新日鉄住金グループ 溶接ステンレス鋼管事業統合に係る統合基本契約書を締結

新日鐵住金株式会社 2019年02月06日 16時12分
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新日鐵住金株式会社(以下、新日鉄住金)と、同社のグループ会社である日新製鋼株式会社(以下、日新製鋼)、日鉄住金鋼管株式会社(以下、日鉄住金鋼管)、日鉄住金ステンレス鋼管株式会社(以下、日鉄住金ステンレス鋼管)及び日新製鋼ステンレス鋼管株式会社(以下、日新製鋼ステンレス鋼管)は、新日鉄住金グループ内における溶接ステンレス鋼管事業(以下、本事業)の早期かつ最大限のシナジー発揮を実現するため、2018年8月2日に締結した本事業の事業統合に係る基本合意に基づき、事業統合の検討を進めてまいりました。
本日、新日鉄住金グループの関係各社(5社)は、2019年4月1日に以下のとおり事業統合すること(以下、本統合)に合意し、本統合に係る基本契約書を締結いたしましたので、お知らせいたします。

1.本統合の内容
本事業について、新日鉄住金グループの関係各社(5社)がそれぞれ経営資源を持ち寄り、事業戦略の一体化、生産体制の最適化及び操業技術のベストプラクティスの追求による競争力の強化を通じ、あらゆるお客様ニーズに対応できる体制を構築し、今後の成長、発展を図ることを目的に、以下のとおりステンレスTIG・レーザー溶接鋼管事業と自動車用ステンレス鋼管事業の統合を行うことといたしました。

(1)ステンレスTIG・レーザー溶接鋼管事業統合の内容
1)事業統合の方法
ステンレスTIG・レーザー溶接鋼管事業(※1)については、これまで日鉄住金ステンレス鋼管及び日新製鋼ステンレス鋼管がそれぞれ製造・販売を行ってまいりました。
本統合においては、2019年4月1日に、日新製鋼が保有する日新製鋼ステンレス鋼管の全株式を日鉄住金ステンレス鋼管が購入し、同日、日鉄住金ステンレス鋼管を存続会社として、日新製鋼ステンレス鋼管を吸収合併いたします(合併後の会社を以下、統合会社)。
2)統合会社の概要
統合会社は、両社が保有する特徴や強みを活かした製品ラインナップの強化やレーザー溶接を活用した開発商品の拡充等によりお客様ニーズへ的確に応える事業体制の整備、生産体制の最適化及び需要地近隣生産拠点への生産移管等による効率化を図ってまいります。

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※1:ステンレスTIG・レーザー溶接鋼管事業
化学プラントの配管、ボイラー配管用や屋内配管、給湯器配管用等に、主にNi系ステンレス鋼板を素材とし、TIG溶接(タングステンを用いたアーク溶接)またはレーザー溶接(レーザー光を熱源とした溶接)で製管する鋼管事業

(2)自動車用ステンレス鋼管事業統合の内容
自動車用ステンレス鋼管事業(※2)については、これまで日鉄住金鋼管及び日新製鋼がそれぞれ販売を行い、日鉄住金鋼管及び日新製鋼ステンレス鋼管がそれぞれ製造を行ってまいりました。
本統合においては、2019年4月1日に、日鉄住金鋼管が日新製鋼の商権を会社分割により承継し、日鉄住金鋼管に販売機能を集約いたします。レーザー溶接鋼管の製造は、日鉄住金鋼管から委託を受けて統合会社が行い(OEM生産)、電縫溶接鋼管の製造は、明細毎にお客様から製造移管承認を取得した後に、順次、統合会社から日鉄住金鋼管へ移管(製造機能の集約)を進めます。なお、この製造移管は、2021年9月を目途に完了させ、製造移管後は統合会社の自動車用ステンレス電縫溶接鋼管製造ラインを休止する予定です。

※2:自動車用ステンレス鋼管事業
自動車の排気ガス処理装置、給油管用等に、主にCr系ステンレス鋼板を素材とし、電縫溶接またはレーザー溶接で製管する鋼管事業

2.本統合の日程
2019年2月6日     統合基本契約書締結
2019年4月1日(予定) 本統合の実行日(効力発生日)

(参考)本統合の当事会社の概要(2018年3月31日現在)
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(お問い合わせ先)
新日鉄住金 広報センター Tel:03-6867-2135、2146、2977、3419
日新製鋼 総務部秘書・広報チーム Tel:03-3216-5566
日鉄住金鋼管 総務部総務室 Tel:03-6758-0276
日鉄住金ステンレス鋼管 営業企画調整部 Tel:03-3254-2432
日新製鋼ステンレス鋼管 業務部総務グループ Tel:06-6416-1031

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