CRI、パイオニア、スウェーデンのDirac Researchの3社による業務提携について

~「筐体の音のこもり」を解決するリアルタイム音響補正ソリューションを実現、ゲーム、アミューズメント、車載などへ展開~

 株式会社CRI・ミドルウェア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:押見 正雄、以下「CRI」)、パイオニア株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役 兼 社長執行役員:小谷 進、以下「パイオニア」)、Dirac Research AB(スウェーデン ウプサラ市、CEO:Dr. Mathias Johansson、以下「Dirac」)は、それぞれが有するサウンド技術を融合した、新しいビジネスを展開していくことで合意いたしました。
近年、音声を発生する装置は、筐体構造が複雑化(小型化・薄型化)しており、良好な音質を維持することが困難な状態になっています。そのため、音声を扱うさまざまな市場で、総合的な音響・音場補正技術が求められています。
 3社は、ゲームやアミューズメント機器で実績のあるCRIのサウンドミドルウェアにDiracの音響・音場補正技術を搭載し、パイオニアの音響チューニング技術を併せることで、筐体スピーカーのこもりがちな音をクリアに再生する、高品質な音響補正ソリューションを実現しました。CRIのサウンドミドルウェアを実機に組み込むことで、あらかじめ音源データを加工しておくことなく、リアルタイムで音響補正を行うことが可能です。

 今後、3社は本ソリューションを、ゲーム、アミューズメント機器、PC、オーディオ機器、車載や家電といった組込み機器など、幅広い市場向けに展開してまいります。

■「ET 2017」のCRIブースにて本ソリューションを出展
11月15日から開催される、最先端の組込み技術、IoT技術にフォーカスした総合技術展「ET 2017」のCRIブースにて、リアルタイムで音響補正を行う本ソリューションを実際に体感いただけます。

「ET 2017(Embedded Technology 2017)」出展概要
日時:2017年11月15日(水)~17日(金)
場所:パシフィコ横浜 CRIブース番号:D-39-4
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【株式会社CRI・ミドルウェアについて】
「音と映像で社会を豊かに」を企業理念として、主に音声・映像関連の研究開発を行い、その成果をミドルウェア製品ブランドCRIWARE(シーアールアイウェア)として、ゲーム分野や組込み分野を中心にさまざまな分野に展開しています。CRIは、「CRIWARE」を通じて、ユーザビリティの向上、クオリティ向上のための技術やソリューションを提供し、開発者の皆様の課題解決をサポートするとともに、エンドユーザーのユーザビリティの向上をサポートしてまいります。
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【パイオニア株式会社について】
パイオニア株式会社は、1938年にスピーカーメーカーとして創業し、「より多くの人と、感動を」という企業理念のもと、数々の世界初の製品やサービスをグローバルに展開しています。カーエレクトロニクス事業を主軸として、先進技術の開発や、新しい車載向けエンタテインメントサービスの提供により、安心・安全かつ快適で楽しい車室内空間を創造してまいります。
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【Dirac Research ABについて】
スウェーデンのウプサラ大学の研究機関を母体として2001年に設立された、世界的に有名な音響技術会社で、スウェーデンに本社を、日本、米国、韓国、ドイツ、中国に拠点を置いてグローバルに事業を展開しています。モバイル機器、自動車、住宅、劇場などの商業用施設向けに最適なサウンドソリューションを提供しており、音質改善に関する高い技術力と、短期間で製品を市場投入できるサポート力が高く評価されています。
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※CRI、CRIWAREロゴ、「CRIWARE」「ADX」は、日本およびその他の国における株式会社CRI・ミドルウェアの商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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