ、テンセント、アリババ、Foxconnはいずれもクラウドコンピューティングおよびビッグデータのセンターを貴陽に設立している。

「ビッグデータ」は、インターネット検索、携帯電話、電子商取引、そしてさらに最近では「インターネット・オブ・シングス」などから放出されるますます膨大な量のデータの中から有益なパターンを特定するためにアルゴリズムと人工知能を活用することを指す。

シュー・ハオ氏が指摘するように、ビッグデータにおける中国の比較優位性はまさしく「ビッグであること」すなわちその規模である。14億人が、米国の人口3億3000万人の3倍を超す数のスマートフォンを使っている。アリペイやWeChatのようなモバイル決済プラットフォームが非常に先進的なため、多くの市民がほぼキャッシュレスの生活を送っている。

シュー氏は次のように述べている。この未来の急成長産業に対する中国の貢献は3つの側面から成り「地球上の新たなデジタル・ホームの構築における共有、デジタル文明の新時代創出における共有、明日のデジタルライフの楽しみの共有」を目指すものになるだろう。

ソース:2019 International Big Data Industry Expo Organizing Committee

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