2019年3月1日公開「映画ドラえもん のび太の月面探査記」の脚本を手がけた辻村深月が自ら書き下ろし小説化! その冒頭部分を公開します!

2012年『鍵のない夢を見る』で直木賞受賞。2018年『かがみの孤城』で本屋大賞第1位。そして2019年――新たな挑戦が始まる!

辻村深月『小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記』特設サイト
冒頭部分《 プロローグと第1章18ページ分 》を先行ためし読み!
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 皆さんと同じように、私も『ドラえもん』が、子どもの頃から大好きです。
 そんな大好きな『ドラえもん』の世界を脚本、そして小説で描くことはあまりにも恐れ多いことでした。
 緊張でがちがちになっていた時に、冒険の舞台として、ふっと思いついたのが、月の世界です。
 一番身近な天体で、すぐ近くに見えるけれどなかなか行けない場所。
 ドラえもんたちとここに行けたら、と思い、最初の一行を書いた瞬間、物語が動き出してくれました。
 ドラえもんたちとの月世界の冒険、皆さんにも楽しんでいただけたら、とても嬉しいです。
 ── 辻村深月

◎藤子・F・不二雄……本名、藤本弘。1933年12月1日、富山県高岡市生まれ。1951年「天使の玉ちゃん」(安孫子素雄氏との合作)でデビュー。数多くの傑作を発表し、児童漫画の新時代を築く。代表作「ドラえもん」「オバケのQ太郎(共著)」「パーマン」「キテレツ大百科」「エスパー魔美」「SF・異色短編集」など多数。
◎辻村深月……1980年生まれ。千葉大学教育学部卒。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞を受賞。12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞を受賞。18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞第1位となる。著書に、章タイトルをすべて「ドラえもん」のひみつ道具にした『凍りのくじら』などがある。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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