ハイパーループ、公共交通機関の革命-アムステルダムからフランクフルトへ53分
AsiaNet 75176 (1614)
【アムステルダム2018年9月13日PR Newswire=共同通信JBN】
*UNStudioがHardt Hyperloopと提携し、「Station of the Future」のビジョンを提示
Photo: リンク
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UNStudio Futures Team(UNスタジオ未来チーム)は12日、オランダのユトレヒトで開催されたHardt Hyperloop(リンク )主催の第1回HyperSummit(ハイパーサミット)で、「Station of the Future(未来のステーション)」のビジョンを発表した。
世界的な都市化、人口増大、緊急な環境問題は、現在の輸送手段では解決できないインフラストラクチャー上の課題を生みだしている。そのため空の旅に代わる持続可能な代替手段が不可欠となっている。
ベン・バン・ベルケル氏:「ハイパーループ(hyperloop)は飛行に代わる現実的で実行可能な代替手段であるだけでなく、旅行に革命的変化をもたらすだろう。それは都市間の超高速で直接的な接続を提供し、まったく新しい仕事のやり方や余暇の過ごし方を可能にし、その結果、多くの経済、環境、知識交換の分野の利益につながるだろう」
ハイパーループは、ソーラーパネルを搭載した技術を使用して、騒音や環境的排出物を発生させずに、自らの駆動源に必要なエネルギーを供給することができる。これは初の100%電力輸送システムであり、大量の乗客を前例のないスピードと走行時間で都市から都市へ安全に輸送することが可能になる。
▽トランスファー(乗り換え)ハブ-「Stations of the Future(未来のステーション)」
UNStudio's Futures Teamは、市中心部や空港など既存インフラハブに隣接している市周辺部などさまざまな規模のさまざまな場所の都市や町におけるハイパーループの都市統合のビジョンを作成するために、Hardt Hyperloop Implementation Programme(Hardt Hyperloop実行計画)に参加するよう招かれた。
▽すべてのスケールのモジュラリティーとコネクティビティー
接続されたモジュラリティーへのコミットメントはハイパーループ・システムの中核であり、ハイパーループ・ステーションのためのUNStudioのビジョンの基盤も形成する。プラットフォームから機能的空間へ、そしてトランスファーハブの上に延びる屋根まで、モジュラー設計フレームワークはすべてのパーツを体系化し、接続する。
▽地域に電力を供給するステーション
ハイパーループ・ステーションはまた、ステーションだけでなくネットワーク内で生産されたソーラー(太陽光)エネルギー用のバッテリーとしても機能することができる。余剰エネルギーは、乗客が旅(移動)を完結するために乗り換えることができる自律的車両(自動運転車両)、バス、自転車の動力供給源として使用することが可能だ。
▽スピードによる新機能のロック解除
ハイパーループは、人間と商品の両方を高速で輸送するために2重の目的を達成するよう機能する。時速600-1000 kmの速度では、飛行機と同じ速度で走行することができ、都市の中心部に乗客を輸送することができる。すなわち、各ステーション自体がこの速度の利点の中で自らプログラムされることが可能で、オンデマンドのワークスペースや、まさに同じ日に収穫され捕獲された超新鮮で高品質の食材の市場を組み込んだり、さらには困難に直面している人の命を救うのに時間が重要な要素となっているような緊急医療サービスにも対応する。
UNStudio: Ben van Berkel with Ren Yee, Arjan Dingste and Alice Haugh, Jan Sobotka
Advisors: Labscape
ソース:UNStudio
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