目標2020年と以降の日本における食品安全の鍵としてのGFSI育成

世界食品安全イニシアチブ 2017年09月27日 11時11分
From 共同通信PRワイヤー

目標2020年と以降の日本における食品安全の鍵としてのGFSI育成

AsiaNet 70295

パリ(フランス)、東京(日本)、2017年9月27日/PRニュースワイヤー/ --

・日本食品安全会議、「地域におけるGFSIの普及と世界との調和」をテーマに代表者400人を集める

・GFSI、日本政府からかつてない支援を受ける

・GFSI日本語サイト立ち上げ

世界食品安全イニシアチブ(GFSI:Global Food Safety Initiative)の日本ローカルグループは、2020年世界中から数千人のアスリートとスポーツファンを東京に受け入れるため、国内の6千以上の食品生産施設がGFSI承認の認証プログラムで認められるか、認証に通じるGFSIグローバル・マーケット・プログラム(Global Markets Programme)を開始する目標年に設定しました。

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この目標は、今月「地域におけるGFSIの普及と世界との調和(Local Implementation and Global Harmonisation)」をテーマに民間・公共セクターから食品安全の専門家400人を集めて行われた第7回フォーカスデージャパン日本食品安全会議(Japan Focus Day:リンク )で発表されたものの一つです。かつてない程の行政からのサポートを得た同イベントは、日本の食品安全推進のためのGFSIの取り組みを積極的に先導するこの地元作業部会にとって新たな節目となりました。

GFSI理事兼日本ローカルグループ(リンク )議長の岸克樹(きし かつき)がグループのビジョンを紹介しました。グループが優先するのは、1)ベンチマーキングと食品安全認証プログラムのベンチマーキングと承認(リンク )および2)GFSIグローバル・マーケット・プログラム(リンク )というGFSIの2つの重要なツールを用いた調和と食品安全の向上に向けた官民連携であると彼は強調し、次のように述べました。「これらのツールは業界として、国としての食品安全目標達成のための正しい解決法です。また一方では、日本の国際的なマーケットアクセスを改善するでしょう。私たちは、2020年のスポーツイベント向けに製造、購入される食品の全てがGFSI承認の認証プログラムで認められるか、GFSIの能力育成プログラムのどちらかの厳しい食品安全基準を守るようにするという絶好のチャンスに恵まれています」

食品安全に向けて官民が連携するとき

これは、日本における透明性と食品安全に対する消費者の期待が急速に高まっていることが背景にあり、業界、規制当局双方が新たな課題に対応すべく変化しなくてはなりません。国内政府機関の代表は熱心に食品安全会議に参加し、日本の食品安全に向けて進む道であるGFSIとの連携強化を望む意見を発表しました。

齋藤健(さいとう けん)農林水産大臣は、「科学的論拠に基づく食品安全管理が、非常に重要です。GFSIの食品安全管理システムが貢献することを期待しています」との歴史的スピーチを行いました。

他の政府機関もGFSIと強く関連付けて、日本の将来の食品安全に注目しました。厚生労働省は「HACCP(ハサップ)の制度化」を提起、高知県知事は「GFSIグローバル・マーケット・プログラムと調和した高知のHACCP」を発表しました。

GFSIが現在の戦略的目標のひとつである官民連携強化の取り組みを拡大している今、連携強化とGFSIツールの利用を高めることを求める声は大いに歓迎されるものです。

日本の企業および政府目標におけるGFSIツール

GFSIの画期的能力育成プログラムは、食品安全会議のプログラムの中心となりました。グローバル・マーケット・プログラムは、食品安全システムがないか遅れている企業を段階的改善プロセスで認証に導く手段の役割を果たしています。

日本では、HACCPが義務化された場合、中小企業での普及が最も緊急の課題となっており、GFSIグローバル・マーケット・プログラムは日本の消費者に安全な食品を、日本の業界に国際的マーケットアクセスを提供する驚異的なツールと見なされています。

日本での気運の高まりが、2018年GFSI世界食品安全会議(Global Food Safety Conference)開催へ

年次GFSI会議(GFSI conference:リンク )第17回は、東京で開催が予定され、「どこの消費者にも安全な食品を(safe food for consumers everywhere)」というGFSIのビジョンを前進させるため、3月5日から8日まで世界の食品産業から千人のリーダーが一堂に集まります。これは年に1度の業界の集まりであり、知識の共有、ネットワーキング、また世界の食品安全に利用されている科学、技術、協調的解決策の最近の進歩についての洞察の場を提供しています。

GFSIのコミュニティーは東京会議の準備に尽力し、食品安全会議期間中にGFSI公式日本語サイト(リンク )をスタート、日本語資料を大幅に増やしました。

グローバルプレスに関するお問合せ: Lisa Prévert、
l.prevert@theconsumergoodsforum.com;
r.matsuda@theconsumergoodsforum.com


ソース: 世界食品安全イニシアチブ

r.matsuda@theconsumergoodsforum.com


(日本語リリース:クライアント提供)


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