業界調査が明らかにした、デジタルトランスフォーメーションと 製品のイノベーションに向けた製造業の準備のギャップ

業界のペースセッターはトレーサビリティとデジタルスレッドに向け次世代のプロダクトイノベーションプラットフォームに注目

オープンかつアップグレード可能なエンタープライズ・プロダクトライフサイクルマネジメント(PLM)ソフトウェアのリーディングカンパニーであるAras®は、本日、企業組織のためのPLMのベンチマーク調査の結果を発表しました。調査結果によると、製品プロセスが連携していなかったり、プロダクトライフサイクルマネジメントシステムが企業全体で導入されなかった結果、デジタルトランスフォーメーションにおける製造業各社間の準備に大きな隔たりがあると示されています。多くの製造業では所有するソフトウェアを最大限に活用していなかったり、現在の製品プロセスに対応するためのアップグレードが困難な旧来のアーキテクチャが障壁となっています。

2017年10月26日、マサチューセッツ州アンドーバー/カリフォルニア州サンフランシスコGE Minds + Machines – オープンかつアップグレード可能なエンタープライズ・プロダクトライフサイクルマネジメント(PLM)ソフトウェアのリーディングカンパニーであるAras®は、本日、企業組織のためのPLMのベンチマーク調査の結果を発表しました。調査結果によると、製品プロセスが連携していなかったり、プロダクトライフサイクルマネジメントシステムが企業全体で導入されなかった結果、デジタルトランスフォーメーションにおける製造業各社間の準備に大きな隔たりがあると示されています。多くの製造業では所有するソフトウェアを最大限に活用していなかったり、現在の製品プロセスに対応するためのアップグレードが困難な旧来のアーキテクチャが障壁となっています。

■分断された製品プロセスがイノベーションを阻害する
スマートな産業機器から自動運転車といった複雑でコネクティッドな製品が増えたことにより、世界的な製造業はプロダクトライフサイクルを管理するPLMシステムの活用が活発化しています。しかしこの調査によると、使用しているPLMに満足しているユーザーはたった37%、さらに目標達成に役立っていると考えているのはたった54%でした。それは、彼らがソフトウェアを活用しきれず次のような状況にあるためです:

・システムズエンジニアリングはPLMのメインのユースケースとなるべきところ、
 PLMを使ってシステムズエンジニアリングを実現しているのはわずか19%
・構成管理と変更管理はPLMの中心となる考え方であるが、その目的でPLMを活用しているのは42%
・PLMは複数の設計部門、領域を網羅するべきだが、部門を越えてコラボレートするためにPLMを
 使用しているのは回答者の51%にとどまる。さらに製品データはサイロ化され、製品開発用でない
 システムに収容されていると述べられている。
・PLMシステムベンダーのほとんどは主にCADツールのプロバイダーだが、MCAD / ECADデータに
 PLMを使用しているのは回答者のたった31%

ArasのCEO であるPeter Schroerは、「効果的なPLMシステムは、スマートでコネクティッドな製品を製造する企業にとって不可欠なだけでなく、将来的なイノベーションのためには重要な基盤となります。製造業は、デジタルスレッドとデジタルツインで製品プロセスを変革しチャンスを獲得しなければなりません。連携のとれていないプロセスやサイロ化されたデータ、Excelをどれだけ使ってもそこに到達することはできません。柔軟性があり、拡大する企業全体のユーザーが使用でき、プロセスと機能の進化に合わせて容易にアップグレードできるPLMへの、デジタルトランスフォーメーションプラットフォームへのアプローチが必要なのです」

PLMベンチマーク調査の結果は、eBook:「Challenges in PLM for Enterprise Organizations(企業組織のPLMにおける課題)」でご覧いただけます 。

■企業とプロダクトイノベーションプラットフォームの連携
グローバル競争が激化し、複雑化する製品の管理が求められている製造業各社は、デジタルスレッド、デジタルツイン、IoTを活用して新しいチャンスを獲得する必要があると認識しています。しかし、多くの大企業では、古いITアーキテクチャや過去30年間でほとんど変化していない旧来のPLMシステムを使用することで麻痺しています。その結果、プロセスはサイロ化され部門横断的な設計を効果的に管理することができません。そういったメーカーは、よりよいパフォーマンスを得るために、危険を冒してでもイノベーションのために新しい技術基盤を構築しなければなりません。

この目標を達成するため、業界をけん引するアナリストであるCIMdataは、製造業各社が現代の複雑でコネクティッドな製品を可能にする新時代の技術を計画できるよう、「Product Innovation Platforms: Definition, Their Role in the Enterprise, and Their Long-Term Viability(プロダクトイノベーションプラットフォーム:定義、企業における役割と、長期的な可能性)」というポジションペーパーを発表しました。CIMdataのプロダクトイノベーションプラットフォームの概念は、業務プラットフォームですべての製品をサポートし、プロダクトライフサイクル全体を通して部門とユーザーとを結びつける革命であり、デジタルトランスフォーメーションを考える組織の出発点となります。Arasは、CIMdataのプロダクトイノベーションプラットフォーム基準に対する評価で最高得点を獲得しました。CIMdataポジションペーパーの全文は こちらからご覧いただけます。

■GE Minds + MachinesにおけるAras
Arasは、サンフランシスコで10月25-26日に開催されたGE Minds + Machines社のインダストリアル・インターネットのイベントで、Innovationエリアに出展しています。

■PLMベンチマーク調査デザインについて
GatePoint Researchは、2015年9月から2017年1月の間に、一部の製造業の幹部を招待し企業組織向けPLMの課題をテーマにベンチマーク調査を実施しました。このベンチマーク調査には、最高責任者からマネジャーまでの300人の幹部が参加しました。回答者の3分の2は、15億ドル以上の売上を誇るフォーチュン1000に名乗りを上げる企業です。

■Arasについて
Arasは、複雑な製品・プロセス構造に悩むグローバル企業にベストなプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソフトウェアを提供しています。高い拡張性、柔軟性、アップグレード性を備えたそのレジリエント(しなやか)なプラットフォーム技術は世界の大手企業に採用されており、Business of Engineering(ものづくりビジネス全体の効率化)を実現するための機能として必要なアプリケーションも完備しています。Airbus、GE、GM、日立製作所、ハンティントン・インガルス、川崎重工業、マイクロソフトなど、世界中のビジネス顧客がArasを採用しています。Arasは米国マサチューセッツ州に本社を構えるプライベートカンパニーです。詳細に関しては www.aras.jp、Facebook www.facebook.com/ArasPLMJapan、および Twitter @ArasJapan をご覧ください。

ここに掲載されている製品名称やサービス名称はそれぞれ各所有者の登録商標です。

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