無料でお寺、美術館のオーディオガイドアプリつくります。ON THE TRIPが、連携する文化財を募集スタート

株式会社on the trip 2019年01月23日 09時00分
From PR TIMES

IoTで、お寺や美術館など日本の魅力を世界に伝える取り組み

2019年1月23日、国内の寺社、芸術祭や美術館と連携した、スマホでGPSで、多言語で楽しめるオーディオガイドを手掛ける株式会社ON THE TRIP(本社:東京都港区、代表取締役社長:成瀬勇輝)が、新プロジェクトをリリース。
日本の文化財の入館料が安すぎるが故に設備投資ができず、文化を伝えきれていないという問題意識から、文化財と提携して無料で施設のオーディオガイドアプリを制作する取り組みをスタート。連携したい文化財を募集しています → リンク
この新プロジェクトに伴い、投資家の谷家衛、マーケッターの西井敏恭が新しくON THE TRIPのアドバイザーにジョインします。



文化、歴史の魅力が伝わらない?スマホアプリでその課題、解決します

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日本の文化財の入館料は、安い。他国と比べ半分以下のところも。安いがために、設備投資ができない状況になっています。するとどうなるか。多くの人にその魅力を伝えることができなくなってしまい、修理保護することもままなりません。お寺をまわっても参拝者にその文化は伝わりきらず、美術館でただ絵を目の前にしても作者の思いを伝えきれません。訪日観光客の人たちが増える中は、言語に対応してその物語を伝えることも文化財の大きな課題になっています。

物見雄山の旅も大いに楽しい。でも、そこにある物語、文化、歴史を知ることで見えないものが見えてきます。とくに日本の文化には、知ると知らないでは世界の見え方が大きく変わる衝撃があります。この衝撃をデジタルの力でできないか。それも無料で。文化財の魅力を再編集し、伝える。ぼくたちON THE TRIPが、そのお手伝いをします。

お寺、美術館がインターネットと繋がるとき。タビナカで、旅の体験がふくらむ

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インターネットによって物質的なモノの価値から、コトを中心とした体験へ人々の需要がシフトしています。中でも旅人は訪れた旅先の奥行き、つまり物語を知りたいと思う人が増えています。たとえば旅の途中で「伊勢神宮」を訪れたとき。その場所を見てまわるだけでは、文化もルーツもわかりません。パンフレットを読んでも情報は少ないし、ネットメディアを開けば旅から少し遠ざかってしまいます。でもオーディオガイドで物語が伝われば、旅の体験をふくらませることができます。この模様の意味は?そこで暮らす人々の声は? 成り立ちは?なぜここにあるのか。ガイドブックで予習するのでもなく、あとで検索するのでもなく。必要なとき必要な場所にタビナカで欲しい情報が「ある」こと。それがいま求められています。

すべて無料で提供。オーディオガイドを作りたい文化施設を募集開始

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しかし、社寺や美術館が単体でオーディオガイドアプリを作るのはコストがかかります。スマホで作らずとも音声ガイド専門端末の購入コスト、貸し出しのオペレーションコストも馬鹿になりません。それに、多くの人の心に響くクリエイティブを作ることも難しい。それを国内の寺社、美術館などの公式多言語オーディオガイドを手掛けるON THE TRIPが新しいプロジェクトとともに解決します。

新プロジェクトとは、お金を一切頂かずにオーディオガイドを制作し、そのオーディオガイドを含めた入館料を設定し、その入館料をシェアしていくというもの。そのために多言語のオーディオガイド制作、ポスターやMAPなどの各種ツールデザイン、ウェブ制作、書籍作りやデジタルマーケティングなど、すべてON THE TRIPで無料提供します。

入館料はたとえば今まで500円の場所なら800円に設定し、その代わりオーディオガイドを無料で誰でも使えるよう提供してその場所の魅力を伝えます。元との差額の300円の収益を、お互いにシェアするという流れです。それに合わせ、施設内での展示や、配布パンフレッやマップトなどのツール、ウェブなどの一式もリニューアルした上で、さらに体験をふくらませるようなプロダクトも場所に応じて制作します。文化財には誇るべき物語があるにもかかわらず、そのことをちゃんと来場者に伝えられていません。だから、体験がいまいちに。僕たちはその体験を、デジタルを使ってアップデートします。

連携したい文化財を募集しています。詳しくはこちらのリンクから → リンク

投資家の谷家衛、マーケターの西井敏恭がアドバイザーに就任

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このプロジェクトに伴い、日本を代表する投資家、事業家の谷家衛さん、日本を代表するマーケッターの西井敏恭さんが新しくON THE TRIPのアドバイザーになりました。

・ON THE TRIPとは
お寺や神社、美術館などの文化財や街にある物語を、地図にマッピングされたスポットをめぐりながら楽しむオーディオガイドアプリ。一つ一つのガイドはまるで映画や小説のような心動かす作品であり、ガイドを聴くことで旅先の理解が深まり、旅の体験がふくらむ。訪日観光客も利用できるよう、 日本語のほか、英語、中国語にも対応。ON THE TRIPのオフィスは日本各地を巡るバン。ガイドは現地にバンで滞在しながらガイド制作をする。バンオフィスはアート作品として、大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2018に出展。
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・谷家衛
約30年の金融キャリアに加え、約20年エンジェル投資に取り組み、自身の起業の経験も通じてスタートアップの創業支援やNGO/NPOへの参画を積極的に実施。ソロモン・ブラザーズでは、アジア最年少のマネジングディレクターに就任し日本及びアジアの投資部門を統括。チューダー・キャピタル・ジャパンには創設メンバーとして参加し、同社のMBOにより日本で先駆けの独立系オルタナティブ運用会社であるあすかアセットマネジメントやDBJとのジョイントベンチャーでプライベートエクイティファンドのAD Capital (現マーキュリアインベストメント)を創った。 創業支援は構想から参画し共に創るスタイルで、日本で初めてのオンライン生命保険(ライフネット生命)の立ち上げや、いち早くヨガに注目してその普及に貢献したスタジオヨギー、科学に基づきWell-beingを高めるCampus for H、日本初のロボアドバイザリーお金のデザインなどがある。また、IDEOと共にCorporate Venture Capital のD4Vを立ち上げた。 NPO、NGOは日本初のインターナショナルボーディングスクール(UWCISAK)の発起人代表、 ヒューマン・ライツ・ウォッチの東京委員会Vice Chair Person、アジア・パシフィック・イニシアティブ、Endeavor Japanの理事を務める。東京大学法学部卒業。

・西井 敏恭
株式会社シンクロ代表取締役社長および、オイシックス・ラ・大地株式会社 執行役員CMT(チーフマーケティングテクノロジスト)としてサブスクリプションモデルのEC戦略を担当している。
1975年福井県生まれ。2001年から世界一周の旅に出る。WEBサイトを構築しての旅行はサイトが大人気になり帰国後、旅の書籍を出版。インターネットの面白さに気づきECの世界へ。前職は株式会社ドクターシーラボにてデジタルマーケティングの責任者を務め、2013年末に退社。その後再度世界一周の旅をして、起業にいたる。訪問国数は約140カ国ほど。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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