クヌート・オーベック ニールセン会長がCMAシッピング2018でIACSの変革を表明

DNV GL 2018年03月15日 11時05分
From 共同通信PRワイヤー

クヌート・オーベック ニールセン会長がCMAシッピング2018でIACSの変革を表明

AsiaNet 72656

スタムフォード(米国コネティカット州)、ハンブルク(ドイツ)、2018年3月15日/PRニュースワイヤー/ --

コネティカット海事協会(CMA:Connecticut Maritime Association)の年次総会、シッピング2018(Shipping 2018)の演説において、IACS会長でDNV GL-マリタイム(DNV GL - Maritime)のCEOであるクヌート・オーベック ニールセンは、国際船級協会連合(IACS:International Association of Classification Societies)を変えつつある取り組みに注目しました。

-相互参照:写真はAPイメージズで入手可(AP Images:
リンク

クヌート・オーベック ニールセンは、「世界最大の船級協会が一丸となってこの急速な変化に適応し、先頭に立つ海事技術協会としてのIACSの確固たる基盤を築くよう促すのは私の責務であり、また誇りでもあります」と語りました。IACSの変化は、「知っているものすべてを船外に放り投げて一からやり直すような突然の革命」ではなく、「進化であり、業界への貢献においてより進歩し、より透明で効率的になる段階的変革」であると述べました。

IACSは船舶輸送のデジタルトランスフォーメーションに挑戦しており、市場、規制、技術の変化に業界を適応させるいくつかのプロジェクトをすでに立ち上げていることを、オーベック ニールセンは指摘しました。IACSは、自律運航船にとって規制上の障害となる可能性がある基準を特定するため、関連した決議すべてを専門作業部会で精査しました。さらにIACSは、異なる自律レベルに関する共通用語の作成を主導して、業界を支援しています。

海事業界が資産のサイバーレジリエンスを確実にできるよう、IACSはサイバーセーフティーに重点を置いた業界の作業部会を設立、主導しています。作業部会はベストプラクティスを共有したり、動向に関する最新の情報を取り入れたりしながら、相互接続システムを使って共通の安全問題に取り組んでいます。最新の検査技術の利用を促進するため、IACSは検査規則の見直しも行っています。改定により、先進の非破壊検査と遠隔検査の技術も含まれるようになる見込みです。

IACS自体も変革の対象になっていることをオーベック ニールセンは付け加えました。「私たちの働き方が変化しているように、IACSも内部手続きを見直しました。新旧メンバーの提供するサービスが規制の変化に遅れず、最高の品質基準を満たすようにすることに重点を置いています」

しかしながら、急速に変化する世界にあってさえIACSや各船級協会は自らの理想に忠実であり続けるであろうと、オーベック ニールセンは述べています。「そして周りの何もかもが動き出すと、船級協会は最新の規則、透明なプロセス、最高品質のサービスで進路を決める標識灯になることを目指します。業界は変化しています。私たちの働き方も変化しているかも知れません。しかし、船級の目的は変わりません。生命、財産、環境を守ることです」

DNV GLに関するメディア問合せ先:
DNV GL Maritime Communications
Nikos Späth
メディア及びPR責任者

電話: +49-(0)40-36149-4856
電子メール: nikos.spaeth@dnvgl.com


情報源:DNV GL


(日本語リリース:クライアント提供)


本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]