凸版印刷、IoT建材で未来の家実現

各種センサーなどIoT機器と建装材を組み合わせた新製品の開発に着手、横浜市内で実施する、IoTスマートホームを用いた生活モニタリング実証実験に参画

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、意匠性や機能性、環境適性に優れた建装材事業を展開しています。
 このたび、従来提供する建装材に、各種センサーなどIoT機器を組み合わせた新製品の開発に着手。生活の中に建装材を通じてIoT機器がさりげなく溶け込み、居住者の健康管理や見守りなどをサポートする未来の生活空間の実現を目指します。
 なお第一弾として、株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉澤和弘)・横浜市・and factory株式会社(本社:東京都目黒区、CEO:小原崇幹)が「I・TOP横浜(※1)」内のプロジェクトとして推進する「未来の家プロジェクト(※2)」の取り組みの1つとして、2018年6月12日(火)から横浜市内で実施する「IoTスマートホーム(R)を用いた生活モニタリング実証実験」(以下 本実証実験)に参画。床材と圧力センサーを組み合わせることで位置検出を実現する新技術を用い、居住者の健康・活動状態を、離れて住む家族のモバイル端末などで見守る仕組みの実現可能性について検証します。



[動画: リンク ]




[画像1: リンク ]

[画像2: リンク ]


■ 背景
 昨今、各種センサーなどのIoT機器を製造現場だけでなく生活空間に活用することによる新たな価値の創造が求められています。
 凸版印刷は1951年に建装材事業に着手して以来、印刷テクノロジーを活用した床材や壁紙などの開発・製造を通じ、快適な住まいの実現に貢献してきました。
 今回、建装材に各種センサーを組み合わせたIoT建材の実現に向けて本実証実験に参画し、居住者が床を踏むことで検出される位置情報や日時データの収集や、それを活用した効果的な見守りサービスの実現性などについて検証。建装材事業を通じた未来の生活空間の実現を目指します。


■ 本実証実験の概要と、凸版印刷の実証内容

[表: リンク ]



■ 今後の目標
 凸版印刷は本実証実験の結果を検証し、圧力センサーと床材を組み合わせたIoT建材の技術開発を進め、2018年度中の製品化を目指します。
 また今後もIoTなどの先端技術と建装材を組み合わせた新製品の開発を進め、2020年度に関連受注を含め約100億円の売上を目指します。


※1 I・TOP横浜(IoTオープンイノベーション・パートナーズ)
横浜市が2017年4月に立ち上げた横浜経済の強みである「ものづくり・IT産業の集積」を生かし、IoTなどを活用したビジネス創出に向けた交流・連携、プロジェクト推進、人財育成などの場です。
※2 未来の家プロジェクト
人工知能(AI)およびIoTを活用し、居住者のリラックス度や活動量などの生活状態を可視化することで気づきを与えることや、快適な室内環境づくりを行うことを検討・推進するプロジェクトです。


* 「IoTスマートホーム」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。


以   上

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]