直木賞作家・山本一力『つばき』文庫化!好評作『だいこん』の続編、今回は深川を舞台にひたむきな女店主が義理人情に助けられながら奮闘する!「小説宝石」で長期連載した本作の主人公を、著者はどう思っている?

株式会社旭屋書店 2017年10月25日 12時00分
From PR TIMES

旬な作家の意外な素顔が・・・?旭屋書店「本TUBE」ピックアップ本、著者出演インタビュー企画!【旭屋書店主催イベント:著者出演インタビュー】

旭屋書店では、11月15日から各店舗で“義理人情いっぱいな一冊"にて、作家・山本一力の『つばき』をご紹介&本書をフィーチャーした『本TUBEニュース』コーナーを設置!連動して、1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」のスペシャル企画、ピックアップ本の著者への直接インタビューも開催!今回は、『つばき』文庫化を記念し、山本さん自身に、作品についてじっくりと語っていただきました。



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◆本編再生はコチラ!
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旭屋書店では、作家・山本一力さんの『つばき』文庫化発売を記念し、著者インタビューを実施した。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連の商社勤務などを経て、1997年に『蒼龍』でオール讀物新人賞を受賞し、2002年には『あかね空』で第126回直木賞を受賞した山本さん。『つばき』は、好評作『だいこん』の続編で、今回は深川を舞台に、主人公のつばきが懸命に一膳飯屋を営む繁盛記。商売繁盛を快く思わない者の出現、降りかかる災い…女あるじはどう対峙していくのか?一方で、自分が心を寄せる男性に対しても悩み、気持ちが動いていきながらも、仕事とも向き合わなくてはならない、女性の葛藤と成長も作品の中に描かれている。読後はつばきの清々しくパワフルな行動に、誰もが勇気をもらえている、そんな作品だ。

――『つばき』は「小説宝石」に長く連載された作品ですが、連載を続けていく上での苦労はありましたか?

いいえ、この話の場合は主人公のつばきがやはり際立って立っていますから、つばきに寄り添って物語を進めて行けば良かったというのは、すごく楽でしたね。苦労というよりは、「作者がつばきをどれだけ好きか」という点にかかっていたということです。

――つばきは、目の前の難事から決して逃げません。それは、商いでも家族の事でも、心寄せた男の間でも同じです。つばきとは、一体どういう女性なのでしょうか?

つばきは男性との出会いで、大きく心を動かされています。それは『だいこん』でも同じでした。『だいこん』の時にも、公事宿の若旦那に惹かれたのですが、こう惹かれきれないというか、相手の中に違和感を覚えてしまった。『つばき』では大工の棟梁だけども、これもやっぱり食い足りないものがある。ということは、やはりつばき本人が、もの凄く自立している女ということなんです。

――つばきの自立心が、恋愛の障壁になっていると?

男性に対して、心を開いて相手に寄り添いたいとは考えるけれど、何かそこに違和感があった時には、「それでもいいか!」とはならないんです。それでも、いわゆるステレオタイプの女性よりも、きちんとした生きる道筋を自分で描いている女性という、そういう女性に、作者としては惹かれましてね。


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本編のインタビュー動画では、この他にも質問やトークが盛り沢山、そして普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます!完全版が見たい方は、ぜひ本TUBEをチェック!

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文庫: 446ページ
出版社: 光文社

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