完全に飛んでしまった、他ドライブとの矛盾を含むRAID構造自体の復元に対応いたしました

完全に飛んでしまった、他ドライブとの矛盾を含むRAID構造自体の復元に対応いたしました

2017年 9月 28日

データ復旧サービスを展開するIUECデータソリューションセンター(東京都北区岩淵町25-22 1F 有限会社IUEC)は、2017年9月24日より、完全に飛んでしまった、他ドライブとの矛盾を含むRAID構造自体の復元に対応いたしました。

通常、RAID装置が故障した場合、故障する前の設定状態はそのまま残っているのが従来のデータ復旧でした。
しかし、近年(特に2016年以降)の大容量NASにおいて、この原則が崩れてきております。
※ 比較的古いNAS(5年以上前)では起きておりませんので、近年登場いたしました1.0TB以上のNASで起きる可能性が高い症状となります。

ドライブが破損後、完全に止まる事なく中途半端に動作してしまう「ビット腐敗」の影響により、メタ情報が書き換わってしまう部分に問題があるとみております。
中途半端に動作してしまいますと、その動作した分だけ、リビルドなどの操作が入り込んでしまい、大事な部分のデータが書き換わります。
これにより、完全に動作不能となった前の情報と、書き換わった分の情報に整合性が得られず、壊れたデータがそのまま出てきてしまう状況となります。

このような状況で取り出された各ファイルは、ファイル名・フォルダ名が揃っているのですが、それらが全く開かないという形になります。
※ このため、データリストなどでも、データに関する整合性検査が実施されていない場合、復旧結果を確認することが困難となります。

今回、このような問題を解決いたしまして、料金面を含め従来通りに対応することが可能となりました。

ビット腐敗について:
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RAIDのデータ復旧について:
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IUECデータソリューションセンターについて:
IUECデータソリューションセンターは、データ復旧技術を常に開発、いつでも最適なドライブ検査・S.M.A.R.T.故障予測・データ復旧を選択できる環境をリードしてまいります。データソリューションセンターのデータ復旧技術は、多くのパートナー様をはじめ、各法人様から個人様まで、フリーより幅広く展開しております。詳細については、リンクをご覧ください。

【本件に関するお問い合わせ先】
有限会社IUEC データソリューションセンター
データ復旧事業部 担当:矢野
TEL :03-3901-8847
FAX :03-3901-8867
E-mail :yano@iuec.co.jp
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ドライブ

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