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2019年人材競争力に関する国際調査: 起業力の醸成が、国や都市の競争力の鍵

人材競争力に関する国際調査 (GTCI) 2019年01月22日 11時45分
From 共同通信PRワイヤー

2019年人材競争力に関する国際調査: 起業力の醸成が、国や都市の競争力の鍵

AsiaNet 77157


【ダボス(スイス)、2019年1月22日PRNewswire】

・相対的な人材競争力で差をつける鍵は起業能力
・小規模かつ歳入の多い国家と米国に、今だ人材が集中する傾向
・都市ランキングではワシントンDCがトップ
・5年分析では、経済格差に伴い人材の格差も広がっていることが明らかに

2019年の人材競争力に関する国際調査 (GTCI)報告では、スイス、シンガポール、そしてアメリカが人材競争力で世界をリードし続けている一方、アジア、ラテンアメリカ、そしてアフリカといった地域が人材流出の危機に直面していることが分かりました。この報告書によると、人材とその持てる能力が成長と繁栄にとって重要な要素となっており、企業、国家そして都市にとって、人材確保の問題が大きくのしかかっていることが分かりました。

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今年の報告書は、起業能力に特に焦点を当て、起業を促進、育成、発展させるために世界でどのような方策が採られているか、そしてそれが各経済の相対的競争力にどういった影響を与えているのかを問うものとなりました。起業や社内起業の能力を活かしたり、従業員を将来に渡って確保するために、新しい試みが行われるようになってきていることが認められました。例えば、底上げ式のイノベーションを促進したり、従業員のスキルアップなどです。こうした進歩は特に、「スマートシティー」というエコシステムにより人材を惹きつけている都市で良く見られました。その他にも、この報告書では以下のような内容が示されました。

・トップにランクインしている国や都市は、起業しやすい場所であることが多い
・デジタル化とグローバル化により、起業能力がさらに重要な要素となってきている

また当報告書では、国よりも都市が、能力の高い人材を集めるハブとしての機能を高めており、グローバルな人材市場を最定義する上で中心的役割を果たすようになるだろうとされています。なぜ都市の方が国よりも重要視されるようになるかというと、その理由は国に比べて都市の方が柔軟であり、新しいトレンドや流行パターンに適応しやすいことにあります。都市は国に比べて小規模な経済ユニットであることから政策が変更されるスピードも速く、従って有能な人材、その中でも起業家達にとってより魅力的な場所となっているのです。

今年のトップ都市はワシントンDCで、次にコペンハーゲン、オスロ、ウィーン、チューリッヒと並びました。ワシントンが最上位となった理由は、この研究で測定された5つの評価エリアのうちの4つ、すなわち「グローバル化」、「魅力」、「成長する」、そして「可能にする」というエリアにおいて素晴らしい結果を残したことにあります。ワシントンは安定した経済力、ダイナミックな人々、抜群のインフラと利便性、能力の高い労働者層、そして世界レベルの教育を誇っています。これらすべてが、ワシントンを有能な人材が集まる場所たらしめている理由なのです。

長期的視点

2019年のGTCI報告書は今回初めて、2013年以来の研究結果を総合的に見ることで、長期に渡る人材競争力の分析を発表しました。その主な内容は、有能な人材を集めるトップ地域と、その他の地域における格差は広がりつつある、ということです。言い換えれば、すでに有能な人材が集まっている国々では人材競争力がさらに高まっており、そうでない国はどんどん弱まる方向にある、ということです。

「人材競争力でトップにランクインしている10カ国のうち、たった二カ国、シンガポールとアメリカだけが、ヨーロッパ外の国々です。これは、ヨーロッパが有能な人材の主な供給源であることを再確認するものですが、優良な大学やしっかりした教育セクターを持つ国々が、有能な人材を引き寄せることも示しています。有能な人物は海外に旅行する機会も多いため、ある時点で他の国よりも優位に立っているからと言ってそれが永遠に続くものではありません。優れたリーダー達に自分の国に留まってもらいたければ、新しい事象に柔軟に対応し、変化し続けていかなければならないのです。」と、インシアードGlobal Indicesのエグゼクティブ・ディレクターでありこの報告書の共同編集者でもあるブルーノ・ランヴィン氏(Bruno Lanvin)はコメントしています。

さらに、「起業家精神は成功するために必要不可欠な能力であると考えられます。デジタル変革によって世界中のエコシステムが様変わりしつつある今、あらゆる組織が、起業能力のある人材を引きつけ、強化していくことに注力すべきです。」と、インシアードの戦略客員教授と学術ディレクターであり、この報告書の共同編集者でもあるフェリペ・モンテイロ氏(Felipe Monteiro)はコメントしています。

アデコ・グループのCEOであるアレイン・デハゼ氏(Alain Dehaze)は、「仕事の世界が大きく変わりつつある現在、国家や都市に有能な人材を引きつける魅力が無ければ、人々やビジネスはその場所から離れてゆき、別の場所でチャンスを探そうとするようになるでしょう。今年のGTCI報告書は、起業しやすい場所であることが、常に流動している現代の世界で成功するためにどれだけ重要であるかを再度強調したものとなりました。能力のある人々が生き生きと働くことができ将来の繁栄をもたらしてくれるようになるために、起業家の育成が必要不可欠と言えるでしょう。」と述べています。

タタ・コミュニケーションズのCEOであるヴィノド・クマール氏(Vinod Kumar)は、「開かれた場所であることは、起業人材を引き寄せるために大変重要なことです。ここで、ビジネス文化が鍵を握るようになってきます。企業や都市が連携して、社内起業の文化と、そして何よりも意識的な学習を奨励していかなければなりません。デジタル変革における成功は人材にかかっているからです。こうすることで、テクノロジーの恩恵を享受することができるようになります。これは、人間と機械が協同していて、様々なコラボレーションやアイディアが出てくるような仕事場では特にそうです。」とコメントしています。

2019年のGTCI報告書は本日、世界のビジネススクールインシアード(リンク )が、アデコ・グループ(リンク )と タタ・コミュニケーションズ(リンク )とのパートナーシップのもとで発表したものです。この報告書は毎年出版されている包括的な指標で、国や都市がどのように成長したり、人材を引きつけ保持しているのかを測定したものです。政策決定者がグローバルな視点で人材競争力がどのように変化しているのかを把握し、各自の競争力を伸ばす戦略作りをする際に、独自の観点から有用な資料を提供するものです。

この報告書は68の項目について調べることで、国際人材競争力を測定します。2019年の報告では、あらゆる収入レベルと発展レベルにまたがる125の国家経済と114の都市(2018年には119国家と90都市)を網羅しました。

2019年の国ランキングトップ20

今回の第六版報告書では、スイスが引き続き2019年人材競争力に関する国際調査のトップとなり、シンガポールとアメリカが2018年から続けて2位と3位になりました。トップ3の国々に続いて、スカンジナビア半島の国々がノルウェー(4位)、デンマーク (5位)、 フィンランド(6位)、スウェーデン (7位)と続いています。 今年の最下位はイエメン(125位)で、コンゴ (124位)とブルンジ(123位)をわずかに下回る結果でした。

前年までの研究内容と同様に、歳入の高い国々がトップにランクインする傾向が見られました。先進国では、政治的または社会経済的な状況の変化にあまり影響されることなく、人材競争力を促進するような政策や慣行が採用されています。歳入の多い国々では、生涯学習やスキルの再訓練、グローバル人材を引きつけ保持するための環境づくりなどに投資するだけの経済の安定性があるということです。


    全体の国ランキング                スコア
         1.      スイス               81.82
         2.      シンガポール            77.27
         3.      アメリカ合衆国       76.64
         4.      ノルウェー               74.67
         5.      デンマーク               73.85
         6.      フィンランド            73.78
         7.      スウェーデン            73.53
         8.      オランダ          73.02
         9.      イギリス            71.44
        10.      ルクセンブルク        71.18
        11.      ニュージーランド     71.12
        12.      オーストラリア        71.08
        13.      アイスランド          71.03
        14.      ドイツ                   70.72
        15.      カナダ                   70.43
        16.      アイルランド          70.15
        17.      ベルギー                68.48
        18.      オーストリア          68.31
        19.      アラブ首長国連邦    65.90
        20.      イスラエル            63.26


2019年の都市ランキングトップ10

このランキングでトップに入った都市は、人材競争力を判定する5つの評価エリア全てにおいて素晴らしい結果を残していました。第1位となったワシントンDCがその一番良い例で、5つのうち3つの分野でトップ10に入っていました。都市が人材のハブとして大きな役割を果たすようになってきたことから、特にイノベーション分野において、強力で活気のあるエコシステムを構築していく必要性が高まっていると言えます。


    全体の都市ランキング                         スコア
         1.      ワシントンDC(アメリカ)    69.2
         2.      コペンハーゲン (デンマーク)      68.0
         3.      オスロ(ノルウェー)                 66.1
         4.      ウィーン(オーストリア)             65.7
         5.      チューリッヒ(スイス)          65.5
         6.      ボストン (アメリカ)          65.4
         7.      ヘルシンキ(フィンランド)          65.0
         8.      ニューヨーク(アメリカ)       64.6
         9.      パリ(フランス)                   63.5
        10.      ソウル(大韓民国)             62.7

より詳しく知りたい方はこちら:
報告書をダウンロードする(リンク
Infographicをダウンロードする (リンク
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フェイスブックで設立イベントの中継を見る(2019年1月21日中央ヨーロッパ時間15:00):
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詳細:
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インシアード  
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世界のビジネススクール、インシアードについて

世界トップクラス、最大級のビジネススクール大学院であるインシアードは、 ビジネスと社会を改革するリーダーを育成するために、あらゆる人々が異なる文化、様々なアイディアを持ち寄る場です。研究教育のすべての面において、グローバルな視点と文化的多様性が反映されています。

インシアードはヨーロッパ(フランス)、アジア(シンガポール)、中東(アブダビ)にキャンパスを持っており、そのビジネス教育と研究は3つの大陸にまたがっています。当校では40以上の国々から154名の著名な教授陣を擁しており、MBA、エグゼクティブMBA、エグゼクティブ財政修士、エグゼクティブ変革修士、そして博士号プログラムに参加する毎年1,400人以上の学生たちを熱意を持って指導しています。加えて、毎年11,000名以上の重役レベルのビジネスマンたちが、インシアードの重役教育プログラムに参加しています。

3つのキャンパスで実施されている教育内容に加えて、インシアードはペンシルベニア州立大学のウォートン・スクール(フィラデルフィア、サンフランシスコ)、 シカゴ近郊にあるノースウェスタン大学のケロッグ・マネジメントスクール、ワシントンDCにあるジョン・ホプキンス大学のポール・H・ニッツェ高等国際関係大学院、ニューヨークのコロンビア大学にあるティーチャーズ・カレッジ、そしてマサチューセッツ州ケンブリッジにあるMIT Sloanマネジメントスクールとそれぞれ学術提携を結んでいます。アジアでは、インシアードは北京の清華大学経済マネジメントスクール、上海の中国欧州国際ビジネススクール (CEIBS)と提携しています。インシアードはソルボンヌ大学が2012年に提唱した学際交流提携の設立メンバーで、ブラジルのFundacao Dom Cabralとも提携しています。

インシアードは1960年に、ヨーロッパのフォンテーヌブロー・キャンパスで最初のMBA卒業クラスを輩出し、インターナショナルビジネス教育の先駆者となりました。2000年には、インシアードはシンガポールにアジアキャンパスを開設しました。2007年には、アラブ首長国連邦で研究と重役教育のためのセンターを設立し、2010年にアブダビで正式に中東キャンパスを開校しました。

世界中で、そして何十年にも渡って、インシアードは世の中を先駆ける研究、そしてビジネスリーダー達に世界のどこでも通用する知識と鋭利な感覚を身に着けてもらうため教育プログラムの改良を続けています。これらの基本理念に支えられて、インシアード は本当の意味で「世界のビジネススクール」となることができたのです。

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アデコ・グループについて

アデコ・グループは世界トップクラスの人事ソリューション企業です。当社では、生涯雇用と臨時雇用合わせて毎日70万人以上の人々に仕事をマッチングしています。当社は60カ国以上で34,000名を超える社員を抱えており、一つ一つの仕事をマッチングすることで世界を変革しています。変化し続ける世界経済の中で成功するために、我が社の社員はその才能、人事サービス、先駆的なテクノロジーを活かして10万以上の企業に労働力を提供しています。フォーチューン500企業の一つとして模範的な会社になるべく、ビジネス改革と同時に社会のニーズをも満たすことができる共有理念を創出しています。インクルージョン、公平性とチームワークを企業文化としており、個人や組織をエンパワメントし、経済を動かすことで、より良い社会に貢献しています。これらの理念は我が社の社員にも根付いており、そのことは当社が「グレート・プレイス・トゥ・ワーク(R)、世界で最も素晴らしい職場ランキング2018」で5位に選ばれたことからも明らかです。我々は全ての人の未来を創出する会社です。アデコ・グループはスイスのチューリッヒに拠点を置いています。アデコ・グループAGはスイス政府に登録された会社(ISIN: CH0012138605)で、SIXスイス証券取引所(ADEN)に上場しています。我が社の傘下にはアデコ、Adia、Modis、Badenoch & Clark、General Assembly、Lee Hecht Harrison、Pontoon、Spring ProfessionalそしてYOSSといった9つのブランドがあります。

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タタ・コミュニケーションズについて

タタ・コミュニケーションズはデジタルインフラを提供する一流企業で、今日のデジタル経済の成長になくてはならない存在です。

当社の顧客はフォーチュン500にリストアップされている企業のうち300社を占めています。これらの会社のデジタル改革は、ローカル顧客経験を確約するためグローバルに管理された、当社独自の統括的サービスに支えられています。ネットワーク、クラウド、機動性、モノのインターネット (IoT)、コラボレーションとセキュリティーサービスを通じて、タタ・コミュニケーションズでは世界全体のインターネット経路の約30%を保有し、企業を世界の主要クラウドの60%、そして5つのうち4つの携帯電話業者に接続しています。
当社の強みはグローバルネットワークにあります。我が社では世界最大の独占海底ファイバーを利用し、240以上の国や地域に接続することができるティア1のIPネットワークを誇っています。

タタ・コミュニケーションズ有限会社はボンベイ株式市場とインドの国家株式市場に上場しており、世界の200以上の国や地域で利用されています。

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ソース: 人材競争力に関する国際調査 (GTCI)


(日本語リリース:クライアント提供)

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