華南大手カーナビ開発メーカーの4G、WiFi対応製品に映像受信用半導体「TP2850」が採用決定

テックポイント 2019年01月24日 15時40分
From PR TIMES

~自動車アフターマーケットにも拡販~

テックポイント・インク(米カリフォルニア州サンノゼ 代表者:社長兼CEO 小里文宏 以下当社)は、中国華南地区大手カーナビ開発メーカーの深圳市掌讯通讯设备有限公司(中国広東省深圳市 代表者:CEO Qibing Zhou 以下XYオート社)の4G、WiFi対応の新製品シリーズ(2019年1月以降発売)に、映像受信用半導体「TP2850」が全面採用されたことを発表いたします。

Keywords:カーナビゲーション、映像受信用、半導体、TP2850、高画質、ハイビジョン、WiFi



[画像: リンク ]


近年、日本では、自動車に乗る年数(使用年数)が伸び※1、アフターマーケットが注目されることも多くなってきました。中国でも同様で、季節によっては月間60万~100万台規模※2のカーナビゲーション(以下 カーナビ)システムがアフターマーケットで販売されています。また、商品の技術革新も早く、中国のアフターマーケットにおけるカーナビゲーション市場は、WiFiから4Gシステムに、映像品質も従来のSD画質からHD(ハイビジョン)画質に主流が変わりつつあります。

このような中国の自動車アフターマーケットで、XYオート社は、華南地区の最も大きなカーナビ開発メーカー(カーナビを設計し、カーナビ用ボードを最終製品メーカーに供給)の一つとして、毎月数十万台販売するなど、その地位を築いています。この中国のアフターマーケットで大きなシェアを持つXYオート社の4G、WiFi対応の新製品シリーズに、当社の映像受信用半導体「TP2850」が全面採用されました。

本製品は、当社が創業以来培ってきた設計技術を生かして開発した、当社独自規格「HD-TVI」を採用した1チャンネルレシーバーで、高品質な標準規格であるCVBS信号およびハイビジョンアナログビデオ信号の受信に対応しています。また、本製品で採用している「MIPI CSI-2インターフェース」により、市場の多くのナビゲーションシステムで活用されているシステムオンチップ(SOCs)と、連携して利用することが可能です。

XYオート社のCEOであるQibing Zhou氏は、「テックポイントの製品は、市場の競合製品よりも画質、機能、信頼性に優れています。特に、周辺回路を含めた機能統合を高いレベルで実現しています。これにより、低価格かつ多機能、高性能な当社製品をアフターマーケットに提供できました。私たちは、中国車載関連市場においてテックポイントと戦略パートナーであることを非常に誇りに思っています。」と評価のコメントを頂きました。

当社は今後もお客様と市場ニーズに合わせた開発を進め、車載カメラシステム用製品を拡充し、安心・安全に関わるさまざまなシーンで利用されるカメラを支えていきます。

なお、本製品の出荷による、当社2019年12月期通期の業績への影響は軽微の見込みです。


※1 一般財団法人自動車検査登録情報協会 車種別の平均車齢推移表 (平成30年)リンク
※2 当社調べ


【製品概要】
製品名:映像受信用半導体「TP2850」
入力:HD-TVI 4.0(当社独自規格)、NTSC/PALなど
出力:MIPI CSI-2など
フレームレート:60および50フレーム/秒など
パッケージ:40端子QFN、48端子QFNなど


【XYオート社概要】
社 名:深圳市掌讯通讯设备有限公司(XYオート)
所在地:中華人民共和国広東省深圳市
設 立:2006年
事業内容:自動車アフターマーケット向けカーナビゲーションシステムの設計など
URL:リンク

【当社概要】
社 名:テックポイント・インク(Techpoint Inc.)
設 立:2012年4月
所在地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンノゼ
従業員数:71(2018年9月末時点)
事業内容:監視(防犯)カメラシステムと車載カメラシステム向け半導体の設計および販売
URL:リンク

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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