大阪工業大学と大阪市がシンポジウム「インテリアデザインの時代:ライフスタイルをめぐる工業と芸術」を開催

大阪工業大学 2018年03月09日 20時05分
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大阪工業大学(大阪市旭区)ロボティクス&デザイン工学部と大阪市は3月2日、梅田キャンパスOIT梅田タワーを会場にインダストリアルデザイン・アーカイブズ研究プロジェクトシンポジウム「インテリアデザインの時代:ライフスタイルをめぐる工業と芸術」を開催。当日は、デザイン業界の企業関係者をはじめ学内外から約150人が参加した。




 オープニングプレゼンテーションでは、2021年開館予定の「(仮称)大阪新美術館」の設計者である建築家の遠藤克彦氏が新美術館の設計コンセプトについて解説した。

 第一部では、日本建築学会賞や日本建築学会著作賞などの受賞歴を持つ、東京大大学院教授の松村秀一氏が「工業化住宅史の中の素材」と題し講演。時代とともに住宅構造が変化し、職人が手掛ける伝統的な木造軸組み工法に対して主要部材を工場で生産する工法が生まれ、安定・高品質な施工が可能となった近代化住宅の可能性について述べた。
 また、インダストリアルデザイン・アーカイブズ研究プロジェクト生活空間研究室の代表である中村孝之氏は、多様化するニーズやライフスタイル変化に対応してきた工業化住宅の内装設備やインテリアデザインについて研究報告を行った。
 続いて、編集者として国内外の建築家やインテリアデザイナーとの関わりを持ちながら作品の評論を行ってきた川床優氏が「デザインの自立と自由」と題して講演した。1960年~1990年代にかけて活躍したインテリアデザイナーの倉俣史朗氏の独創的なアイデアが散りばめられた作品を紹介しながら、次代のデザイン業界を担う若い世代に向けて自由な発想を大事にしてほしいと述べた。

 第二部のパネルディスカッションは、3人の講演者に宮岸幸正副学長を加えた4人が、人々の暮らしを支える工業技術や若い世代のライフスタイルの変化について活発な議論を交わした。


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学校法人常翔学園 広報室
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