2018年6月のウイルスレビュー

夏最初の月となる6月は、情報セキュリティに関して静かな月となりました。6月の後半にはネットワーク詐欺師がインターネットユーザーを騙すために使用していた大量メール配信がDoctor Webのセキュリティリサーチャーによって確認され、6月を通してAndroidを標的とするマルウェアプログラムの新たなバージョンが発見されています。

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6月の主な傾向
詐欺メールの配信
Android向けの新たな悪意のあるプログラムの拡散

6月の脅威

6月後半、複数の大量メール配信が確認されました。これらのメール配信は、騙されやすいユーザーを詐欺サイトへ誘導するためにサイバー犯罪者によって使用されていました。メール配信の他に、サイバー犯罪者は様々なインターネットリソースのフィードバックフォーム(CAPTCHAを使用しているものであっても)も使用していました。メッセージには、ユーザーが取引または送金を受け取ったことを知らせる内容のテキストが含まれていました。例として「33.50米ドルの支払いを行いました(支払いのインボイスコード:2478347616)。お客様の口座には自動更新を行うための十分な残高があります」、「現在の個人口座残高は13,300ルーブルです。インボイス番号97724に従って1,017ルーブルの支払いを受け取ったことをお知らせいたします」、「口座に0 031ルーブルの送金があったことをお知らせいたします。現在の個人口座残高は37,561ルーブルです」、「注文内容:残高増—2品、379. 03ドル。安全なオンライン注文システムをご利用いただき、ありがとうございます」などがあります。これらのメッセージに含まれているリンクはすべて無料のGoogle ドキュメントサービスがリンク先となっており、そこには既に、サイバー犯罪者によって投稿された賞金の受け取りを促すPDFドキュメントがあります。

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