誰でも手軽にIoT(モノのインターネット)の仕組みをつくれる「MESH」、新たにRaspberry PiをMESHのハブとして利用可能に

Raspberry Piに対応したMESHハブアプリを年内に配信開始

ソニー株式会社MESHプロジェクトは、Raspberry Pi向けMESHハブアプリケーションを年内にリリースいたします。本アプリケーションをRaspberry Piにインストールすることで、スマホやタブレットが近くになくても、MESHアプリで作成したIoTの仕組みを常時動作させることが可能になります。加えて、株式会社スイッチサイエンスにより、MESH GPIO用拡張アクセサリーのラインナップが追加され、今まで以上にセンサーモジュールやデバイスとの拡張が可能になります。これら2つのリリースにより、誰でも手軽にIoT(モノのインターネット)の仕組みをつくれる幅がさらに広がります。2017年10月3日より開催される「CEATEC Japan 2017」(於:千葉市美浜区・幕張メッセ、MESH展示ブースNo. H052)にて、本リリースのデモを先行展示いたします。



ソニー株式会社(以下、ソニー)の新規事業創出プログラム(Seed Acceleration Program)から生まれたMESHプロジェクト(リンク)は、Raspberry Pi向けMESHハブアプリケーション(以降、MESHハブアプリ)を年内にMESH公式サイト(リンク)上で公開します。Raspberry PiにMESHハブアプリをインストールすることで、Raspberry PiをMESHのハブとして利用できるようになります。これにより、MESHアプリで作成したレシピをRaspberry Pi上で常時動作させることが可能になります。


[画像1: リンク ]


加えて、株式会社スイッチサイエンス(リンク)により、MESH GPIO用拡張アクセサリーのラインナップが追加されます。これにより、USB給電で動作するデバイスの電源オン・オフやサーボモータのコントロール、そして、littleBitsやGroveのさまざまなセンサーやアクチュエータと接続することができるようになります。MESHアプリは、IFTTTアプレットにも対応しているため、今回のラインナップ追加によって、さらに多種多様なセンサーやデバイスとインターネット上のサービスを組み合わせることが可能となり、MESHで実現可能な仕組みづくりの幅が広がります。

なお、2017年10月3日より開催される「CEATEC Japan 2017」(於:千葉市美浜区・幕張メッセ、MESH展示ブースNo. H052)にて、誰でも手軽にIoTの仕組みをつくれるMESHのRaspberry Pi用ハブアプリケーションのデモと、さまざまなモジュールをつなげることが可能なGPIO用拡張アクセサリーを展示します。

■MESHについて

[画像2: リンク ]

MESH(メッシュ)は、無線でつながるハードウェア・ブロックと専用アプリ内のソフトウェア・ブロックを組み合わせていくだけで、「あったらいいな」と思うIoTの仕組みをつくれる、ユニークなプラットフォームです。難しい電子工作やプログラミングの知識がなくてもつくることができ、直感的でわかりやすく、プログラミング教育やSTEM教育にもご活用いただけます。
スマートフォンやタブレット用のMESHアプリでアイコンをつなげていくことで、センサーを活用した「MESHレシピ」をお手軽に作成することができます。


■Raspberry Pi上でMESHレシピを常時動かすことができるように

[画像3: リンク ]

MESHハブアプリを使うことで、スマホやタブレットが近くになくても、MESHレシピを常時動作させることが可能になります。これにより、センサーなどのデバイスとインターネット上のサービスを連携させた仕組みの活用が、さらに広がります。
※MESHレシピの編集や管理には、スマートフォンまたはタブレット端末向けのMESHアプリが必要です。

また、SORACOM AirなどのIoT向けSIMを合わせてご活用いただくことにより、Wi-Fiやネットワーク環境がない場所でも仕組みを構築することができるようになります。

利用方法:
Raspberry Pi 3 Model B(以降、Raspberry Pi)に、MESH公式サイトからダウンロードできる専用のMESHハブアプリをインストールすることで、Raspberry PiをMESHのハブとして利用いただけます。(2017年内に公開予定)

対応Raspberry Pi:
・Raspberry Pi 3 Model B

使用例:人感センサーなどのデータをGoogle Sheetsに記録し、見える化

[画像4: リンク ]

MESH人感センサーを使って、人がいる時間帯をGoogleスプレッドシートに自動で記録したり、SDKを活用して独自のサーバにデータを送信したりというような、センサーデータを活用した仕組みづくりの幅がさらに広がります。

使用例:通知や自動化、見える化など目的に合わせた仕組みをお手軽に

[画像5: リンク ]

MESH温度・湿度センサーを利用して、一定の湿度以下の乾燥した状態になったときに自動的に通知を送ったり、部屋の温度を自動でコントロールしたりなど、センサーデータを活用した通知や自動化、データの見える化など、目的に合わせてさまざまな仕組みをつくることができます。


■さまざまなセンサーモジュールやデバイスが拡張可能に
株式会社スイッチサイエンスにより、MESH GPIO用拡張アクセサリーのラインナップが追加されます。これにより、USB給電で動作するデバイスの電源オン・オフやサーボモータのコントロール、そして、littleBitsやGroveのさまざまなモジュールと接続することができるようになります。MESHでつくれる仕組みの幅がさらに広がります。


MESH GPIO用USBパワースイッチ
MESH GPIOタグを使ってUSB給電で動作するデバイスの電源オン・オフを切り替えることができます。
[画像6: リンク ]



MESH GPIO用サーボボード
MESH GPIOタグを使ってサーボモータをコントロールすることができます。
[画像7: リンク ]



MESH GPIO用Groveボード
MESH GPIOタグからGroveシステムのデバイスを使用するためのボードです。さまざまな対応可能なモジュールセンサーやアクチュエータを接続することができます。
[画像8: リンク ]



MESH GPIO用ビットモジュール
MESH GPIOタグを経由してMESHとlittleBitsを接続するためのモジュールです。
[画像9: リンク ]


※Groveボードとビットモジュールの対応可能なモジュールの一覧は、MESHのサポートページにて公開いたします。


これらの拡張アクセサリーは、今秋よりスイッチサイエンスウェブストア(リンク)にて、購入可能となる予定です。各拡張アクセサリーの販売詳細については、スイッチサイエンスにお問い合わせください。


使用例:USB給電で動作するポンプを使って、お手軽自動水やり機を作成

[画像10: リンク ]

新たに追加されたGPIO用USBパワースイッチを使用して、USB給電で動作する小型ウォーターポンプとMESH GPIOを組み合わせて、思い通りの自動水やり機をつくることができます。水やりの時間をタイマーやセンサーの条件で指定するなど、さまざまな応用が可能です。


■製品の主な仕様や詳細は、下記URLをご覧ください。
MESH公式サイト
リンク

MESH Hubアプリについて
リンク

GPIO拡張アクセサリーについて
リンク

MESHはどのようなOS、機器で利用できますか?
リンク

対応するサービスおよびスマートデバイスの一覧
リンク

■MESHプロジェクトとは
MESHプロジェクトは、誰でも簡単に「あったらいいな」をつくれる世界を目指して活動しています。
ソニーの新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」(“SAP”)から生まれた、新規事業のひとつです。

■新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」(“SAP”)とは?
既存の事業領域外の新しい事業アイデアを集め、育成することを目的に生まれたソニー独自のプログラムです。エレクトロニクス、エンターテインメント、金融等さまざまな事業領域の垣根を越えた技術・才能のコラボレーションやベンチャー企業との連携を加速していくことにより、ソニーならではの手法で新たな事業を立ち上げ続け、イノベーションを創り出していくことを目指しています。

※記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。

お客様からのお問い合わせ先:
リンク

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]