滋賀県立大学の研究室および教員が設計した保育園と住宅が「第12回キッズデザイン賞」を受賞

滋賀県立大学 2018年09月19日 14時05分
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このたび「第12回キッズデザイン賞」(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会)の受賞作品が発表され、滋賀県立大学(滋賀県彦根市)の研究室および教員が手掛けた2作品が受賞した。今回受賞したのは、人間文化学部生活デザイン学科の佐々木研究室が意匠設計を手掛け、環境科学部環境建築デザイン学科高田研究室が構造設計を行った「どんぐりけんだいまえ保育園」と、環境科学部環境建築デザイン学科の金子尚志准教授が設計した「めおと柱の家」。「どんぐりけんだいまえ保育園」は、2017年の「ウッドデザイン賞」に続いての受賞となる。




 「キッズデザイン賞」は、子どもの安全・安心や子どもの産み育てに配慮した製品・空間・サービス・活動・研究について、優れたものを評価し表彰する顕彰制度。今年は応募数468点から252点が選ばれた。9月25日(火)には、受賞作品の中から内閣総理大臣賞など優秀作品を発表。表彰式が執り行われる。滋賀県立大学の教員らが携わった受賞作品の概要は以下の通り。

■受賞作品概要
【どんぐりけんだいまえ保育園】
 2017年「ウッドデザイン賞」受賞。滋賀県立大学の敷地を利用して、社会福祉法人どんぐり会が設置、運営している。
<概要>
 家の中に家があり、自然の光や風を感じる保育園である。保育空間と来客空間を分けたことで、子供たちの安全と、子供たちが集中できる保育環境が確保されている。保育室は「家」のようなスケールを持ち、可動建具と柱によりさまざまな変化に対応する。中廊下は天窓による光と風により、木漏れ日の効果を持つ、エアコンレスの「半屋外」の空間として機能させている。
<設計・施工>
 意匠設計:Studio In's Factory+滋賀県立大学人間文化学部生活デザイン学科佐々木研究室
 構造設計:滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科高田研究室、ケイツー建築設計事務所
 施工:(株)ヤマタケ創建

【めおと柱の家】
<概要>
 本提案は、2本の大黒柱によって、木を身近に感じる住空間を提供するとともに、家族を支える現代的な象徴として構成した。単なる大黒柱ではなく、8寸の通し大黒柱と6寸の姫大黒柱によって夫婦柱になっている点が特徴。柱が見えない現代の住空間と現代的な家族のあり方を再考し、子どもが育つ住空間がより豊かなものとなるよう期待した。
 大黒柱を中心とした、本来の意味での木の空間に住まうことで、自然との共生や資源循環のなかで生きていることを子どもたちに感じてもらいたい。
<設計・施工>
 設計:滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科金子尚志+日本ハウスHD設計部
 施工:日本ハウスHD

●受賞作品一覧:リンク  

●キッズデザイン賞
 2007年創設。「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことが狙い。
HP:リンク  
主 催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会
後 援:経済産業省・内閣府・消費者庁

▼本件に関する問い合わせ先
所属名:環境科学部
担当者:山奥(事務室)
電 話:0749-28-8301(環境科学部事務室)
FAX:0749-28-8477
E-mail:ses-hikae@office.usp.ac.jp 

所属名:人間文化学部
担当者:竹村(事務室)
電 話:0749-28-8401(人間文化学部事務室)
FAX:0749-28-8479
E-mail:shc-hikae@office.usp.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

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