Hikvisionの「AIクラウド」がデビュー

Hikvision Digital Technology Co., Ltd. 2017年11月01日 17時28分
From 共同通信PRワイヤー

Hikvisionの「AIクラウド」がデビュー

AsiaNet 70813 (1715)

【杭州(中国)2017年10月31日PR Newswire=共同通信JBN】Hikvisionの「AIクラウド」は、クラウドコンピューティングとエッジ(末端領域)コンピューティングを合体させる分散型構造を構築した。それはクラウドの人工知能(AI)アルゴリズムを業務用ビデオレコーダーとサーバーのエッジネットワーク、さらに防犯カメラなどエッジデバイスに拡張する。その3層構造は全て、よりスマートで速い新種のAI駆動アプリケーション構築という目標をサポートする。

革新的なビデオ監視製品・ソリューションで世界をリードするHikvisionは、中国公安エキスポ(CPSE、10月29日-11月1日)開幕前日の10月28日、中国の深センで人工知能フォーラムを成功裏に開催した。

このフォーラムは、技術発展に対する同社の持続的コミットメントを反映する「AI, beyond innovation(AI、革新を超えて)」をテーマにしていた。このため、HikvisionはAIクラウド、AI技術開発の次の段階、さまざまな垂直アプリケーションへの包括的実装を紹介した。

▽Hikvision AIクラウド
クラウドコンピューティングは情報技術(IT)のパラダイムである。それによってユーザーは各種コンピューティング機能を使い、個人所有のクラウド、あるいはデータセンター内の第三者サーバーにデータを集積、処理することが可能になる。しかし、コンピューティングビジネスが多用途になるにしたがい、データ処理性能の需要はますます高まっている。クラウドへのデータ転送処理で、クラウドコンピューティングは莫大なネットワークのリソースと時間を消費しており、それがネットワークの混雑と信頼性低下をもたらしている。

フォーラムで講演したHikvisionのヤンチョン・フー最高経営責任者(CEO)は、AIアルゴリズムをエッジデバイスに組み込み、エッジをよりインテリジェントにする抑えがたいトレンドを指摘した。続いて、AIアルゴリズムをエッジからクラウドに移し、センターに占める大量データの全体的圧力を分散するHikvision「AIクラウド」の構造を紹介した。

ヤンチョン・フーCEOは「エッジコンピューティングはローカルコンピューティングを使い、データをソースで分析することができる。AI技術駆動によって、それは初期カメラの検知能力を高め、捉えた場面を一層効果的かつ正確に理解する助けになる。AIアルゴリズムをエッジデバイスに搭載することによって、ビデオ映像の中の1人の人物や1台の車などの特定情報だけが抜き出されて送られる。それは高品質と正確性を維持しながら、転送効率を大幅に引き上げてネットワーク帯域を軽減する。エッジコンピューティングはまた、緊急行動や警戒態勢に至るより効率的な企業対応を加速する」とコメントした。

Hikvision AIクラウドはさまざまな垂直市場に存在する実世界の課題を解決し、エンドユーザーに連続的な価値を生み出すように開発された。

人工知能は警備業界で最も話題になっている技術だが、Hikvisionはこの分野で10年以上の経験を積んでいる。同社は初めてアルゴリズムチームを立ち上げた2006年以来、ビデオ監視技術に投資してきた。2013年にディープラーニング(深層学習)技術の実装を開始し、2016年には警備業界に向けて各種ディープラーニング製品を発売した。

Hikvisionはこの技術を採用し、最大限利用する一連の製品を導入した。DeepinView IP(映像処理)カメラ製品とDeepinMind NVR(ネットワーク・ビデオレコーダー)製品は連携し、ディープラーニングの 能力とメリットの全てを提供する。カメラがシステムのスマートな「眼」を与え、NVRが「脳」の分析、蓄積機能を代表する。この製品は、人物の認識、監視、計算と車の認識、探知という2方面で警備対応を支援する。それらは数多くの「特徴」を分類、認識する能力によって、ディープラーニング技術を最も効果的に利用する。

最新のHikvision DeepinView発売に関する詳しい情報は以下参照。
リンク

▽Hikvisionについて
Hikvisionは革新的なビデオ監視製品およびソリューションで世界をリードするサプライヤーである。業界最強の研究開発陣を擁するHikvisionは、オーディオ/ビデオエンコーディング、ビデオ画像処理、関連データ・ストレージのほか、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、ディープラーニングなどの先見的なテクノロジーの中核テクノロジーを進化させている。Hikvisionは長期的ビジョン達成のため、ビデオ監視業界に加えて、スマートホーム・テクノロジー、産業オートメーション、自動車エレクトロニクス業界にもその範囲を広げている。顧客のために常に価値を創造するHikvisionは世界で33の地域子会社を運営し、真にグローバルな存在を実現している。詳細はwww.hikvision.com を参照。

ソース:Hikvision Digital Technology Co., Ltd.

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]