GRANDIT株式会社 マーケティング室 室長 高橋昇氏によるコラム連載がスタート
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弊社オフィスのある渋谷区原宿近辺では、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた施設の建設が着々と進み、デザイン決定までは紆余曲折のあった「新国立競技場」も徐々に外観が出来上がりつつあります。
「レガシー」という言葉は、オリンピック・パラリンピックでは大会終了後の後世の残す、有形無形の社会的遺産と捉えられています。
一方、ITの世界では「レガシー」という言葉は負のイメージで捉えられています。
システムを長く利用している間に機能の追加や変更を繰り返すことでプログラムが増改築を繰り返した家のような状態になり必要な処理は動くものの処理速度が遅くなったり新たな機能追加を行うのに多大なコストが掛かるようになりがちな状態を指しています。
日本国内でERPが導入されるようになったのは1990年代前半。20年以上が経過し、当初導入されたERPの多くが負のイメージで「レガシーERP」と呼ばれるようになってきました。
本コラムでは、ドッグイヤーといわれるように早いペースで技術革新が進むIT業界において、ERPを「負のレガシー」から脱却させるための方策について考えてみたいと思います。
その最初のテーマとしては「RPA(Robotic Process Automation)への期待と現実」といったタイトルで最近話題になっている「RPA」をテーマに取り上げてみたいと思いますので最終まで、どうぞお付き合いください。
(この続きは以下をご覧ください)
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