氷見市、早稲田大学及び森永製菓株式会社による協定について

氷見市 2019年01月31日 17時00分
From 共同通信PRワイヤー

2019/01/31

富山県氷見市

氷見市、早稲田大学及び森永製菓株式会社による
「住民の健康づくりの推進」に関する協定締結

 氷見市で取り組んでいる「きときと100歳体操事業」などの介護予防事業をはじめとした住民の健康づくりについて、氷見市、早稲田大学スポーツ科学学術院及び森永製菓株式会社が産学官で包括協定を締結しました。
 それぞれの強みを活かした『住民の健康づくりの推進に向けた取り組み』を効果的に事業展開することで、市民の健康寿命の延伸を図ることができ、元気高齢者の創出による活力ある氷見市を目指します。


【画像: リンク

【協定に至るまでの経緯等】
 超高齢社会を迎え、健康寿命を延ばすためにフレイル(※1)対策が注目されています。その中でも、高齢者が要介護に至る原因としてサルコペニア(※2)が影響するといわれています。
 平成28年から29年において、早稲田大学と森永製菓(株)は、氷見市をフィールドとした産学共同による研究で、介護予防教室に通う虚弱な高齢者が運動後にプロテインを摂取することで筋肉量が増加し、サルコペニアに効果があるということを明らかにしました。
 この成果を踏まえ、一般の高齢者でも同様の効果が得られるか検証し、フレイル対策と合わせその成果を広く氷見市民に広報することで、市民の介護予防をはじめとした健康づくりをより先駆的に推進します。
 また、早稲田大学スポーツ科学学術院や森永製菓(株)が積み上げてきたスポーツ科学、スポーツ栄養のノウハウを生かし、栄養指導や体づくりのサポートなど、幅広い世代にわたる新たな取り組みが期待されます。

※1フレイルとは、いわゆる「虚弱」を意味し、加齢に伴い身体能力が低下し健康障害を起こしやすくなった状態
※2サルコペニアとは、筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態


【協定等の概要】
1 連携及び協力事項
(1) 住民が行っている健康寿命を延伸するための取組に係る調査、分析に関する事項
(2) 住民の健康意識の向上に関する事項
(3) 市が行う住民の健康増進に係る事業の推進に関する事項
(4) 研究者(学生を含む)の学術研究活動の支援に関する事項
(5) その他、住民サービスの向上、地域社会の活性化に関すること

2 協定における三者の具体的な役割
<早稲田大学>
  氷見市の介護予防事業の現状と課題の分析、施策のコンサル。
  メディアを用いた普及。知財の提供。健康増進に係る事業協力。
<森永製菓(株)>
  栄養指導による健康づくりのサポート。介護予防施策へのコンサル。
  実証実験における栄養補助食品(プロテイン)の提供。知財の提供。
<氷見市>
  各種健康・介護関連データの提供。
  介護予防事業における研究フィールドの提供。


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3 協定の締結式
日 時: 平成31年1月31日(木) 15:00~16:00
場 所: 氷見市役所B棟2階センター
出席者 :  早稲田大学スポーツ科学学術院 教授 岡 浩一朗 氏
     森永製菓株式会社健康マーケティング部 部長 佐藤 実 氏
     氷見市長 林 正之

 



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