5Gによる医療研修向けVRサービス検証環境コンセプトを「DOCOMO Open House 2018」に展示

株式会社NTTドコモ 2018年12月04日 20時13分
From 共同通信PRワイヤー

2018年12月4日

NTTドコモ

5Gによる遠隔リアルタイム配信技術を利用した医療研修向けバーチャル・リアリティサービスに関する検証環境コンセプトを「DOCOMO Open House 2018」に展示

 株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカルカンパニー(以下、ジョンソン・エンド・ジョンソン)、株式会社ジョリーグッド(以下、ジョリーグッド)と、第5世代移動通信方式(以下、5G)のモバイルネットワークを利用し、ジョンソン・エンド・ジョンソンの医療トレーニングとジョリーグッドが提供するバーチャル・リアリティ(以下、VR)による人材育成ソリューションを融合させた遠隔リアルタイム配信医療研修VRについて、「ドコモ5GオープンラボTM Yotsuya」における2019年上期の実証実験(以下、本実証実験)の検討に向け、2018年12月6日(木)、7日(金)の両日に開催される「DOCOMO Open House 2018」※にコンセプト展示いたします。

 本実証実験では、ジョリーグッドが開発した、多視点VR同時配信システムを活用し、5Gの特長である高速・大容量・低遅延の機能を使用し、医療研修で実施する手技を複数の拠点へリアルタイムに配信します。
 ヘッドマウントディスプレイを装着した受講生は、カメラ内で配信された映像を複数の視点に切り替えて見ることにより、手技だけでなくオペレーションルーム内全体の動きを複数の視点から360度視聴することが可能となり、器具の動きと併せてさまざまな役割を持った複数のスタッフの動きも確認できるようになります。
 また、リアルタイム双方向通信の実現により、術者と受講生、オペレーションルーム内のスタッフと受講生、受講生同士のコミュニケーションを可能とすることで、より効果的な研修プログラムの構築をめざします。

 本実証実験では、遠隔地にいる医療従事者が高度な技術を持った指導医の手技を、あたかも同じ場所にいるかのような臨場感と、リアルタイムならではの双方向通信によって、実際に行われる実地医療研修と同じ研修受講効果を生み出すことを目的とします。

 ドコモは、5Gにおいて、幅広いパートナーと共に新たな利用シーン創出に向けた取り組みを 拡大するため「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」を、2018年2月より提供しており、参画企業・団体に対し、5Gの技術や仕様に関する情報や、パートナー間の意見交換を行うワークショップの場を提供しています。ジョンソン・エンド・ジョンソン、ジョリーグッドも、本プログラムに参画しています。

 今後もドコモは、「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」のパートナーと共に、5Gのさまざまな利用シーン創出やソリューションの実現をめざしてまいります。

※「DOCOMO Open House 2018」の概要(リンク
*「ドコモ5Gオープンラボ」は株式会社NTTドコモの商標です。

別紙
実証実験概要
1.実証実験内容
 ・リアルタイム配信技術により臨場感のある手技を遠隔地でも確認できること
 ・複数の360度カメラの切り替えによって複数視点を実現することでオペレーションルーム内のさまざまな役割を持ったスタッフの動きを確認できること
 ・双方向通信により、その場で指導医との質疑応答や、複数の医療従事者による意見交換を実施できること
 ・VR映像リアルタイム配信と双方向通信を安定的に行うためのソフトウェア、ハードウェア開発、検証データ収集

2.場所(予定)
 「ドコモ5Gオープンラボ Yotsuya」

3.実証実験イメージ
【画像: リンク



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