ダッソー・システムズ: 2019年 年頭所感

ダッソー・システムズ株式会社 2019年01月08日 15時40分
From PR TIMES

本質を押さえ、変化を楽しめ



[画像: リンク ]

ダッソー・システムズ株式会社
代表取締役社長 山賀 裕二

明けましておめでとうございます。新しい年の始まりを機に、今日の日本において当社が果たすべき役割について、皆さんと共有したいと思います。

ダッソー・システムズは1981年にフランスで創業し、日本法人は1994年に設立されました。創業時から今まで、多くの日本のお客様に支えられてきたからこそ、今日の私たちがあります。この40年近くの間、産業界を取り巻く状況も人々の生活も激変してきました。当社はこうした変化に先んじて自らを改革し、お客様が進むべき道をともに見出し、お客様の組織全体、企業全体の改革をともにけん引する役割を担っています。

激しい変化の中では、ともすると目指す場所を見失いがちです。「とにかく何かを変えたのだ」という安心感が欲しいがために、手の届く範囲の課題を解決して「改革」というラベルをつけ、そこで小休止してしまうこともあります。しかしそれは本来の意味での改革ではありません。枝葉を綺麗に整えても、樹木ごと倒れてしまう、あるいは気候変動の中で森林そのものが消失してしまう - それが今の私たちが直面している「変化」の真の姿だからです。

激しい変化の中を進む上で心に留めるべきことは、「常に本質を考える」という姿勢です。これまでお客様が必要としてこられたものは、なぜ必要だったのか。それは明日のお客様にも本当に必要なのか。そもそも、お客様が当社の製品やサービスを利用しているのは、何のためなのか。お客様のニーズを、枝葉ではなく、樹木全体、森林全体の観点で捉えなおすことで、お客様が求めている価値の本質が見えてきます。

2018年の産業界で多く取り上げられた話題に、イノベーション、デジタル変革、IoT、AI (人工知能) 、働き方改革がありました。全て、現在当社がお客様にご提供できる価値です。当社の3DEXPERIENCEプラットフォームは、デジタライゼーションによって部門や組織の境界を突破し、価値を生み出す流れ (バリューストリーム) をつなげ、大量のデータを価値に転換する基盤となり、異なる人々の力を時間と地域を超えて結集させる磁場となります。

お客様が求めている価値の本質に応えるだけの製品やサービス、知見とノウハウが当社にはあります。それは皆さん一人ひとりであり、皆さんが持つ想像力でもあります。大量生産・大量消費の時代からマスカスタマイゼーション・パーソナライゼーションの現代にいたるまで、私たちの3D技術が産業界を支える原動力の一つとなってきたこと、そこから3DEXPERIENCEという唯一無二の戦略をいち早く打ち出してきたことは、当社の先見性の証左であり他にない強みでもあります。この強みをそれぞれが意識し、自分で自分の枠を決めることなく、組織間の連携を高め、社内のみならず社外の力も結集してお客様の求める本質に迫りましょう。そして私たち自身も、本質を押さえながらそこに到るまでの変化を恐れることなく、むしろ楽しむ気概でこの一年を過ごしていきましょう。

(以上)

3DEXPERIENCE、Compassロゴ、3DSロゴ、CATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、SIMULIA、GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBESおよび3DEXCITEはアメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズまたはその子会社の登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]