西日本豪雨応援米 販売開始

2018年の西日本豪雨では農作物の多くが水没の被害／有機JAS認証が取消になってしまった生産者を支援

安心安全な農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：高島 宏平）は運営する「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の3ブランドを通じて、昨年７月前半に西日本を中心に発生した豪雨災害により被害を受けた生産者のお米を“応援米”として、2019年1月14日（月）から随時、販売します。



■西日本豪雨による被害を販売で支援
　昨年７月上旬、西日本を中心に台風や梅雨の影響により大雨が続き、大きな被害をうけました。特に、日本一、晴天が多いといわれている岡山県（※1）は記録的な豪雨となり、県内では河川の氾濫などが相次ぎ、甚大な被害をうけました。
　当社の取引先である庄地区無農薬研究会（岡山県倉敷市）は田んぼが水没し、一部が流される被害に遭いました。その影響で収穫量が減ったばかりではなく、土壌が水没したことで2018年産の米は有機JAS認証が取消となり、有機栽培の米として販売することができなくなりました。認証がなくなったものの、農薬・化学肥料不使用で栽培したお米に代わりはありません。そこで、当社は、有機米の栽培を継続することに少しでも役に立ちたいと思い、３ブランドを通じて、このお米を販売することとしました。
※１：気象庁 公表の平年値（統計期間1981～2010年／10年ごとに更新）による年間の降水量１mm未満の日数より。
[画像1: リンク ]

【商品概要】
・商品名：西日本豪雨応援米　倉敷にこまる
・産地：岡山県倉敷市（庄地区無農薬研究会）
・価格： 白米２kg　 1,613円（税込1,742円）
　　　　七分米２kg　1,613円（税込1,742円）
　　　　玄米２kg　　1,523円（税込1,645円）
※「大地を守る会」での販売価格です。
（「Oisix」、「らでぃっしゅぼーや」では異なる規格、価格での販売になります。）
・発売日：「Oisix」リンク　1月24日(木)～
　　　　　「らでぃっしゅぼーや」リンク 　1月21日（月）～
　　　　　「大地を守る会」リンク　1月14日（月）～

■庄地区無農薬研究会の生産者 山崎正人さんのコメント
　生まれて４８年で、初めての大雨でした。
　たくさんの方々の支援により、思った以上に早く片付けができました。「人の力は凄い」と改めて実感しました。今まで、有機ＪＡＳの認証のお陰で、いかにお客様に「安心安全なお米」がお届けできてきたか、逆に、有機専業農家が、いかに災害の時に経営に打撃を受けるかを実感し、課題は多く、考えさせられる事ばかりでした。
　おかげさまで、生活や農作業に関しては、平穏を取り戻しましたが、いまだ、出荷先の無いお米がある状態。皆様のお力をお借りできればと思っています。ご支援のほど、よろしくお願いします。
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■応援米『倉敷にこまる』について
　「にこまる」という品種は夏の高温条件でも高品質を保ち、粘りが強く、光沢があるお米です。各地の食味コンテストでも上位入賞（※２）するなど、その食味の良さは広く認められつつあります。
『倉敷にこまる』は西日本豪雨被害のため有機JASの表示はできませんが、農薬・化学肥料不使用で栽培していることに変わりはりません。
※２：九州沖縄農業研究センター報告書より(2018年）
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オイシックス・ラ・大地株式会社について
　オイシックス・ラ・大地株式会社（代表：高島宏平）は、有機・特別栽培野菜、添加物を極力使わない加工食品など安心・安全に配慮した食品の宅配サービスを「Oisix(おいしっくす)」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の3ブランドにて提供しています。2013年7月からは、必要量の食材とレシピがセットになったミールキット『Kit Oisix』を展開し、累計出荷数が2,800万食（2018年9月時点）を越え、好評を得ています。
また、買い物難民を支援する移動スーパー事業、「とくし丸」も順調に事業を拡大しております。当社は「これからの食卓、これからの畑」を理念に掲げ、食に関する社会課題をビジネスの手法で解決する事業を推進しています。

プレスリリース提供：PR TIMES リンク