前ネバダ州知事ブライアン・サンドバルがMGMリゾーツ・インターナショナルの日本におけるIR=統合型リゾート開発を管轄するグローバル・デベロップメント部門トップに就任

合同会社 日本MGMリゾーツ 2019年01月09日 16時40分
From PR TIMES

MGMリゾーツ代表取締役社長ビル・ホーンバックルは、グローバル・カジノ・マーケティングおよび資産価値強化プロジェクトをリード

ラスベガス、2019年1月8日:MGMリゾーツ・インターナショナル(NYSE:MGM)(以下「MGMリゾーツ」または「当社」)は2019年1月8日(現地時間)にラスベガスにて、前ネバダ州知事であるブライアン・サンドバルがグローバル・デベロップメント部門を率いる(役職はプレジデント)ことを発表しました。グローバル・デベロップメント部門はMGMリゾーツの長期的成長を牽引するグローバル案件を一括して担当する部署であり、日本におけるIR=統合型リゾート(以下IR)開発も担っています。サンドバル前知事は今後、日本を最重要プロジェクトと位置付けるMGMリゾーツの海外展開を指揮するとともに、成長著しいスポーツ・ベッティング市場における当社のリーダーシップを強化しつつ、スポーツ・ゲーミングに関する公共政策にも対応します。

サンドバルは、ネバダ州において行政・司法の側からゲーミング産業に20年以上携わり、カジノ産業を迎えるホスト・コミュニティとゲーミング産業の建設的かつ健全な関係の構築に大きく貢献して来ました。1998年にネバダ州のゲーミング関連規則を制定するゲーミング委員会の会長に史上最年少の35歳で就任して以降、若年層や住宅街の風紀を保護するための規制の導入など、ネバダ州とラスベガスのカジノ産業の変革に大きな役割を果たしました。2003年にネバダ州司法長官に当選(選挙は2002年)・就任して以降は、ドメスティック・バイオレンスや非合法ドラッグなどの犯罪から市民を守るための規制策定に携わり、サステイナブルなエネルギー政策、公立学校改革、医療保険制度の充実など、常に市民と地域の目線から政治を進める姿勢が、ネバダ州の有権者の強い支持を獲得しました。

2010年の選挙での勝利を経て、サンドバルはネバダ州知事を二期務め、この間州の失業率は13.7%から4.4%へと低下、雇用市場は大きく改善、ラスベガスではMICE(国際会議などの大型イベント)需要の開拓と食・音楽・スポーツなどのエンターテインメント資本の強化により、統合型リゾートへとゲーミング産業の主要ビジネスモデルが進化し、観光産業の発展と足踏みをそろえ、ネバダ州は全米で最も経済成長率と人口増加率の高い州の一角を占めるようになりました。また、全米知事会の会長として24年振りの日米知事フォーラムに参加、日本の地方自治体首長や経済界と交流し、日米間の相互理解を深め、投資促進と経済協力の更なる推進に努めました。このサンドバルの経験と知見は、統合型リゾートという全く新しい規制産業に門戸を開く日本でのMGMリゾーツの活動においても一助になると考えています。

前知事のMGMリゾーツへ入社に伴い、代表取締役であるビル・ホーンバックルは、今後はグローバル・カジノ・マーケティングを管掌し、MGMリゾーツが世界に保有する資産とブランド力を最大限に活用し、収益の成長を加速させ、資産価値の最大化により一層注力することとなります。これまでのMGMリゾーツの成長をリードする数々のプロジェクトを成功させてきたホーンバックルがマーケティングも重点的に掌握することで、マカオにおける当社の総体的な成長が加速することが期待されています。

MGMリゾーツ会長兼最高経営責任者(CEO)のジム・ムーレンは、今回の人事について次のように述べています:
「ブライアン・サンドバル前知事ほど、幅広い尊敬を受け、成功し、豊かな知識を持つリーダーはいません。私たちは、MGMファミリーに彼を迎えることを大変喜ばしく思っております。サンドバル前知事の参加により、彼の持つ比類ないレベルの知見、リーダーシップ、そして貴重な経験が当社にもたらされると考えております。特に日本文化に対する興味は高く、理解も深い。より日本に貢献できるIRを展開していくことができると確信しています。さらに、彼の持つカジノ、公共政策、そして経済開発分野における幅広い専門知識が、当社の更なる発展に大いに寄与することでしょう。」
「ビル・ホーンバックルはこれまで、様々な手法でお客様に極上の体験をお届けするマーケティング手法を駆使し、当社の収益を拡大し、価値を創造してきた実績を持ちます。最近発表されたMGM 2020(ビジネス・オペレーションおよびデジタル変革プラン)の導入とともに、彼が今後、世界をリードするカジノ・マーケティングに焦点を絞ることで、当社がラスベガス、および海外での市場シェアを拡大するであろうことを大いに期待しております。」

一方、サンドバルMGMリゾーツ、グローバル・デベロップメント新プレジデントは次のように語っています:
「日本は素晴らしい国です。私は全米各州による通商代表団を率いて日本を訪ねましたが、そこで出会った方々、食などの文化、何千年にも及ぶ豊かな歴史などのすべてに魅了されました。MGMリゾーツの日本における統合型リゾートという素晴らしいチャレンジに大きく期待し、全力を尽くして参る所存です。私はこれまで、政治家、カジノ規制当局者、州司法長官、連邦裁判官、そして知事というキャリアを歩んで参りましたが、20年ぶりに戻った民間セクターでこれまでの経験をあますところなく活かすことができる機会を得たことに、感謝の意を示したいと思います。MGMリゾーツはご存知の通り、カジノとエンターテインメント業界における世界的なリーダーです。私はかねてからジム・ムーレンを尊敬しており、彼が率いるMGMチームに参加することは、この上ない喜びです。ジムは日本で、そしてスポーツ業界で、各方面と緊密な関係を築いてきました。私は、彼の築いたこの強力な基盤と知事時代の経験を足がかりに、MGMリゾーツの海外事業責任者として日本の地域コミュニティの皆さまとともにあるべきIRの姿を探求し、新たな世界に挑戦することを、心から楽しみにしています。」

また、MGMリゾーツ代表取締役社長ビル・ホーンバックルは次のように述べています:
「MGMリゾーツは、MGM 2020を通じてその業容を大きく変貌させつつあると同時に、世界中でカジノ事業を拡大し続けるという、とてもエキサイティングな時にあります。グローバルな事業展開を更に加速させ、新しいデジタル・ツールを活用して戦略的な目標を達成し、市場シェアを拡大して、収益成長力を更に強化させていく所存です。」

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ブライアン・サンドバル前知事について
2011年から2019年にかけてネバダ週初のヒスパニック系知事として、また、最も人気の高い州知事の一人として、経済発展、退役軍人問題、ヘルスケア対象の拡大、再生可能エネルギー政策、革新的なカジノ政策、そして、ネバダ州の公立学校システムの近代化に尽力。知事としてゲーミング・ポリシー・コミッティを再編成したほか、スポーツ・ゲーム合法化を大きく前進させた。州知事協会、西部州知事協会、全米州政府評議会および全州教育委員会の委員長を務め、ネバダ州に多くの国際代表団を迎えたほか、6大陸16カ国で18を超える貿易使節団を率いるなど、国際的にも活躍。

キャリア初期には、1994年にネバダ州議会議員に就任、司法、税務、労務管理、および天然資源の各委員会に参加し、14の法案を成立させた。1998年にネバダ州ゲーミング委員会の委員に任命され、翌年には州史上最年少で会長に就任。その後、2002年にネバダ州司法長官に選出。2005年には当時の大統領、ジョージW.ブッシュ大統領によってネバダ州連邦地方裁判所裁判官に任命され、上院が全会一致でこれを承認、2009年に州知事に立候補するまで連邦裁判官を務めた。

1986年にネバダ大学(ネバダ州リノ)で英語を専攻、経済学を副専攻して学士号を取得したのち、1989年にオハイオ州立大学モーリツ・カレッジにて法務博士号を取得。

ビル・ホーンバックルについて
カジノ業界で40年を超えるキャリアを持ち、2012年からMGMリゾーツの代表取締役社長。2009年から2012年までMGMリゾーツのチーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)を務め、会員システムである「Mライフ・リワード」のロイヤルティ・プログラムの立ち上げを管掌したほか、当社の成長の原動力であるMGMリゾーツ・インターナショナルの「デスティネーション・リゾート」ポートフォリオ策定を担当。それ以前は、マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノの社長兼COO、MGMグランドの社長兼COOを歴任。ラスベガスのシーザーズ・パレスの社長兼最高執行責任者を務め、それ以前はミラージュ・リゾートで様々な上級管理職を務めた。

MGMリゾーツ・インターナショナルについて
MGMリゾーツ・インターナショナル(NYSE:MGM)は、S&P500(R)に採用されたグローバル・エンターテインメント企業で、米国内外のホテルやカジノ、最先端のミーティング/コンファレンス=MICEスペース、素晴らしいライブや演劇などのエンターテインメントが楽しめる劇場、 レストラン、ナイトライフ、ショッピングなどといった多種多様な施設を展開しています。 MGMリゾーツは、ラスベガスを彷彿とさせるブランディングを通じ、唯一無二の魅惑的なリゾート体験をご提供します。 MGMリゾーツのポートフォリオには、業界で最も有名なリゾート・ブランドを含む28のユニークなホテルが含まれています。 米国および世界各地で事業を展開しており、2018年にはマサチューセッツ州のMGMスプリングフィールド、マカオのMGMコタイ、上海で初となるベラッジオ・ブランドのホテルをオープンしました。 MGMリゾーツはグローバルで8万1,000人の従業員を擁し、FORTUNE(R)マガジンで「世界で最も賞賛される企業」並びに「世界で従業員に最も評価される」企業の一つとして評価されています。企業に関する詳細については、www.mgmresorts.comをご覧ください。

合同会社 日本MGM リゾーツについて
日本MGMリゾーツは、日本の統合型リゾート市場の参入を目指し、MGMリゾーツ・インターナショナルが日本法人として2014年12 月に設立した会社です。MGMリゾーツは大阪オフィスも準備中で、両拠点をベースに日本における統合型リゾーツの実現を目指して活動しています。

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