味の素アルテア社が新しい高力価ADC商業施設に生産スイートを開設
AsiaNet 70147 (1437)
【サンディエゴ2017年9月19日PR Newswire=共同通信JBN】バイオ医薬品委託開発および製薬サービスの大手プロバイダーである味の素アルテア社(Ajinomoto Althea, Inc.)(以下「アルテア」)は19日、カリフォルニア州サンディエゴに新設した高力価製品(HPP)商業生産施設にGMP生産スイートを近く開設すると発表した。アルテアは2015年5月1日に新施設の所有権を獲得し、2016年1月に段階的な建設・改修に取り掛かっていた。アルテアは現在、プロセス開発、分析サービスを新施設でクライアントに提供しており、2017年11月にはGMP生体共役・錯体製剤の生産を開始する。アルテアは、2018年第4四半期に高密閉フィル・アンド・フィニッシュ(充填および最終製剤化)を含むフル製造サービスを開始できると見込んでいる。
Logo - リンク
アルテアはまた、現在操業中の場所からわずか3マイルにある新施設での初めての生産委託契約をこのほど取り交わした。アルテアの新施設は、抗体薬物複合体(ADC)、高力価原薬(HPAPI)、その他の高力価医薬の錯体製剤を含むHPPの開発、試験、発売に向けた独自設計が施されている。
取引条件は部外秘だが、プロジェクトの範囲は技術移転、分析手法実施、プロセス検証、さらに、クライアントによる主要治療薬の商業生産に備えるGMP医薬品製造に及んでいる。
シニアディレクター兼事業部長のジェイソン・ブレイディ博士は「最初の生産スイート開設、最初の主要委託契約調印は、クライアントの高密閉製造ニーズに取り組む当社の投資がアルテアの成長事業にプラスの影響を与えるという明確なしるしである。市場には許容限度があり、顧客は優れた品質実績の企業が管理する最先端施設の安定利用を望んでいる」と語った。
▽味の素アルテア社(Ajinomoto Althea, Inc.)について
アルテアはカリフォルニア州サンディエゴにある全面統合・委託開発・製造企業で、臨床、商業製品開発サービスを提供している。アルテアは小瓶および注射器向けのcGMP医薬製品と微生物由来の組み換えタンパク質とプラスミドDNAの製造を提供している。これらの製造事業に関連し、アルテアは上流・下流プロセス開発、分析開発、複雑な製剤、製品発売、ICH準拠安定度試験を含む包括的な開発サービスを提供している。アルテアの製剤技術プラットフォームには、高濃度もしくは持続徐放製剤として提供されるべき大分子製品の製剤ソリューションを提供する特許技術のCrystalomics(R)が含まれる。アルテアはまた、Corynex(R)技術と呼ばれる革新的で実証済みの組み替えタンパク質発現技術を保有している。詳しい情報はwww.altheaCMO.com を参照。
ソース:Ajinomoto Althea, Inc
▽問い合わせ先
info@AltheaCMO.com
御社のプレスリリース・イベント情報を登録するには、ZDNet Japan企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。