IK Multimedia、UNO Synthを発表。完全アナログ回路による、ポータブルなモノフォニック・シンセサイザー。

IK Multimedia 2018年05月02日 09時30分
From Digital PR Platform


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IK Multimedia(イタリア・モデナ)は、アナログ・シンセサイザー・メーカーSoundmachines(イタリア・ファブリアノ)との共同開発によるモノフォニック・シンセサイザーUNO Synthを発表しました。UNO Synthは、完全アナログ回路による音源、2オクターブ以上をカバーするマルチタッチ・キーボード、直感的に音色のエディットが可能なツマミ、20種のパラメーターをオートメーション可能なシーケンサー、MIDI In/Out、他のデバイスをディジー接続可能なAudio In/Outを備えており、ライブ・パフォーマンスからレコーディングまで幅広い用途でお使いいただけます。電池駆動可能なポータブルな筐体、お求めやすい価格と、わかりやすいユーザー・インターフェースにより、一部マニアのものと思われていた本物のアナログ・シンセサイザー体験を、すべての音楽好きな人々にお届けします。

# 本物のアナログ・シンセサイザーを、すべての人に。
UNO Synthは、ユーロラック・モジュール、アナログ・シンセサイザーのメーカーとして高く評価されているSoundmachines社、20年以上にわたってソフトウェア音源、音楽関連機器を開発してきたIK Multimedia、Alesis Andromedaの開発者としても有名なエリク・ノーランダーを含むIK Multimediaの開発チームのシンセサイザーに対する深い知識、経験と愛情が結実した、本物のアナログ・シンセサイザーです。

アナログ・シンセサイザーの演奏には高度な知識を要する一面があるのは事実ですが、UNO Synthのツマミは直感的に操作できるように配置されており、100種類のプリセット、スケール選択により音楽的な演奏が簡単に行えるマルチタッチ・キーボード、アルペジエイターにより、シンセサイザーを始めて使う人でも楽しめるようにデザインされています。

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# 完全アナログ・オーディオ回路による、太く、粘りのあるサウンド
UNO Synthは、コンパクトな筐体に完全なアナログ・オーディオ回路によるシンセ・エンジンが収められており、高価なアナログ・シンセサイザーに引けを取らないほど太く、粘りのあるサウンドをお楽しみいただけます。シンセ・エンジンの主な構成は、下記の通りです。

- 完全アナログ・オーディオ回路による2つのVCO、ノイズ・ジェネレーター、レゾナンス・マルチモードVCFとVCA
- 鋸波、三角波、パルス波(矩形波でパルス・ウィズ・モジュレーション可能)間を連続的に可変でき、ホワイト・ノイズ・ジェネレータも搭載された、2つの独立したVCO
- 2ポールOTAベースのアナログ・レゾナンス・スウィープが可能なマルチモード(LP/HP/BP)フィルター
- クラシックなシンセにおけるフィルター・インプットの歪みの再現、暖かみのあるサチュレーションの付加、アグレッシヴなディストーションまで可能な、特別設計のデュアルステージ・オーバードライブ
- ピッチ、フィルター、アンプ、パルス・ウィズ・モジュレーションを含むオシレーターの波形を連続変調可能な、7種のLFO(サイン波、三角波、矩形波、上昇鋸波、下降鋸波、ランダム、サンプル & ホールド)
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# リード、アルペジオからドローンまで、幅広いアナログ・サウンドに対応
UNO Synthはモノフォニック・シンセですが、2つの独立したオシレーターを個別にチューンできるので、オクターブを重ねることや、パッド系のインターバル・サウンドを作成することが可能です。それぞれのオシレーターにパルス・ウィズ・モジュレーションを行い、オクターブやインターバルで重ねることで、高級なクラシック・モジュラー・シンセと同様のサウンドを得ることもできます。

フィルター部も純粋なアナログで構成されていますので、アナログ・シンセ特有の暖かみ、深み、太さをもつサウンドが得られます。マルチモード・レゾナンス・フィルターはわずかなサチュレーションの付加から、アグレッシヴなレゾナンス・スウィープまで行うことができます。特別設計のデュアルステージ・オーバードライブ回路は、入念に設計されたカーブでプリおよびポスト・フィルター・ゲインの両方をコントロールします。もちろんフィルターはエンベロープ・ジェネレーター、LFO、パフォーマンス・ボタン、さらに内蔵シーケンサーでのオートメーションや外部MIDIコントローラーでの操作に対応しています。

UNO Synthはテンポ同期可能なディレイを搭載していますので、サウンドの幅はさらに広がります。アルペジオに深みを加えることや、フィルターやオシレーターが変調するシーケンス・パターンにディレイを加えて、宇宙空間のようなサウンドまで作成することができます。

この高いフレキシビリティを誇るシンセシス・エンジンによって、リードやドローン・サウンド、アルペジオやシーケンス、スウィープやエフェクトなど、様々な音色の作成を可能とします。もちろん豊かさ、暖かみ、パンチ、深みなどを兼ね備えたモノフォニック・シンセを象徴するベース・サウンドにも、最適のパフォーマンスを発揮します。
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# 100種類の即戦力プリセットを用意
UNO Synthには100種類の即戦力プリセット(80種類を上書き保存可能)が用意されており、箱から取り出してすぐに演奏を楽しむことができます。プリセットは音色だけでなく、アルペジオ、シーケンスまで含めて用意されています。

UNO Synthはトップ・パネルに配置された40以上のコントローラーによって、シンセシス・エンジン・パラメーターをリアルタイムで操作できます。直感的に操作できるツマミのレイアウトにより、深いメニュー階層やスクロール操作で手間取ることなく、迅速にパフォーマンスを行うことが可能です。Mac/PCに接続して、エディター・アプリケーションでサウンド・メイクを行い、本体外部で無制限のプリセットを管理、保存することもできます。

# 2オクターブ以上をカバーする、マルチタッチ・キーボード
UNO Synthは本体上に27鍵のマルチタッチ・キーボードを搭載しているので、UNO Synth単独で2オクターブ以上の演奏が可能です。クロマチックでの演奏もスケール設定での演奏もでき、スケールは13種類から選択できます。スケール設定を使えば音楽的なパフォーマンスが簡単に行える他、新たなインスピレーションを得ることもできます。10種類のモードと4オクターブのレンジを備えたマルチモード・アルペジエーターは、キーボーディストにもその他の楽器演奏者にも最適です。
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# シンセ・パラメーターのオートメーションも可能な、内蔵シーケンサー
本体キーボードはシーケンサーのステップ・エディット・コントロールとしても機能します。シーケンスはリアルタイムでもステップ毎でもプログラムすることができ、各ステップで最大20種類のシンセ・パラメーターを保持できます。UNO Synthのシーケンサーは、クラス史上最高の高性能を誇ります。

さらに手軽にリアルタイム・パフォーマンスを行うことのできる、Dive、Scoop、Vibrato、Wah、Tremoloの5つのモジュレーションが搭載されています。これらによって、熟練のアナログ・シンセ・パフォーマーのようなダイナミックな表現でさえも、簡単に行うことができるのです。
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# 乾電池、USBモバイル・バッテリーで駆動可能
UNO Synthは25.6cm x 15cmと、モノ・シンセでも最小クラスのコンパクトな筐体で、重さはたったの400グラム。単3乾電池4本または、USBバス・パワー、モバイル・バッテリーで駆動可能なので、いつでも、どこへでもお気に入りのサウンドを自由に持ち運べます。外出先で、本体上のマルチタッチ・キーボード、アルペジエイター、シーケンサーで本物のアナログ・シンセをプレイする楽しさは、格別でしょう。
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# スタンドアローンでも、キーボードやDAWと組み合わせてもOK
エレクトロニック愛好家やDJにとってUNO Synthは、いつでもどこでもインスピレーションを得て音楽を作ることのできるシンセサイザーとなります。ドラム・マシンなどの外部オーディオ・デバイスを接続可能なオーディオ・インプットもあるので、外部ミキサーなどを使わずにデイジー・チェーンでパフォーマンスを行うことができます。

MIDI In/Outにマスター・キーボードを接続すれば、UNO Synthをパワフルなアナログ・シンセ・モジュールとしてライブやレコーディングで使用することができます。MIDIインターフェースを別途用意しなくても、Mac/PCやモバイル・デバイスのDAW、MIDIアプリケーションに接続可能なUSB MIDIポートも装備されています。

# Made in Italy
UNO Synthは、IK Multimedia創業の地であり、本社のあるイタリア・モデナの自社工場にて生産されています。研究、開発、設計、プロトタイピングからテストまで、イタリアのクラフトマンシップ、著名なオペラ歌手を輩出している音楽的な土地の伝統、性能だけでなく官能性も求められる、世界トップクラスのスポーツカー・ブランドが積み重ねてきた歴史が、息づいています。

# 価格と購入方法
UNO Synthは、日本全国のIK Multimedia正規販売店にてお買い求めいただけます。

価格:オープンプライス(税別市場想定価格25,000円前後)
国内発売予定時期:2018年夏

# 製品情報
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# ビデオ
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# オーディオデモ
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