卒業研究で学生が日本初のVR型チェアスキー・シミュレータを開発。発表会で実機を公開します

学校法人金沢工業大学 2019年02月12日 15時31分
From 共同通信PRワイヤー

2019年2月12日

金沢工業大学

卒業研究で学生が日本初のVR型チェアスキー・シミュレータを開発。
卒業研究公開発表審査会とクラスター研究室発表会で
実機を公開し、デモンストレーションを実施

金沢工業大学ではプロジェクトデザインIII(卒業研究)の一環で、ロボティクス学科と機械工学科の学生が日本初となるVR型チェアスキー・シミュレータを開発しました。開発されたシミュレータは、ヘッドマウントディスプレイを装着して体感するもので、体の傾きで左右に曲がることができます。さらに画像上の斜面と連動して台座が動くため、より臨場感が味わえます。
学生たちはこのシミュレーターにより、健常者、障がい者問わず、チェアスキーを気軽に楽しんでもらい、チェアスキーの認知度がより高まればと、語っています。障がい者スポーツとしてのチェアスキーの普及を目指すとともに、将来的には選手向けの練習機器の開発も視野に入れています。
金沢工業大学では社会性のある課題に研究室の枠を超えてプロジェクトデザインIII(卒業研究)に取り組むクラスター研究室を推進しています。障がい者スポーツのひとつとして誰もが楽しめるチェアスキーの普及を目的に、2017年からロボティクス学科と機械工学科、応用化学科の学生が中心となってチェアスキーの設計と製作に取り組んできました。
このたびのVR型チェアスキー・シミュレータの開発に取り組んだのは、田島和輝さん(タジマ カズキ :ロボティクス学科4年)、樋田嵩斗さん(ヒダシュウト :ロボティクス学科4年)、廣澤 拳さん(ヒロサワ ケン :ロボティクス学科4年)、林田 泰河さん(ハヤシダ タイガ :機械工学科4年)の4名。
従来のチェアスキー・シミュレータは神奈川県総合リハビリテーションセンターで開発された映像をスクリーンに投影するタイプものがありました。このたび学生たちが開発したものはこの発展形で、VR技術を活用し、台座も連動して動かすことで、よりリアルに楽しめます。

当VR型チェアスキー・シミュレータの実機は以下の日程で公開しています
1)金沢工業大学プロジェクトデザインIII公開発表審査会
ロボティクス学科:平成31年2月13日(水)13時から16時まで *随時発表しています。 
          会場:金沢工業大学扇が丘キャンパス23号館1階 
2)金沢工業大学クラスター研究室発表会
  日時:2019年2月15日(金)9時30分から15時まで
  会場:金沢工業大学扇が丘キャンパス Challenge Lab
  「共に楽しめるチェアスキーの設計と開発」の発表は13時から14時まで
  14時からVR型チェアスキー・シミュレータの実演を行います。
*当日は2006年トリノ冬季パラリンピック アルペンスキー日本代表で、日本チェアスキー協会理事である野島弘氏に装置の評価をしていただく予定です。

【画像: リンク
ヘッドマウントディスプレイを装着して体感


【画像: リンク
VRで雪原が広がる


【画像: リンク
VR画像上の斜面と連動して台座が動き、より臨場感が味わえる


【画像: リンク
左から林田泰河さん、廣澤拳さん、樋田嵩斗さん、田島和輝さん






本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]