Richtekが新しいUSB Type-C電源供給のカーチャージング・ソリューション、RTQ7880を発表

Richtek Technology 2018年11月08日 17時53分
From 共同通信PRワイヤー

Richtekが新しいUSB Type-C電源供給のカーチャージング・ソリューション、RTQ7880を発表

AsiaNet 76061 (2011)

【新竹(台湾)2018年11月8日PR Newswire=共同通信JBN】世界をリードするアナログIC設計会社のRichtekは、同社の革新的な電源管理ソリューションを自動車用途にもたらしている。Richtekは、USB Type-Cの電源供給とバックブースト・コントローラーを1つにした世界初の統合ICデバイスであるRTQ7880を発表した。これは、新世代の100ワット(20V/5A)高出力カーチャージャー用の真のワンチップ・ソリューションとなる。AEC-Q100グレード2適合のRTQ7880は、現在および未来のカーチャージャーの要件をいつでも満たすことができる。

USB Implementers ForumのメンバーであるRichtekは、高レベルの柔軟性のあるRTQ7880を設計した。内蔵のARM MCUと完全にプログラム可能なPWMブロックは、Programmable Power Supplyの要件を備えた最新のUSB PD 3.0に適合する特別なAnyPower(TM)機能を可能にしている。さらに、RTQ7880には、広範な保護機能が組み込まれており、全てをハードウエアで制御し、システムを真にPDSafe(TM)にする。非USB-Cのレガシーデバイスをサポートする必要がある充電システム用に、RTQ7880には、BC1.2、QC2.0、QC3.0およびAppleモードシステムを検出するためのUSBデータライン検出回路が組み込まれている。RTQ7880 MTPメモリーファームウエアは、USBポート経由でアップデートできる。

後部座席の乗客の充電デバイスの長距離送電による電圧低下を避けるため、RTQ7880には充電電流をベースに出力電圧を調整する9ステップのプログラム可能なケーブルドロップ補償機能が備わっている。電圧補償値は、ケーブルの長さの違いに応じて調整できる。その結果、充電ケーブルの端の充電電圧は、充電電流に対して+/- 50mV未満しか変わらない。RTQ7880には、LED表示、ファームウエアオプション設定、あるいは他のデバイスとの通信など、さまざまな機能に使用できる10のGPIOピンも備わっている。

Richtekは、USB Type-CおよびType-Aのカーチャージャー用の電源管理ソリューションも提供している。RTQ2115/6製品群は、複数のUSBプロトコルをサポートする、充電ポートコントローラとバックコンバーターを一体化したAEC-Q100グレード1適合ソリューションである。

過去5年にわたり、Richtekはインフォテインメント、テレマティックス、ADASなどのさまざまな分野をカバーする強力な自動車用製品ポートフォリオを開発してきた。Richtekの自動車用製品は全てAEC-Q100に適合しており、高性能で信頼性が高く、世界中のトップ自動車部品メーカーに選ばれている。Richtekは、自動車メーカーとの緊密なコラボレーションを通じ、より多くの新製品を作り出し、それによって共に自動車産業の未来を形づくっていく。

Richtek自動車用製品の詳細はリンク を参照。

製品の詳細については、automotive@richtek.com に問い合わせを。

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ソース:Richtek Technology

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