2018年3月のダイヤ改正にあわせて特急ロマンスカー専用の新制服を使用開始

~ファッションデザイナーの小篠ゆま氏がデザイン~

小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:星野 晃司)は、2018年3月の新ダイヤでの運転開始にあわせ、特急ロマンスカー担当乗務員専用の新制服を使用開始します。また、ロマンスカーアテンダント(車内販売員)の制服についても、同時にリニューアルします。



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当社では、現在特急ロマンスカー・VSE(50000形)に限定し、担当乗務員専用の制服を着用しています。2018年3月に就役する新型特急ロマンスカー・70000形の導入にあわせ、全ての特急ロマンスカーの乗務員の制服を特別なおもてなしにふさわしいものに変更し、さらなるロマンスカーのブランド強化を図ります。あわせてロマンスカーアテンダントについても新たな制服を着用します。新制服を身にまとった乗務員、アテンダントは、ロマンスカーにおける最高水準のサービスの提供を目指します。

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新制服のデザインコンセプトには、共通キーワードとして「心の豊かさ」を掲げ、洗練されたデザインを意識しています。さらに、ロマンスカーでの多くの出会いを想定し、ここでしか味わえない「お出かけの高揚感を高めるかっこよさ・憧れ」を表現しています。

制服デザインは、ファッションデザイナーの小篠ゆま氏が担当します。同氏のデザインは、女性ならではの感性とエネルギーを、楽しく心地よいデザインで表現し、幅広い支持を得ています。

特急ロマンスカー専用の新制服の概要は、下記のとおりです。



1 着用開始
2018年3月中旬予定(新ダイヤによる運行開始にあわせて)

2 特急ロマンスカー担当乗務員専用の新制服
(1)着用対象者
特急ロマンスカーを担当する乗務員(運転士・車掌)

(2)特徴
クリーンな印象のある暖色系のベージュを取り入れ、ナポレオンカラー風を採用することで、正統でシャープな印象に仕上げています。ラペルのトリミングには、車両のカラーリングとして往年のロマンスカーから親しまれているバーミリオンオレンジを配し、全体を引き締めています。ネクタイや帽子に配した同様のカラーリングもポイントです。機能面では、特に型崩れのしにくさ、汚れにくさを考慮し、撥水性・撥油性を取り入れています。

(3)主な使用素材
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3 ロマンスカーアテンダント用制服のリニューアル
(1)着用対象者
特急ロマンスカーアテンダント(ロマンスカー車内販売員)

(2)特徴
エレガントかつ清々しさ、そして親しみやすさを意識しています。カラーリングは、女性らしくかつ清楚で明るめの紺色をメインに、バーミリオンオレンジをポイントにしています。ほどよくシェイプさせたシルエットやエレガントな胸元のテーラードカラー、そしてふんわり仕上げた袖山、柔らかなシルエットのスカートなど、細部にまでこだわり、仕立てました。

(3)主な使用素材
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4 素材のこだわり
それぞれの制服の素材に、ウールを混ぜることによってソフトな風合や高級感のあるシルエットに仕上げています。特急ロマンスカー担当乗務員専用の制服には、反発性に優れる特殊加工された特殊交撚長短複合糸を用い、回復に富む優れた防シワ性のある素材を用いています。糸の形状から見直し、蓄積されたノウハウを生かして作り上げられた新しい技術の結晶となっています。ロマンスカーアテンダント用の制服には特に吸水・速乾・吸放出に優れた加工を施し、汚れや皮脂などに対するSR(STAIN RELEASE)性の高い生地を用いています。またエプロンには、超耐久撥水性能を保つ加工を施しています。

5 デザイナー
小篠ゆま氏(ファッションデザイナー)
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【経歴】
文化服装学院服飾研究科卒業。英国に渡り、ミチコロンドンのアシスタントデザイナーを経て帰国。国内のメゾンにて実績を積んだ後、 1998年に自身のブランド「YUMA KOSHINO」を発表。 女性らしい感性のエネルギーを楽しく心地よいデザインで表現し、幅広い支持を得ている。現在は同ブランドを展開する他、大手企業・学校などのユニフォーム、舞台衣装を手掛けるなど 活躍は多岐に渡る。
(YUMA KOSHINO HP) リンク

【デザイナーコメント】
ロマンスカーの制服をデザインするにあたり、まずは車庫に赴き様々な車体を目にし、その歴史と背景を知ることから始めました。そして今回の新車両のキャッチカラーであるバーミリオンオレンジを制服に取り入れ、運転士・車掌の制服には品性とシャープさを、アテンダントの制服には女性らしさや清潔感を第一に考えました。制服を着用する方々が動きやすいと感じるだけでなくモチベーションが高まるような、そしてお客様にプロフェッショナル感を与えられるような制服であってほしいと願っています。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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