AEDのレンタルサービスとオンラインサービスをパッケージで提供 「セコムAEDオンラインパッケージサービス」を発売

セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:中山 泰男)は、AED(自動体外式除細動器)のレンタルサービスとオンラインサービスをパッケージにして提供する「セコムAEDオンラインパッケージサービス」を10月1日から発売します。



2004年7月に、それまで医療従事者に限定されていたAEDの使用が一般の人にも認められたことで、現在では駅や空港、商業施設、スタジアム、イベント会場、企業、学校などさまざまな場所でAEDの設置が進み、救命事例も多数報告されています。

一方で、医療機器であるAEDはいざという時にきちんと使えるよう日頃から点検を行う必要があります。厚生労働省では2009年4月に、各都道府県へ「AEDの適切な管理の実施について」を通達し、AED設置者に対してAEDの「点検担当者」を配置すること、AEDのインジケーターの表示の日常的な確認や、電極パッド及びバッテリーなどの消耗品の交換時期を表示ラベルにより確認し、適切に交換することを求めています。
しかし、AEDの管理が十分にできていないことでバッテリー切れや消耗品の使用期限切れなどが見過ごされているケースもあり、緊急時にAEDの不具合により使用できなかったという事例も報告されています。

セコムでは、2004年に日本初となるAEDのレンタルサービス「セコムAEDパッケージサービス」を発売し、累計販売台数が20万台以上と医療機関・消防機関を除く一般市場で国内トップレベルのシェアを持っています。さらに2010年には、AEDの持ち出しや機器の異常、消耗品の交換忘れを24時間オンラインで監視する「セコムAEDオンライン管理サービス」を発売するなど、AEDの普及だけでなく、安心して使用できる環境づくりにも取り組んできました。

今回発売する「セコムAEDオンラインパッケージサービス」は、安心して使用できる環境づくりをさらに加速するため、これまでのAEDのレンタルサービスにオンラインサービスを標準仕様として提供するものです。従来のオンライン管理サービスは、導入にあたり通信機器や収納ボックスの設置工事が必要でしたが、本サービスでは携帯電話サイズの専用LTE端末を使うことで設置工事を不要とし、費用も抑えることができることから、オンライン化のさらなる促進が期待できます。

今後もセコムでは、“AEDがいつでも、だれでも使える社会”の実現を目指し、AEDの普及、オンライン化につながるさらなるサービスの拡充に取り組んでいきます。


■サービスイメージ

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■特長
1.オンラインでAEDの状態を管理
AED本体に専用LTE端末を付加するだけで、オンラインでAEDの状態が管理可能。毎日自動で行われるAED本体のセルフテスト(AED本体の故障、電極パッドの使用期限、バッテリー残量)の結果はサーバーに自動送信され、もしそこで異常があった場合はセコムが内容を確認してお客様に連絡し、正常化までフォローします。

2.心電図を提供
AEDの使用後、医療機関などからの要請でAEDに記録した心電図が必要になった場合、セコムにご連絡いただければ、AEDをお預かりすることなくオンラインでデータを取得し、ご提供します。

3.AEDの稼働状況をレポートでお知らせ
AEDの稼働状況を管理したいお客様向けに、事前にお申し入れいただくことで、AEDの稼働状況(AED本体の故障、パッドの使用期限、バッテリー残量)のレポートを提出します。

4.レンタル方式ならではの充実のサポート
消耗品の交換時期をセコムで管理し、使用期限前に自動的に設置先へお送りします。また、AEDを使用した場合は、セコムまで連絡いただければ新しい消耗品を発送するほか、盗難・破損時には無料でAEDを交換します。


■料金

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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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