RPAでの全自動化に適さない非定型業務を効率化する新製品「BizFront/アノテーション Pro」を2018年6月12日から販売

利用者の業務やスキルに合わせた注意喚起を画面上に自動表示

NTTテクノクロス株式会社(以下、NTTテクノクロス 本社:東京都港区港南、代表取締役社長:串間和彦)は、日本電信電話株式会社(以下、NTT 本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦 博夫)が開発した高度アノテーション付与技術*1を利用した新製品「BizFront/アノテーション Pro」を2018年6月12日から販売します。

「BizFront/アノテーション Pro」は、表示対象となるアプリケーションやシステムへの改造が必要なく、パソコンの画面上に注意メッセージを付加して表示させることで人の判断が必要な非定型業務を支援する「BizFront/アノテーション」の高機能版です。従来製品に入力チェック機能や注意メッセージ切替機能などを追加し、注意効果の高いメッセージを適切なタイミングで利用者に提示することができ、さらなる業務効率化を実現します。


■背景
 近年、働き方改革の一環として、煩雑なデータ登録業務の効率化のために、RPA*2ソリューションを検討する企業が急増しています。一方で、コールセンターなど契約情報登録や発注業務といった多様で複雑なノウハウが求められ、手順の途中で人の判断が必要となる「非定型業務」に対しては、全自動化の実現は難しいのが実状です。
NTTテクノクロスはこのような非定型業務において、データ登録時の入力内容示唆や作業ミスを防ぐ機能を追加することで、データ登録業務に対する効率化やリスク軽減に応えます。

■「BizFront/アノテーション Pro」の特長
(1)誤入力防止のための注意喚起
 システム入力画面に入力チェック機能がない場合でも、登録すべきデータを促し、誤っているときに注意メッセージを表示することができます。この注意喚起により、効率的なデータ投入と誤入力のリスクを軽減し、誤発注や誤請求を減らす効果が期待できます。

(2)利用者に応じた注意メッセージの表示
 業務種別や利用者属性などにグループに応じて注意メッセージの表示を分けることができ、利用者の選択操作により、必要な注意メッセージのみを表示することができます。例えば、全員に必ず表示させる注意メッセージ、初心者用の注意メッセージ、業務内容に応じた注意メッセージなどを定義して切り替えることができ、注意メッセージの見落としや見間違えを防止することが期待できます。


■動作環境
OS・アプリケーション
Windows 7 Professional (32bit/64bit)・Internet Explorer 9/11
Windows 10 Pro 64bit・Internet Explorer 11

■価格(税別)
年間82万円(編集ライセンス3端末分と表示ライセンス100端末分)

オプション:
アノテーションルール作成支援:1件50万円~
導入コンサルティング、操作レクチャー、訪問サポート:1回10万円~
本価格は、2018年6月時点の価格です。今後改訂することがあります。

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用語解説

*1:高度アノテーション付与技術
NTTアクセスサービスシステム研究所が開発した、システムの状態や利用者の操作に応じて、対象とするWebシステムへの改造なくスムーズに注意情報を表示・切替する技術。

*2:RPA
Robotics Process Automationの略。単純な定型業務を効率化・自動化するソフトウェア型ロボット。

*「BizFront」はNTTテクノクロス株式会社の登録商標です。
* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。

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