Arm、より直感的・実用的なカスタマーデータプラットフォームを実現する新製品「Arm Treasure Data Audience Suite」を発表

アーム株式会社 2018年10月03日 11時00分
From PR TIMES

包括的な顧客プロファイルを単一の画面で管理、マーケティング対応のAI機能も提供



英Arm(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:神奈川県横浜市、以下Arm)は、カスタマーデータプラットフォームを強化するマーケティング部門向けアプリケーション群である「Arm Treasure Data Audience Suite」を発表しました。これにより、広範な顧客データへのアクセスとデータの実用化を実現し、直感的なユーザーインターフェイスを備えた単一の画面で包括的な顧客プロファイルを管理可能となります。さらに、マーケティング対応のAI機能による、予測分析とスコアリングといった機能も提供し、オファーやプロモーション、ディスカウントなどの最適化を支援します。

発表の主な内容:


「Arm Treasure Data Audience Suite」により、広範な顧客データへのアクセスとデータの実用化が実現、包括的な顧客プロファイルを単一の画面で管理可能に
直感的なユーザーインターフェイスを採用。業界で最も詳細な顧客プロファイルを備えた、ガイド付きのセグメンテーション体験
マーケティング対応のAI機能による、予測分析とスコアリング
主要属性によるリアルタイムのパーソナライゼーションと、市場で普及している各種マーケティング・アプリケーションとの連携機能「Arm Treasure Data Audience Suite」により、広範な顧客データへのアクセスとデータの実用化が実現、包括的な顧客プロファイルを単一の画面で管理可能に


最新のエンタープライズ・データを活用するための、より直感的・実用的なカスタマーデータプラットフォーム
今日のマーケティング・オペレーションはエンジンにも例えられるように、企業の増収につながるメッセージやコミュニケーションの原動力となっています。データが加速度的に増加する中、新たなマーケティング技術やデータソースを追加することが、こうした「エンジン」の妨げとなることは認められず、これこそがカスタマーデータプラットフォーム(CDP)の活躍の場となります。顧客企業からは、企業内のあらゆるデータへの統合的なアクセスと、こうしたデータに基づいて迅速かつ簡単にアクションを起こすための方法が必要であるとの声が寄せられています。こうした状況を受けて新たに開発されたのが、「Arm Treasure Data Audience Suite」です。本製品は、トレジャーデータのユーザーがすでに構築・保守・アクティベート中のビッグデータのプロファイルセットとともに、シームレスに利用可能なマーケティング部門向けアプリケーション群です。

Audience Suiteにより、顧客データへのアクセスと実用化が実現
Audience Suiteでは、ファースト、セカンド、サードパーティの顧客データセットを統合的に使用します。これらはオフラインのソースに加えて、今日利用可能な、最も広く使用されているマーケティングおよび営業支援システムからも継続的に集められます。その後、マーケターはガイド付きのセグメンテーション体験を通じて詳細情報を無限に得られるほか、マーケティング対応のAI機能によって、予測分析とスコアリングにも対応できます。この大規模な連携ライブラリ (*1) は、100以上の出力コネクタを有し、Oracle Eloqua、YouTube、MailPublisher、Google AdWordsなどのシステムを対象に、最新のマーケティング・アプリケーションのコネクタを通じて高精度な顧客セグメントをアクティベートします。さらに、最新の連携機能が継続的に追加されます。
*1) リンク

顧客データの収集、統合、エクスポートのみを行う他の業界ソリューションとは異なり、トレジャーデータは、顧客プロファイルの収集、保存、統合、分析、アクティベートをセキュアに行えるソリューションであり、より高精度のターゲティングとリアルタイムのパーソナライゼーションを実現できます。これはエンタープライズ向けの単一の顧客データ・プラットフォームであり、実績あるデータ管理/分析の基礎に基づき (*2)、マーケター向けに充実した機能セットを市場にもたらします。こうした機能のすべてを単一のシステムに集約することで、顧客企業は最適化されたマーケティング活動のメリットを完全に引き出し、より高いコンバージョンを実現しつつ、実装・採用時の時間とコストを節約できます。
*2) リンク

Arm Treasure Data Enterprise Customer Data Platform
[画像1: リンク ]


最新リリースの主な特長は以下の通りです。

包括的な顧客プロファイルを単一画面で管理
データが見つからず、「失われる」ことを回避するため、データモデルを無制限にカスタマイズ・自動化できます。これにより、内蔵のダッシュボードによる活用と管理に特化した顧客プロファイルを構築でき、顧客モデルの調整について、迅速な意思決定が可能です。トレジャーデータのプロファイルは、このデータモデルを単一画面で浮き彫りにすることで、すべての顧客についてより詳細な掘り下げが可能です。プロファイル数は無制限で、コストの節約目的で合理化することも、「セグメント・オブ・ワン」戦略を推し進めて自社の顧客に関する発見を追求することもできます。

利便性に優れた可視化機能が、オーディエンス、新規顧客、成長トレンドの総数を浮き彫りに
直感的なインターフェイスを採用、すべての顧客について完全なプロファイルをレビューし、属性と行動を迅速に評価


[画像2: リンク ]


あらゆる顧客の詳細情報を備えた、ガイド付きのセグメンテーション体験
優れた使い勝手は最優先事項のひとつです。マーケターはトレジャーデータのSegment Builderを使用することで、セグメントの作成/微調整プロセスを通じて段階的なガイドを活用でき、顧客・見込み客の適切なグループに対して効果的なターゲティングが可能です。ユーザーは今後、プロファイルのグループを大規模に構築・管理することで、実行可能なキャンペーンの数を増やしつつ、より高精度のターゲティングを通じ、パフォーマンスを向上できます。

常に最新状態にある顧客セグメントに基づいて、より簡単かつ即時のアクションが可能です。

実行・非実行のアクションを含むフルセットのデータにより、最も関連性の高いセグメントを構築
Webサイト訪問者のリアルタイムのアクションから、セグメントを自動的に作成・更新(再利用も可能)
プロファイルのカウントと統計情報に基づき、自動更新されるインタラクティブな画面を使用し、コンテンツ、オファー、メッセージをその場でパーソナライズ可能


[画像3: リンク ]


マーケティング対応のAI機能による、予測分析とスコアリング
現在、より多くのマーケターが予測モデリングを活用できるよう、積極的な取り組みを行っています。結局のところ、顧客プロファイルのデータ分析に際し、大勢のデータサイエンティストが必要な状況というのは現実的ではありません。Audience Suiteでは、一意の顧客オーディエンス内で予測スコアリング機能が動作するため、購入や乗り換えといったアクションを人々がいかに起こすか、起こさないかについて、マーケターは性向に基づくモデルを構築できます。

トレジャーデータでは、単なる分析用のスコアにとどまらず、直感的な可視化機能によってワンランク上の予測機能を実現しており、マーケターはスコアリングのしきい値を調整し、適切なセグメントを容易に作成できます。これによりユーザーは、数千件もの行動データポイントに基づき、最適化されたオファー、プロモーション、ディスカウントなどを瞬時に作成できます。

内蔵の機械学習ロジック/ビジュアル・ウィザードによって、マーケターは予測スコアリング・モデル(統計情報に基づくものなど、「予測的な」属性と行動についてレコメンデーションを行うFeature Guessアルゴリズムなど)を構築
新規または既存のセグメントに対し、ガイド付きの予測スコアリング機能を実装
内蔵の機械学習ライブラリにより、レコメンデーション、カテゴライズ、言語処理などのアルゴリズムをサポート
内蔵の統計情報による、予測スコアリング・モデルの精度の微調整と確認


[画像4: リンク ]


主要属性によるリアルタイムのパーソナライゼーション
メッセージやオファーのアクティベーションに際し、最新データの利用がいかに重要であるかについて、顧客企業からは明確な意見が寄せられています。私たちの最新Profile Sets APIは、今日の市場で最も広く使用されるパーソナライゼーション・ツールに対し、最新のセグメント情報を自動送信します。Profiles Sets APIは、傾向スコアや人口統計データなど、新しい主要属性や行動パラメータをプロファイルに追加します。エンゲージメントの段階で、セグメントに関するより多くの情報が渡されると、トレジャーデータは強力なセグメンテーション機能の日々の利用状況を最適化します。

より多くの属性に基づく、これまで以上に効率的・効果的なパーソナライゼーション
顧客プロファイル/セグメント・データのリアルタイム更新
Adobe Target、Optimizely、Google Optimizeなどとの連携


データの増加の勢いは、とどまるところを知りません。事実、最新版「Marketing Technology Landscape」によると、マーケティングシステムの数は今や7,000種類を上回っています (*3) 。つまり、顧客・見込み客のデータソースが多様化しており、拡大の一途をたどるチャネルを通じ、データを実用化する必要性が高まっています。
*3) 出典:Brinker, S. (2018, August 01). Marketing Technology Landscape Supergraphic (2018): Martech 5000 (actually 6,829). Retrieved September 25, 2018, from リンク

エンタープライズの直面している課題を考えると、Audience Suiteの提供開始は、ベストなタイミングといえます。顧客企業は今後、分析や理解の目的だけでなく、目的を持ったマーケティング・アクティビティ/キャンペーンを短期間で遂行するために顧客データを即座に役立てることが可能となります。

トレジャーデータが提供する機能の詳細については、次のリンク先(英語)をご参照ください。
リンク

Armについて
Armのテクノロジーは、コンピューティングとコネクティビティの革命の中心として、人々の暮らしや企業経営のあり方に変革を及ぼしています。そのエネルギー効率に優れた高度なプロセッサ設計は、1,250億個以上のチップを通してインテリジェントなコンピューティングを実現してきました。Armのテクノロジーは各種センサーからスマートフォン、スーパーコンピュータまで、さまざまな製品をセキュアにサポートしており、世界人口の70%以上に使用されています。さらに、このテクノロジーにIoTソフトウェアやデバイス管理プラットフォームを組み合わせ、顧客がコネクテッドデバイスからビジネス価値を生み出すことを可能にしています。Armは現在1,000社以上のテクノロジーパートナーとともに、チップからクラウドまで、演算が行われるあらゆる分野における設計、セキュリティ、管理を支える技術の最先端を担っています。

全ての情報は現状のまま提供されており、内容について表明および保証を行うものではありません。本資料は、内容を改変せず、出典を明記した上で自由に共有いただけます。ArmはArm Limited(またはその子会社)の登録商標です。その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホールダーの所有物です。(C) 1995-2018 Arm Group.

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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