(共同リリース)ランダー組立をJALECエンジン整備センター(成田)で開始

~HAKUTO-Rの月へのチャレンジを、JALが技術力でサポート~



日本航空株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:赤坂 祐二、以下「JAL」)と株式会社ispace(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:袴田 武史 氏、以下「ispace」)は、昨年、資本業務提携を行い(*1)、2018年10月より、JALはispaceが行う史上初の民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のランダー(月着陸船)組立ての技術支援を開始しました。JALの100%子会社であり、JALグループの航空機の整備を担う、株式会社JALエンジニアリング(以下JALEC)のエンジン整備センター(成田)にてHAKUTO-Rの2機のランダーを組み立てます。また、JALECの整備士が、溶接などの組立作業の一部について技術支援を行います。組み立てたランダーは、2020年と2021年に月へ打ち上げられる予定です(*2)。

(*1)2017年12月13日付プレスリリース 第17114号 リンク
(*2)Mission1:2020年半ばに月周回軌道から月探査、Mission2:2021年半ばに月に着陸し月面探査ローバーで月面探査

月面の資源開発を足がかりに宇宙での生活圏構築をめざすispaceと、宇宙旅行をはじめとする新事業の創出に取り組むJALは提携し、宇宙での新たな価値創造にチャレンジしています。JALECは、航空機整備で培った技術力や品質管理能力が、宇宙機製造に求められる要件を満たすことから、ランダー組立に関わる技術支援を行うこととなりました。JALECとispace、両社の技術者たちが互いに力を合わせて、それぞれの分野で培った知識と能力の限りを尽くし、宇宙に向けて着実に前進していきます。

両社は、これからも相互に得意とする分野での提携を拡大し、宇宙という未知なる世界へのチャレンジを継続し、新たな宇宙事業の創出に向けて取り組んでまいります。


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参考:会社概要

◆株式会社JALエンジニアリング(リンク

JALグループの航空機の整備を担い、安全運航を支える航空機整備会社。羽田空港、成田空港、伊丹空港を拠点に、JALグループの航空機の発着整備、点検整備、航空機からとり下ろされたエンジン・部品などの整備を行う。また、日本各地の空港において、JALグループの航空機に加えて海外航空会社の航空機の発着整備も行う。

◆株式会社ispace (リンク

「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタート


による「月周回」と「月面着陸」の2つのミッションを行うプログラム「HAKUTO-R」を発表。アメリカSpaceX社のFalcon 9ロケットで2020年と2021年に打ち上げ予定。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動。

◆HAKUTO-R (リンク

HAKUTO-Rは、ispaceが2021年までに行う史上初の民間月面探査プログラムです。独自のランダーとローバーを開発して、2020年に月周回と2021年に月面探査の2回のミッションを行います。SpaceXのFalcon 9を使用し、それぞれ2020年半ばに月周回ミッション、そして2021年半ばに月面探査ミッションの打ち上げを行う予定です。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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