高速電力線通信「HD-PLC」の利用拡大に向け、「パナソニック スタジアム 吹田」などで実証実験を実施

パナソニック 2018年04月23日 10時01分
From PR TIMES



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パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、モーター系の動力用三相電力線や、LED照明に使用される基幹の三相電力線などを通信用として利用する「HD-PLC」(※)の実証実験を、「Panasonic Stadium Suita」(以下、「パナソニック スタジアム 吹田」)やパナソニックセンター東京において行います。

当社が開発した高速電力線通信技術「HD-PLC」は、既存の電力線を利用するため、新たな通信線の配線が不要で、無線の不感場所でも利用できます。また、複数の端末間をホップさせて長距離通信を可能にする「HD-PLC」マルチホップ技術を活用し、大規模施設等でのネットワーク化にも対応可能です。本技術は、すでに当社の福岡事業場および佐賀工場にて実証実験を行っています。

今回、新たに競技場や大規模施設での利用拡大に向けて、2018年4月より「パナソニック スタジアム 吹田」において既存の三相電力線を利用し、当社製照明設備の制御に活用するための実証実験を開始します。

また、パナソニックセンター東京では、2018年2月より、新たに三相電力線を屋外に配線し、群衆誘導システム「スマートガイド」と組み合わせた実証実験を開始しています。

※「HD-PLC」:パナソニックが提唱する高速電力線通信方式の名称で、日本およびその他の国での登録商標もしくは商標です。なお、PLCはPower Line Communicationの略称です。

■実証実験の概要
・パナソニック スタジアム 吹田
スタジアムの一部の配電盤、分電盤、および照明器具の近傍の電源にPLCモデムを設置し、スタジアム建物外または建物内でPLC信号の漏洩測定などを行います。これにより、将来は照明設備の設置が容易になり、イベントなどでの活用が可能になります。

・パナソニックセンター東京
ナカ工業株式会社と連携し、足元のあかりや誘導に活用できるLED内蔵の手すり「スマートガイド」を、東エントランス側スロープに設置しています。群衆誘導や避難誘導の際には、安全に移動・避難できる方向をLED照明の光の流れでアシストします。本システムは、大規模施設の屋外・屋内に設置でき、有線通信線の大幅省線化や柔軟なレイアウトへの対応などが可能になります。

【報道機関者様 お問い合わせ先】
パナソニック株式会社 イノベーション戦略室 技術広報担当
Email:crdpress@ml.jp.panasonic.com

【「HD-PLC」に関するお問い合わせ先】
パナソニック株式会社 ビジネスイノベーション本部 HD-PLCプロジェクト窓口
Email:hd-plc_press@ml.jp.panasonic.com

<関連情報>
・[プレスリリース] HD-PLCの利用範囲拡大に向け工場や大規模施設におけるIoT活用の実証を開始(2017年9月5日)
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・パナソニック スタジアム 吹田
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・パナソニックセンター東京
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・HD-PLCアライアンス
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・ナカ工業株式会社
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・HD-PLCアライアンス 紹介ビデオ(HD-PLCアライアンス ホームページ)
リンク
・【動画】「HD-PLC」 ビルでも!工場でも!街でも!つなぐIoTソリューション
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[動画1: リンク ]



・スマートガイドについて(ナカ工業株式会社 ホームページ)
リンク
・【動画】群衆誘導システム スマートガイド
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[動画2: リンク ]


プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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