三井デザインテック、東京大学大学院 稲水伸行 准教授との産学共同プロジェクト「クリエイティビティに関する調査研究」を実施

三井デザインテック株式会社 2017年10月31日 14時00分
From Digital PR Platform


三井デザインテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:渋谷忠彦)は、日本のクリエイティビティ研究の第一人者である東京大学大学院 経済学研究科 稲水伸行 准教授と共に、「クリエイティビティに関する調査研究」を行いました。

調査では、「職場風土」「ワークスタイル」の向上とクリエイティブパフォーマンスには相関性が見られることが判明し、ワーカーの働き方やニーズの分析を行う三井デザインテックでは、今回の調査結果を今後のワークスタイルコンサルティング及びワークプレイス提案に活用していきます。

■調査研究の背景
働き方改革が社会課題となっている現在の日本において、各企業は、生産性の向上にまつわる経営課題に対してイノベーションの促進や労働時間の削減など様々なアプローチを実践しております。三井デザインテックでは、この課題をオフィスデザインから解決するため、職場風土やワークスタイルのクリエイティビティへの相関性に着目しました。

■調査概要
手法:インターネット調査
調査期間:2017年2月17~27日(回答者数:2,938名)
対象:東京23区内事業所規模100人以上のオフィスに勤める25-59歳の男女(会社役員・会社員)
内容:「職場風土」「ワークスタイル」の関係性によって、個人の能力がどのように変化し、どのような条件下でクリエイティブなパフォーマンスが発揮できるか調査。

<「クリエイティビティに関する調査研究」における主な特徴>
●職場風土×パフォーマンス
・「仕事の自由度」や「挑戦度」のレベルを高めるとパフォーマンス向上につながる
・「仕事の量・プレッシャー」や「上司からの奨励」などは、レベルを高めすぎると、一部ワーカーのパフォーマンスを下げる要因となる
● ワークスタイル×パフォーマンス
・「オープンなオフィス」や「コラボレーション空間」、「ワーカーの幸福と健康」等のワークスタイルでは、すべてパフォーマンスの向上とつながった
・職種によって、必要なワークスタイルの要素は異なる

■調査研究結果 概要
●職場風土とパフォーマンスに関する分析
「仕事の自由度」や「仕事のリソース」のレベルを高めると、個人の能力の高低に関わらずクリエイティビティが向上しており、相関性があることが確認できました。一方で、「仕事の量・プレッシャー」や「仕事の挑戦度」、「仲間の支援」、「上司からの奨励」、「創造性への組織的奨励」の項目についても能力の高低に関わらずクリエイティビティが向上しますが、その影響が強くなりすぎると、個人の能力が低い人についてはパフォーマンスが下がることもわかりました。

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●ワークスタイルとパフォーマンスに関する分析
個人の能力がワークスタイルによってパフォーマンスにどのような影響を及ぼすかを検証した結果、「オープンオフィス」、「コラボレーション空間」、「ワーカーの幸福と健康(ウェルビーイング)」など、三井デザインテックがこれからのワークプレイスに必要とされるとする8つの要素すべての項目で相関性が確認できました。また、「営業」と「エンジニア」など職種によってクリエイティビティの向上に必要とされるワークスタイルの要素が異なることがわかりました。

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三井デザインテック株式会社はデザイン業界のリーディングカンパニーとして、今後もデザイントレンドリサーチなど幅広く活動してまいりますので、どうぞご注目ください。

■三井デザインテック株式会社とは
三井デザインテックは、主に住宅・オフィスをはじめとして、ホテル・医療・福祉・学校・賃貸マンションなど、あらゆる生活・事業に必要な施設のインフィル(内外装・設備・間取り)の創造を手がけ、お客様に「心地よい、満足できる空間」をご提供しています。
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