ブラザー、三重県の拠点でヤギによる「エコ除草」を再開

ブラザー工業株式会社(以下、ブラザー)とその子会社である三重ブラザー精機株式会社(以下、三重ブラザー)は2018年5月14日より、ヤギが草を食べることで環境への負荷を少なくできる「エコ除草」を約5カ月ぶりに再開した。2度目の今回は、8月10日までの約3カ月間実施する予定だ。



三重ブラザーの敷地内に雑草が生い茂っている場所があり、人の手で草刈り作業を行ってもなかなか追いつかない状況があったため、昨年9月から12月までの約3カ月間、2頭のヤギ「たまき」と「みかん」による除草を行った。今回は「たまき」と、産休中の「みかん」に代わり7歳のベテランヤギ「弥生」が除草を行っている。
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昨年実施した際の除草効果に加えて、PR効果、従業員への「癒し」効果が大きかったことから今回の再開が決まった。「ヤギによるエコ除草の取り組みをきっかけに、三重ブラザーの事業や生物多様性保全活動に興味を持っていただくことが増えた」と担当者は話す。休憩時間にヤギの様子を見に行く従業員も多く、ウォーキングの機会にもなっているのだそう。

また、「エコ除草」再開にあたり、ヤギ2頭が暮らす小屋もリニューアルした。板張りの床ができたことで、雨の日も寝床が濡れなくなり、2頭がより快適に過ごせるようになった。

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かねてより、ブラザーグループは環境スローガン「Brother Earth」のもと、海洋生物の保護や熱帯雨林の保全など、世界各国で各地域に根ざした生物多様性保全活動に取り組んでおり、ヤギによる「エコ除草」もその一環として行われた。三重ブラザーでは、工場敷地内に生物多様性の豊かな森を形成することを目指し、地域由来の植物の苗を植える取り組みを行っている。

三重ブラザー代表取締役の土屋道雄氏は、「トナーカートリッジのリサイクル事業など、製品の再生を行う三重ブラザーで、生態系の再生に取り組んでいます。植樹した苗木も、エコ除草のためのヤギも、三重ブラザーの自然の環境の中ですくすく育っている最中です」と話している。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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