UnionPay(銀聯)がSingapore FinTech Festival 2017で最先端の電子決済テクノロジーを公開

銀聯国際(UnionPay International) 2017年11月22日 10時18分
From 共同通信PRワイヤー

UnionPay(銀聯)がSingapore FinTech Festival 2017で最先端の電子決済テクノロジーを公開

AsiaNet 71155 (1867)

【シンガポール2017年11月21日PR Newswire=共同通信JBN】UnionPay(銀聯)は、13日から17日まで開催されたSingapore FinTech Festival (SFF) 2017でのテクノロジー展示で、将来の電子決済のビジョンを公開した。その主要なものは、ユーザーが自分の顔写真を撮影することで買い物の決済を可能にするUnionPay FacePay、データを超音波に暗号化してユーザーの双方向決済を可能にする新しいテクノロジーSound Code、小売店が店舗内のレイアウトと新規決済テクノロジーの実装前の統合を可視化できる新しいアプリケーションVirtual Reality、イッシュアーとアクアイアラーが消費者データを確認して信用度をリアルタイムで評価し、カード詐欺のリスク管理を可能にする強化されたRisk Management Systemである。これらのテクノロジーはアジアのブランドと提携して現実のシナリオでテストされており、訪問者は将来の電子決済を垣間見ることができる。

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キャプション:Singapore FinTech Festival 2017に出展したUnionPay(銀聯)

サイエンス・テクノロジー業界で働くシリコンバーレーからの訪問者、ジョシュアは「UnionPay(銀聯)はフィンテックにおける極めて強力なイノベーション能力を展示している」と関心を示した。UnionPayFacePayは顔認識で99.5%の精度を達成し、無人のシナリオで幅広い潜在的な利用法がある。このテクノロジーはパイロット試験が行われており、近くアジアで開始される予定。

FacePay
有人および無人のシナリオ向けに開発されたUnionPay FacePayは、ユーザーが顔認識テクノロジーを活用して買い物を決済することを可能にする。ユーザーは顔のアイデンティティーを決済アカウントに接続し、FacePay対応システムを使用して顔写真を撮影することでハンズフリーの決済ができる。このテクノロジーは食品・飲料、小売りの業界をはじめ、無人の自動販売機など無人のシナリオにおける幅広い潜在的な利用法があり、LinkFaceと提携して試験が行われ、近い将来アジアで展開することを目指している。

Sound Code
UnionPay(銀聯)のSound Codeは、音波テクノロジーに基づく双方向のオープンプラットフォーム・ソリューションである。Sound Codeは、ユーザーがデータを超音波に暗号化し、それをレシーバーに転送し、その後読み取り可能なデータに解読されることを可能にする。Sound Codeは、ユーザーが精度のより高いオーディエンス・ターゲティングを行い、マルチメディア・インタラクションを促進し、情報、決済、電子領収書をパートナーに送信することも可能にする。Sound Codeの潜在的な利用法は以下の通り。

*テレビショーの登場人物が着ている衣服の購入を可能にする

*ユーザーのモバイル機器への個別の超音波を使用して機器からオンラインメニューの食品をオーダーする

*映画を観ながら俳優の映画の評価に関する情報を受信する

Virtual Reality
UnionPay(銀聯)のVirtual Realityソリューションは小売店が店舗内のレイアウトや実装前の新規決済テクノロジーの統合を可視化するために開発され、Unreal Engine 4とHTC Viveヘッドセットを使用して構築されている。実世界をモデルにしたバーチャルな小売り環境にユーザーを誘い込むことによって、UnionPay(銀聯)は決済サービスがバーチャルリアリティー空間の中に統合される未来を描き出し、生体認証ないしはコンピュータービジョンに基づくパスワード不要の決済を実現する。このソリューションは現在、Beijing Sureal Network & Technology Co. Ltdと提携してテストされ、中国の衣料品店や食料雑貨店に展開された後、アジアの市場でも実現される予定。

Risk Management System
イッシュアーとアクアイアラーが詐欺対応手順を向上させることを支援する総合的なリスク管理であるUnionPay(銀聯)の強化されたRisk Management Systemは、リスクベース認証、リアルタイム詐欺対策、ニアリアルタイム・カードリスク監視が完備している。この強化システムはイッシュアーとアクアイアラーが消費者データをリアルタイムで確認することを支援するだけでなく、信用度や個人のクレジットリスクを評価してカード詐欺および盗用のリスク管理の向上も可能にする。

銀聯国際(UnionPay International)の製品担当ディレクターであるシュアン・ガイダン氏は「世界の決済ブランドがキャッシュレス社会のビジョン実現に全力で取り組んでおり、UnionPay(銀聯)は今後もイノベーションを継続し、開発者とパートナーと緊密に協力して世界中の消費者の電子決済の利便性と安心感を実現できる新しい決済ソリューションを概念化させる。広範囲の研究、厳格なテスト、トライアルを通じ、われわれは決済の世界を規定するコスト効率に優れ安全な決済テクノロジーを使って、消費者、企業、金融機関と接続することを目標にしている。Singapore FinTech Festival 2017で展示したテクノロジーは将来にさらに大きな決済イノベーションが起きる始まりを告げるものであり、われわれは人工知能、ブロックチェーン、ビッグデータ、クラウドのテクノロジーを促進し、消費者と企業のためにより迅速に、より安全に、よりシームレスな決済を実現する努力を活発化していく」と語った。

5日間にわたるSingapore FinTech Festivalは2017年最大のフィンテック・イベントであり、40を超える国・地域から約300の企業と2万5000人以上が参加した。

ソース:UnionPay International


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