作業員向け熱中症予防システムの実証実験を開始(ニュースリリース)

■ウェアラブルセンサを活用した建設現場・工場作業員の安全管理

 大和ハウスグループの大和リース株式会社(本社:大阪市、社長:森田俊作)は建設現場や工場の作業員が安全に働ける環境整備を目指し、ウェアラブルセンサや通信機器、クラウドシステムを活用した、作業員向け熱中症予防システムの有用性を実証するため、2018年9月6日から約1ヶ月の期間で実験に取り組んでいます。



 本実験は、奈良県立医科大学MBT研究所(※)(所長:細井裕司)と連携し実施しているものです。MBT研究所が開発した通信機器(MBT Link)を利用して 1.作業員の性別・年齢などの情報や、2.作業員が身につけるウェアラブルセンサからの心拍情報や位置情報、3.作業現場に設置した環境センサによる気温・湿度などの情報を、クラウドシステム(MBT Cloud)に送信します。これらの情報とMBT研究所独自の熱中症情報をクラウドシステム上で組み合わせて熱中症の危険度を解析し、その結果に基づいた状況報告や注意喚起をタブレット端末やスマートフォン経由で現場管理者や作業員へ迅速に行います。
 今回の実証実験により、各センサの操作性や使いやすさを検証し、通信環境の精度向上を行い、来年2019年度の本格導入に向け取り組んでいきます。

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※奈良県立医科大学MBT研究所について
 MBT(Medicine-Based Town)とは、少子高齢社会を快適に暮らすことができるまちづくりの実現を目指して、奈良県立医科大学が持つ医学的知見やノウハウをすべて産業に投入することによって、産業創生を行うと共に地方創生に寄与するものです。この理念を達成するために設立されたのがMBT研究所です。金融機関や民間企業の活力を導入して、医師・医学者と企業との連携を促し、新産業創生・まちづくりを進めています。
 MBT研究所は、健康見守り分野での新商材としてMBT Linkを開発しており、熱中症予防システムにおいて当社と共同で検証を進めています。


■熱中症予防システムのイメージ

[画像2: リンク ]


■実証実験対象現場、対象人数
 ・建設現場(東京都足立区)、対象人員13名
 ・大和リース 関東工場(栃木県真岡市)、対象人員約10名(9月25日より実施予定)

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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