■関西大学が誇る災害専門家が岡山の自然災害について特別講演■西日本豪雨など過去の水災害を踏まえて、災害大国で生きる術を学ぶ~社会安全学部の「水災害」と「災害時の行動心理」のスペシャリストが登壇~

関西大学 2018年09月06日 20時05分 [ 関西大学のプレスリリース一覧 ]
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関西大学ではこのたび、西日本豪雨災害復興を祈念し、特別講演「岡山の自然災害を考える」を9月15日(土)15:30から岡山コンベンションセンターにて開催します。




【本件のポイント】
・水災害のスペシャリストが各地で発生する水害のメカニズムや歴史から今後の洪水対策を提案
・災害心理学のスペシャリストが避難指示に従わない人々の心理を読み解き、その対策を解説
・全国最大規模を誇る関西大学教育後援会および関西大学校友会と関西大学との共催


本講演会は、大災害に見舞われた現地の復興を祈念し、岡山での地方教育懇談会における特別行事として開催するものです。登壇者は津波、高潮、洪水などの水災害を専門とする高橋智幸(社会安全学部教授)と、災害心理学を専門とし、大阪北部地震で鉄道通勤者の行動を調査し話題となった元吉忠寛(同教授)の2名。司会は同学部長で、鉄道の安全対策などでメディア出演も多い安部誠治(同教授)が務めます。

当日は、社会安全学部が誇る災害の専門家たちが、今年7月の西日本豪雨をはじめとする洪水被害のメカニズムや、岡山における水害の歴史を踏まえながら今後必要となる洪水対策を提案します。さらに、災害時の避難行動に対する人々の心理を読み解き、避難指示への向き合い方を解説します。岡山の災害を軸に、改めて防災・減災と真剣に向き合い、参加者とともに災害大国・日本で生きる術を考えます。

■ 地方教育懇談会とは?
本学では毎年5月に全国最大規模の''父母・保護者が集まる会''として、教育後援会総会を千里山キャンパスで開催していますが、総会に出席できない地方在住の父母・保護者の方も多くおられます。そこで本学教職員が全国32都市に出向し、教育方針や学業、学生生活、就職状況などの説明をはじめ、個別相談を通じた懇談を行っています。例年、全会場で延べ約800名(総会は約6,000名)が参加しています。

       <震災復興祈念 特別講演「岡山の自然災害を考える」の概要>

【日  時】 9月15日(土)15:30 ~ 17:30 (教育懇談会は10:00 ~ 15:00)

【場  所】 岡山コンベンションセンター<於:コンベンションホール西>

【プログラム】
  <司会・進行> 安部 誠治(関西大学社会安全学部長)
  <挨   拶> 芝井 敬司(関西大学学長)
  <特別講演>  (1)「最近の水害から岡山の洪水対策を考える」:高橋 智幸(同学部教授) 
          (2)「人はなぜ避難指示に従わないのか」:元吉 忠寛(同学部教授)

【後  援】
   岡山県、岡山県教育委員会、岡山市、岡山市教育委員会、NHK岡山放送局、RSK山陽放送、
   OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、KSB瀬戸内海放送、山陽新聞社、エフエム岡山(順不同)

【備  考】
   岡山県の林原美術館と本学による共催シンポジウム「林原美術館の資料と岡山池田家の文事 -お殿様と王朝文化-」が
   別途9月16日(日)に岡山県立図書館にて開催され、山本登朗(文学部教授)らが報告します。

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   ■ 講演概要・登壇者プロフィール
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〔講演者〕
◎高橋 智幸(関西大学 社会安全学部教授) 画像(1)
  専門分野:水災害
  東北大学助手、京都大学助手、秋田大学准教授を経て2010年に現職へ着任。
  文部科学省や国土交通省、内閣府、経済産業省などの省庁および大阪府や兵庫県などの自治体の防災および環境に関する
  委員を多数歴任。 

<講演概要>
記憶に新しい今年7月の西日本豪雨をはじめ、40人を超える死者・行方不明者を出した2017年7月九州北部豪雨や鬼怒川が決壊した2015年9月関東・東北豪雨など、各地で水害が多発している。そこで最近の洪水被害のメカニズムや岡山における水害の歴史を踏まえて、今後の洪水対策を考える。

◎元吉 忠寛(関西大学 社会安全学部教授)  画像(2)
  専門分野:災害心理学、教育心理学、社会心理学
  防災科学技術研究所特別研究員、名古屋大学院教育発達科学研究科助教などを経て、現職。被災者の支援、防災対策の
  促進、避難行動などに関する研究業績多数。
  編著書に「学校で役立つ社会心理学」(ナカニシヤ出版)、「体験で学ぶ社会心理学」(ナカニシヤ出版)など。
  兵庫県学校防災アドバイザー。

<講演概要>
近年、地球温暖化や都市化などの影響によって、大雨の頻度が増えていることは多くの人が 実感している。しかし台風の接近や集中豪雨によって避難指示や避難勧告などの情報が出ても、人々が適切な避難行動ができないことは古くから繰り返し指摘されている。人はどうして避難指示に従わないのかを人間の心理から読み解き、その対策について解説する。

〔挨拶〕
◎芝井 敬司(関西大学学長)
  1978年京都大学文学部史学科(西洋史)卒業。京都大学助手を経て1984年関西大学に着任し、2016年10月からは
  第42代学長を務める。数量歴史学の歴史研究方法に関心を寄せ、いち早くその動向をわが国に紹介して注目された。
  また、モンテスキューやエドワード・ギボンに関する研究業績も多数。

〔司会〕
◎安部 誠治(社会安全学部長、同教授)
  大阪市立大学助教授を経て1993年に関西大学商学部へ着任。
  その後、社会安全学部設置に伴って同学部に移籍し、現在は学部長。
  公益事業学会会長、政府原発事故調・技術顧問などを歴任し、現在、事業用自動車事故調査委員会委員などを務めている。

■特別講演の参加申込方法
特別講演については、先着順にて一般の方の参加も受け付けます。※当日も受付可
電子メールにて、件名に「特別講演」、本文に申込者氏名および電話番号を記入の上、
教育講演会<koenkai@ml.kandai.jp>宛に送信してください。
〔一般の問い合わせ先〕教育後援会事務局 Tel.06-6368-0056 


▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
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▼本件に関する問い合わせ先
総合企画室 広報課
寺崎、浦田
住所:大阪府吹田市山手町3-3-35
TEL:06-6368-0201
FAX:06-6368-1266
メール:kouhou@ml.kandai.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

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